あらすじ「私の恋した人の名前が書かれています」スーさん、稲川さん、土井さんの“仲良し3人組”が恋い焦がれた、今は亡きマドンナ。彼女は生前、金箔に“好きな人”の名前を金箔に書き高級ブランデーのビンの中にひそかに沈めていた。その恋のお相手は、「オレだ!」「オレだ!」とゆずらない3人。秘められた恋のフタが開くとき、友情… そして夫婦関係にも亀裂が入る――!?
巻数も百を超え、シリーズ映画も終わり、マンネリの極致に達した感もある。浜ちゃんの人の良さで乗り切る展開には、もう飽き飽きしてしまう。 人物の線にもバラつきが見え、画力の衰えも感じ取れる。 なのに。 オリジナルの中に、この画柄が無いと寂しくなってしまう。 マンネリの先にある空気感を掴み取った稀有な作品と言えるのかもしれない。