リンゼイ・アームストロング(Lindsay Armstrong、生年不詳)は、南アフリカ共和国生まれのオーストラリアのロマンス作家。1981年にミルズ&ブーン社からデビュー。 南アフリカで生まれ育った。西アフリカで働いていたニュージーランド生まれの夫と出会い結婚。子どもは5人おり、南アフリカで3人を、ロンドンで1人を、オーストラリアで1人を出産した。市民権を取得しオーストラリア在住だが、アフリカを頻繁に訪れている。
人気料理家スカイは実業家ニックと婚約解消をした。スカイは温かい家庭を望んでいたのに、ニックは結婚後も自由に過ごしたいし、子供も欲しくないと言う。求めるものが違いすぎて、もう一緒にはいられない。スカイは傷ついた心を癒すため、バカンスに出かけた。ところが、有名人のスカイを周囲はそっとしておいてくれない。うんざりする彼女を運命はさらに追いつめる。この世で最も会いたくない人物――ニックと再会したのだ! しかも彼は昔の恋人を同伴していて…。
博士論文に集中するため、叔母の別荘を借りることにしたレイチェル。研究一筋の彼女はオシャレに無頓着だったが、叔母の手によっていたずら半分で変身させられる。私がこんなハデな格好をするなんて! そのせいでパーティーで出逢ったハンサムな外科医メルに、大金持ちの愛人と誤解されてしまう。しかも、隣に引っ越してきた彼は「金目当ての高級娼婦とわかっていても僕は君が欲しい」とキスを奪ってきて…? 本当の私は、普通の恋愛さえ縁がない地味な女なのに!
アリゾナのもとに、亡き夫の親友デクランが1年ぶりに現れた。ある予告を実行するために――。最後に会ったのは夫の葬儀の日。彼は不躾にも悲しみの渦中にある私にプロポーズをし、断られると1年後に改めて申し込みに来ると宣言していたのだ。潤沢な財産をちらつかせれば誰とでも結婚する女だと思っているあなたとは、今でも一緒になる気はないわ! 身構えるアリゾナに、憎らしいまでに美しいデクランは告げた。断る余地のない、残酷な選択肢のついたプロポーズを。
派手な衣装を着てイベント会場で販売員として働くマーサは、実業家サイモンに娼婦だと蔑まれた。なんてこと! マーサは彼にシャンパンをぶちまけた。それなのに食事に誘われ、ふたりは思いがけず急接近。けれど楽しい日々は彼の帰国により一方的に終止符が打たれた。そして3年後、モデルとなったマーサの前に再びサイモンが現れた。突然の再会に驚くが、以前と変わらない魅力をたたえる彼に心が騒ぐ。もう彼みたいな男性に振り回されないと決めたのに…。
ラジオのディスクジョッキーをしているオーロラは、いつも笑顔で可憐な癒し系として街でも知られた存在だ。しかし身勝手な父に実家を売却され、彼女は人生最大の危機に直面する。その家には、人の悪口を綴った“呪いの日記”が隠してあったのだ! 彼女は日記を取り戻すべく、真夜中にかつての実家に忍び込むことに…。しかし、あと1歩のところで現在の家主で大学教授のリュークと鉢合わせしてしまう。暗がりのなか、ふたりは唇が触れあうほど体を密着させて!?
毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「雪解けのキス」「ミスター・トラブル」の2話をまとめて収録。
毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「唐突な愛撫」「恋に落ちた夜」「再会のモンテカルロ」「砂漠のナイチンゲール」「花言葉を君に」「砂漠に落ちたルビー(お試し版)」の6話をまとめて収録。
弟の不祥事を謝罪するため、ステファニーはドミニクに面会を申し入れた。ドミニクは弟の雇用主であり、そして…かつて思い焦がれて夢のような一夜をともにした相手でもあった。あの夜のことを思い出すと屈辱で胸が痛む。私がすべてを捧げた翌朝、彼は他の女性と熱くキスしていたのだ。そんな男に頭を下げなければならないなんて。ドミニクは案の定ステファニーを冷笑で迎えたが、予想外の提案をしてきた。彼と便宜結婚をすれば、弟のことは見逃してやるというのだ!
父亡きあと、莫大な借金を背負ったルーシーは、幼なじみの大富豪ジャスティンに借金の肩代わりと引き換えに、結婚を申し込まれた。彼にはずっと忘れられない特別な女性がいるはずなのに、いったいどうして…。ずっと慕っていたジャスティンの真意がわからぬまま、結婚式を迎えるルーシー。その夜、彼女は意を決し、彼に宣言した。「絶対にベッドはともにしない」と。しかしジャスティンは、余裕たっぷりな態度を崩さぬまま。ルーシーは、彼に心を乱されてばかりで…!?
「君とはもう一度会うことになる」ワイナリーを営む実家に帰省したキムに、リース・リチャードソンと名乗る男性が告げた。魅力的だが冷たい瞳の彼に胸がざわつく。そして、嫌な予感は的中した。キムの家に彼がやって来たのだ。彼は、借金苦で倒産しそうなワイナリーを買収しに来たという。心臓病を悪化させながらも、リースには売らないと頑ななキムの父に、彼は言い放った。「では娘を大金持ちの男にでも嫁がせることだな」と。思いがけない提案にキムは困惑し――?