あらすじ衆議院選挙を闘い抜き、一度は落選しながらも、当選を勝ち取った加治隆介。永田町の風雲児、政治家・加治隆介が誕生した。議を唱える政治家を目指す彼は、派閥に属するだけでなく、若手の議員だけで独自の政策集団を作ろうと考える。政治不信の現代日本に、新しい政治家像を提示する弘兼憲史の本格政治ドラマ!!
黄昏流星群やハロー張りネズミでお馴染みの弘兼憲史先生による政治マンガ。政治マンガは珍しいと思うのですが、めちゃくちゃこの作品面白いです! 「どこが面白いの?」と聞かれても俄には返答しづらいのですが、とにかく読むのがやめられず、話がめちゃくちゃ面白いです!先生は、他にも島耕作シリーズも描かれてますが、島耕作シリーズも似たような読書感かもしれませんね。とにかく面白かった!! 印象に残ったシーンは、大学時代の友人と3人(政治家・官僚・新聞記者)で白魚の踊り食いを食べて、女将にタックルするシーン(主人公たちはラグビー部出身)です!新聞沙汰になりたくないぞと心配する官僚に対して新聞記者が「そんな記事は俺が押さえてやる」ともみ消しを公言するところが良かったです。