酔った母親の運転する車に同乗し、事故に遭ってしまった看護師のデイナ。その事故で母は亡くなり、デイナの顔にも一生消えない傷が残ってしまう。デイナは、悲しみをまぎらわすため、一時的に失明した男性の自宅看護をひきうけることになる。だが、患者のギャノンは失明以来、傲慢で攻撃的な人間になっていた。「闇で閉ざされた彼の心に、光を取り戻したい!!」デイナの誠実で献身的な看護はギャノンに通じ、やがてふたりは、深く惹かれあうようになるが…。
テキサスの弁護士事務所で秘書をしているバイオレットは、ボスであるブレイクにひそかに恋をしていた。ある日、彼女は内線のスイッチをオンにしたまま同僚にボスへの想いを語ってしまい、それを聞いたブレイクに胸の内をすべて知られてしまう。気持ちを知ってなお冷たい言葉で彼女を拒絶するブレイク。そんな彼のもとで、これ以上働くことなどできないとバイオレットは辞表を突きつける。しかし、急に職場からいなくなった彼女の存在がブレイクの中で大きくなり!?
「危険な仕事を辞める気も結婚する気もない」親代わりの遺産管財人マッケイブへの初恋が泡となって消えたウィン。彼が仕事で大けがをしたため、同居することになる。彼への想いを断ち切って婚約までしたのに、ひとつ屋根の下で暮らすことになるなんて!? 野性的な魅力を惜しげもなく放つマッケイブは、情熱のおもむくまま唇を重ねてきた。私の幸せは温かな家庭をもつことなのに、危険な香りのする彼に惹かれてしまう自分の気持ちに抗えない。どうしたらいいの──?
結婚式の直前、マギーは婚約者に裏切られた。突然の破談で傷心のマギーはリフレッシュのため、親友の兄クリントの牧場で短期秘書をすることになる。本当はここに戻ってきたくはなかったのに…。11歳年上のクリントに夢中だったマギーは17歳の時、意を決して告白するも子ども扱いされ、ふられてしまったのだ。そんな彼のもとで働き、ひとつ屋根の下で暮らさなくてはならないなんて。迎えに来た彼は大人の男性の魅力を増していたが、あいかわらず強引で自分勝手で…。
突然父を亡くし、遺産を継母にひとり占めされたリビー。途方に暮れる彼女に手をさしのべたのは、高校時代からの憧れの隣人ジョーダンだった。ハンサムで、一介のカウボーイから大牧場の経営者として成功した努力家。彼に「キスしてもいい」なんてからかわれるだけで夢見心地になる。でも、ジョーダンは上流階級の娘とつきあっているらしい。大富豪で大人の彼が振り向いてくれるはずもないけれど、彼はきっともう、本当に手の届かない存在になってしまうのだろう…。
スキー場で休暇を楽しんでいた獣医のポピーは芸能記者に間違われ、ヒゲ面の大男にさらわれてしまう。キャビンに着くと突然、轟音が鳴り響き雪崩でふたりは孤立してしまった。なんてこと! 見ず知らずの誘拐犯とひとつ屋根の下で過ごさなければいけないなんて! 誘拐犯だと思っていた彼は実は、有名なロックスターのハンク・シューマンだと知ったポピー。しかし、彼女は有名人に動じもせず冷静。そのことがハンクに火をつけてキスをされてしまい――!?
小説家志望のマリアンは、油田王ウォードの家政婦である叔母に頼まれて、彼の回想録執筆を手伝うためにテキサスを訪れた。ウォードは病のせいで死期が近いという。マリアンは精一杯、彼の力になろうと決意していた。ところが目の前に現れたウォードはきわめて魅力的でとても病人には見えない。すべてはマリアンとウォードを結びつけようとした叔母の嘘だったのだ。そう気づいたときには手遅れだった。マリアンはすでにウォードの危険な誘惑の罠に落ちていたのだ!
