あらすじ新聞社に勤める上野は、ある日、立て続けに2人の同僚に相談を受ける。2人とも上野の大学の後輩である学芸部の石川小百合を紹介して欲しいというのだ。小柄でやせていて、色も黒い小百合だ。上野は女性としての魅力をまったく感じない小百合がどうしてこんなにモテるのか合点がいかない。だが、彼には、初めて会った第一印象でその人間を認識してしまうという、昔からの悪い性癖があった…。
昭和三十年代なんて知らないけれど、そんなに良い人たちだらけなわけないとわかっているけれど、画柄があったかくて読まずにはいられない。 多くないページ数でこれほどまでに人情話を紡いでいけるのもスゴい。 月イチ連載になってしまったけれど、読めば必ず心はハートフル。 世界よ、ノスタルジーとはこういうことだ! でも映画化されたのは、なんか残念だった。一平のお父さんは怒りっぽくなってるし、六ちゃんなんか性別まで変わってるし...