あらすじ父と兄の死は、事故ではなく、仕組まれていた…!?加治隆介は、父・元春の死の真相を追うため渡米し、父の死の謎を知る男・下薗を発見する。下薗を追い込んでいくうちに、鳩村総理の贈収賄に関与する疑惑が浮かんできた。日本政界を激震させる光田工業事件の真相とは!?日本政治の有り方を問う野心作!!
黄昏流星群やハロー張りネズミでお馴染みの弘兼憲史先生による政治マンガ。政治マンガは珍しいと思うのですが、めちゃくちゃこの作品面白いです! 「どこが面白いの?」と聞かれても俄には返答しづらいのですが、とにかく読むのがやめられず、話がめちゃくちゃ面白いです!先生は、他にも島耕作シリーズも描かれてますが、島耕作シリーズも似たような読書感かもしれませんね。とにかく面白かった!! 印象に残ったシーンは、大学時代の友人と3人(政治家・官僚・新聞記者)で白魚の踊り食いを食べて、女将にタックルするシーン(主人公たちはラグビー部出身)です!新聞沙汰になりたくないぞと心配する官僚に対して新聞記者が「そんな記事は俺が押さえてやる」ともみ消しを公言するところが良かったです。