あらすじマスコミの「加治たたき」報道は過激さを増し、加治隆介は衆議院議員を辞職する決意をした。議員を辞職して浪人の身となった加治は、韓国へ向かう。日本外交の重要問題である日韓関係の勉強をし、韓国の政治家達と会うのが目的だったが、官房長官も務めていた重要人物ということで、北朝鮮の工作員に狙われてしまい…
黄昏流星群やハロー張りネズミでお馴染みの弘兼憲史先生による政治マンガ。政治マンガは珍しいと思うのですが、めちゃくちゃこの作品面白いです! 「どこが面白いの?」と聞かれても俄には返答しづらいのですが、とにかく読むのがやめられず、話がめちゃくちゃ面白いです!先生は、他にも島耕作シリーズも描かれてますが、島耕作シリーズも似たような読書感かもしれませんね。とにかく面白かった!! 印象に残ったシーンは、大学時代の友人と3人(政治家・官僚・新聞記者)で白魚の踊り食いを食べて、女将にタックルするシーン(主人公たちはラグビー部出身)です!新聞沙汰になりたくないぞと心配する官僚に対して新聞記者が「そんな記事は俺が押さえてやる」ともみ消しを公言するところが良かったです。