あらすじプルトニウムを積んだ日本の運搬船がテロリストに乗っ取られた!船は北朝鮮を目指す。プルトニウムの奪回と人質の命、日本政府は二者択一を迫られる。救援に向かった米軍ヘリが撃墜されるにいたり、アメリカ政府、国連は撃沈もやむなし、との意を表明する。緊迫する状況の中、防衛庁長官としての加治隆介の判断と指針が問われる!!
黄昏流星群やハロー張りネズミでお馴染みの弘兼憲史先生による政治マンガ。政治マンガは珍しいと思うのですが、めちゃくちゃこの作品面白いです! 「どこが面白いの?」と聞かれても俄には返答しづらいのですが、とにかく読むのがやめられず、話がめちゃくちゃ面白いです!先生は、他にも島耕作シリーズも描かれてますが、島耕作シリーズも似たような読書感かもしれませんね。とにかく面白かった!! 印象に残ったシーンは、大学時代の友人と3人(政治家・官僚・新聞記者)で白魚の踊り食いを食べて、女将にタックルするシーン(主人公たちはラグビー部出身)です!新聞沙汰になりたくないぞと心配する官僚に対して新聞記者が「そんな記事は俺が押さえてやる」ともみ消しを公言するところが良かったです。