あらすじ加治隆介がカンボジアに行っている間に、日本では衆議院が解散、不在選挙となった。連立ながら、政権をとった加治率いる桜新党。短命の暫定政権を見越して、末期の癌ながら浅海は首相となることを決意し、加治隆介は内閣官房長官となった。いよいよ加治隆介が政治の中枢に打って出る!
黄昏流星群やハロー張りネズミでお馴染みの弘兼憲史先生による政治マンガ。政治マンガは珍しいと思うのですが、めちゃくちゃこの作品面白いです! 「どこが面白いの?」と聞かれても俄には返答しづらいのですが、とにかく読むのがやめられず、話がめちゃくちゃ面白いです!先生は、他にも島耕作シリーズも描かれてますが、島耕作シリーズも似たような読書感かもしれませんね。とにかく面白かった!! 印象に残ったシーンは、大学時代の友人と3人(政治家・官僚・新聞記者)で白魚の踊り食いを食べて、女将にタックルするシーン(主人公たちはラグビー部出身)です!新聞沙汰になりたくないぞと心配する官僚に対して新聞記者が「そんな記事は俺が押さえてやる」ともみ消しを公言するところが良かったです。