大人気ロマンス作家マージーはシルバーというペンネームで恋多き女として名をはせているが実は恋愛経験なんて皆無。それはマスコミにも絶対秘密だ。ある日、妹が恋人の兄キャノンに結婚を反対されていると聞いて彼を呼びだす。財閥次男と貧乏娘では不釣り合いですって!? なんて傲慢なの。話を聞く条件として彼はフロリダの別荘へ来いと言う。まるでヒーローのような彼の魅力にあらがえるかしら。何より私が、彼がポルノ作家と蔑む“シルバー”だとバレたらどうしよう!
毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「雪解けのキス」「ミスター・トラブル」の2話をまとめて収録。
毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「愛と言わずに」「ボスとの契約」「ボスにキスを捧げて」「略奪結婚」「疑惑の向こうに」「秘書の愛と献身(お試し版)」の6話をまとめて収録。
エリサは年の離れた仲のいい隣人キングから思いがけないことを頼まれた。彼の弟の妻である義妹がキングに許されぬ想いを抱いており、彼女をあきらめせるため恋人のふりをしてほしいという。恋愛経験なんてほとんどないけれど…友人のためなら頑張らなきゃ! はりきるエリサだがハンサムで優しいキングは魅力的で、彼とのスキンシップはバージンのエリサにとってあまりに刺激的だった。さらに義妹を見つめるキングの優しい瞳に気づき…胸が切なく痛みはじめて?
非行少年を更生するためのサマーキャンプを始めた弁護士のベリンダ。少年たちの悪行に手を焼かされる以上に、ある悩みを抱えていた。それは隣の土地で牧場を経営するルークが魅力的すぎるということ! どんなに素敵でも、キャンプに理解を示さない冷たいカウボーイに負けるわけにはいかないわ。ところが彼のつらい過去と隠されたやさしさを知り、惹かれる心を止められないベリンダ。ダメよ。私はもう二度と恋なんてしないと決めているのだから――。
ブレイク・ケンプはロンドン出身のエリート弁護士。片田舎には似つかわしくない、まるで法廷ドラマから抜け出てきたような有能な人物で、秘書のバイオレットは秘かにボスに恋していたが、ある日、来客中の彼の言葉を聞いてしまう。バイオレットのことを、「田舎丸出しの地味な女だ」と。さらに「糖分の摂りすぎじゃないのか!?」とも言われ、失意のままに退職してしまう。その3か月後、母の依頼によりクライアントとして、少し痩せた姿で彼に再会するとは思わずに…。
大牧場主の娘シェルビーは、父の破産により屋敷を追われる。すると、聞きなれた声が…。忘れもしない、過去につらい別れをしたジャスティンだった。「貧乏だからとあなたを振った金持ちの娘が破産して、一文無しになったのを見物に来たの?」強気な発言をしてみるも、不安な面持ちを隠せない彼女に、彼の口から意外な提案が出た。「僕と結婚すればいい」父の嘘を信じ、私のことを憎んでいる彼からのプロポーズ。この結婚は復讐だとわかっているのに、彼を拒めないのはなぜ…?
貧しい田舎娘のサッシーにとって、近所に越してきた年上の男性ジョンは王子様のような存在。小さな商店で懸命に働くサッシーを何かと気遣ってくれるだけでなく、横柄な店長のセクハラからも助け出してくれた。病気の母と幼い妹を養わなければいけないサッシーは、恋をしている暇などない。でも、ハンサムで頼もしい彼に、初めてのときめきが加速していく。――実はジョンが世界的な大富豪で、彼女が決して手の届かない、別世界の住人だとも知らずに。
法曹界の悪魔とも呼ばれる辣腕弁護士のホークは、若き記者サリーにとって悩みの種。少女の頃から、父親の事務所の共同経営者である彼に憧れていたが、その年齢差のせいでずっと子供扱いされたままで…。年頃になったサリーは、恋人をつくって叶わぬ恋をあきらめようとしていた。そんな折、ホークが担当する事件の独占取材で彼とパナマへ向かうことに。ホテルに着くなりスイートにふたりで泊まると言われて…!? いつもと違うホークの熱い視線…。これは誘惑なの…?
