あらすじAPEC大阪会議が開かれる際、中国の代表団がクレームをつけてきた。対立する台湾の宿泊先のホテルと比べ、中国のホテルが見劣りするという理由だった。しかし、開催まであと1ヶ月。別のホテルで予約を入れていた地元・鹿児島の暴力団と上手く交渉できた加治隆介だったが、それが原因で「加治たたき」がはじまってしまう!!
黄昏流星群やハロー張りネズミでお馴染みの弘兼憲史先生による政治マンガ。政治マンガは珍しいと思うのですが、めちゃくちゃこの作品面白いです! 「どこが面白いの?」と聞かれても俄には返答しづらいのですが、とにかく読むのがやめられず、話がめちゃくちゃ面白いです!先生は、他にも島耕作シリーズも描かれてますが、島耕作シリーズも似たような読書感かもしれませんね。とにかく面白かった!! 印象に残ったシーンは、大学時代の友人と3人(政治家・官僚・新聞記者)で白魚の踊り食いを食べて、女将にタックルするシーン(主人公たちはラグビー部出身)です!新聞沙汰になりたくないぞと心配する官僚に対して新聞記者が「そんな記事は俺が押さえてやる」ともみ消しを公言するところが良かったです。