21歳になったティファニーは、心を躍らせていた。少女の頃から憧れていた父親の共同経営者であるキングが誕生日を祝いにやってくるのだ。セクシーなドレスに身を包み彼を誘惑しようとするが、「バージンと遊ぶつもりはないし、結婚する気もない」と彼に冷たくつき放されてしまう。半年後、モデルとして成功した彼女は久しぶりに故郷に戻った。彼に会う気なんてなかったはずなのに彼は、何度も目の前に現れ、追い返すつもりが熱いキスをされてしまい――…!?
書店を経営するダニーは地味で奥手な女性。そんな彼女が初めての海外旅行に向かう途中、機内で同じくメキシコで休暇を過ごすハンサムなエリックと出会う。運命的な出会いにダニーは恋に落ち、これまで守ってきた純潔を彼に捧げたい、行きずりの恋でも構わないと感じていたら――「今夜君を僕のものにしたい。明日結婚しないか?」出会って数日なのにエリックからプロポーズされてしまった! 驚きつつも彼の真摯な瞳に心を撃ち抜かれ一夜をともにするが…!?
雄大なテキサスの牧場で育ったアビーは、もうすぐ21歳。いまだに恋愛未経験で彼氏すらいない。その原因は、後見人のカルフーン・バレンジャー。彼女にとって彼は、両親を亡くしたあと引き取って面倒を見てくれた兄のような存在で、町では有名なプレイボーイ。しかし、アビーにとって彼は恋するには十分の相手。だが、彼に妹のようにしか見られず、いつまで経っても子供扱い。どうしたら大人に見られるかしら。彼女は、一人前の女性であることを証明しようとするが…?
都会での華やかなインテリアデザイナー生活で体を壊し、家政婦の職に就くため自然豊かなテキサスの牧場へやって来たジェニー。しかし、必死の思いでたどり着いた牧場で彼女を迎えたのは約束の相手ではなく、大柄で無愛想なカウボーイ、エバレット。雇用主はどこ? 不安な面持ちで尋ねた彼女に、彼は目をぎらつかせて言いはなった。「弟は…1週間前に死んだ」なんですって!? 行くあてのないジェニーを不憫に思った彼は、弟の遺志を尊重して彼女を雇うことにするが…。
「僕たちは家族になるんだ」親を亡くしひとりぼっちのキャスリンに14歳年上のブレイクはやさしく告げた。あれから10年…義兄ブレイクの過保護さにキャスリンはうんざりしていた。好きな服を着ればセクシーすぎると咎められ、男女交際なんてもってのほか。私はもう20歳、子供じゃないのよ! 反発したキャスリンはブレイクを見返そうとパーティーの日、美しく変身してみせた。ところがブレイクは「僕が手を出さないと思っているのか?」と唇を奪ってきて…!?
シカゴの敏腕弁護士J・Dのもとで働く秘書のガビーはある日突然、イタリアへの同行を命じられた。目的は誘拐された彼の妹を自力で救出するというのだ! 驚く彼女にJ・Dはさらに敵を欺くための提案する。「怪しまれないよう、休暇を楽しむ恋人同士としてふるまってほしい。だから、夜も僕と同じベッドで眠るんだ」男性とつきあった経験のない私に恋人役が務まるの!? 不安に駆られるガビーに、彼はいきなりキスをして…。
ミステリー作家のマデリンは出版記念パーティーで、お祝いに来てくれた友人ジョンに思わず目を奪われた。長身で圧倒的なルックス、石油王の彼は会場中の女性の注目の的だ。12歳も年下の私は、彼にとってそういう対象ではないだろうけど。それにかつて手痛い失恋を経験したマデリンは恋なんてこりごり。傷心を支えてくれた彼とは、このままずっといい友人関係でいたい…。しかし、たまには彼を驚かせようと大人っぽくドレスアップした夜、熱くキスされて情熱をかわしてしまい…!?
マンダリンにとって隣人のカウボーイ、カールソンは苦手なタイプだった。大柄で黒い髪に人を見透かすような瞳をもつ、粗野な男性だからだ。そして一番の問題は、なぜか彼にセクシーさを感じてしまうから…。ところがある日、カールソンはマンダリンにマナーのレッスンを申し込んできた。レディの扱い方を教わりたいと言うのだ。都会で育ち、上品で美しいマンダリンは、いやいやながら引き受けることになる。彼はどんな女性のために変わろうとしているの…?