スターの父とデザイナーの母をもつ生まれついてのセレブリティ、エヴァ。亡き母をしのぶ慈善パーティーを主催するが、寸前で来られなくなった兄の代役として、よりによって大富豪ダンテ・ヴィターレが現れる! 5年前、エヴァは初恋の彼に純潔を捧げようとしたが、一途な想いは冷たく拒まれた。スピーチを終えた彼女はテラスで彼に熱いキスをされ、それが一大スキャンダルをまき起こしてしまう。マスコミを抑えるため、ふたりは期間限定で恋人のふりをすることに!?
名門政治家一族の令嬢アマンダは非道な動物虐待の噂を聞き、プロレス試合の会場へと赴く。スポットライトを浴び、虎を従えて現れたのは“ビーストマスター”ブラム! 王の風格さえ感じるけど、なんて粗野な男性かしら。試合に勝利した彼は意地悪そうに笑い、アマンダをかついで野蛮さを見せつける。屈強な半裸の胸に抱きかかえられると、男性に免疫のない彼女の身体は感じたことのない甘い熱にさらされる。しかも大勢の観客の前で強引に唇を貪られ…!?
肌もあらわなレースの衣装をまとい、音楽にあわせて踊る場末のバーのダンサー――それがジョージアの仕事だった。ふたりの子供と病気の母親を養うには、週末だけでも実入りのいい仕事をしなくてはいけないからだ。ある夜、ひとりの男性客から送られる熱い視線には、彼女の理性を飛ばす特別な情熱がこめられていた。彼の名はジョーダン。ジョージアの貧しい生活に助けの手をさしのべてくれるやさしい紳士であり、守るためには大乱闘さえ辞さない情熱家だった…!
無実の罪を着せられ、恋人に捨てられ、絶望のどん底のミスティ。家も仕事も財産も失った彼女は姉の結婚式で、結婚相手の弟モーガンを紹介されるが、彼はなぜか不機嫌。熱く険しいまなざしはまるで発火するよう。ドレスを着ているのに裸にされたような気分だわ…。ダンスで抱きすくめられると火照った肌の香りに遠くなる意識。しかし、彼はむさぼるようなキスをすると、まるでミスティが誰かれかまわず誘惑する女だと罵り、バックホーンから出ていくよう言った。
ローラは、ロシア人と砂漠の民の血をひく実業家ワシーリー・デミドフの個人秘書に応募した。友人の兄である彼にローラは10年前から憧れていて、隠し撮りした写真を今も大切に持つほど。しかし、面接をする彼はなぜかローラに異様な敵意を燃やし、悪意に満ちた質問を投げかけてくる。憤然として帰ろうとしたものの彼には中国語が堪能な秘書が必要な切迫した事情があるらしく、意外にも採用される。翌日、ローラは彼とふたりきりでモンテネグロ出張へと旅立つことに!?
会社を売却し、再出発をはかろうとロンドンから故郷へと帰ってきたヴェリティ。彼女の運転する車の前に少女が飛び出してきて病院へとつれて行くことに。その少女が、彼女を捨てたサイラスの娘だと知り、愕然とする。身分違いを理由に伯父にひきはなされた元恋人。永遠の愛を誓ったのに、彼女がNYへ行かされている間に、彼は他の女性と結婚して今は実業家として成功しているらしい。その彼が突然やってきて、冷たく言い放った。「僕の人生にかかわるな」。
ロンドン郊外の会社に勤めるリジー。4年前、彼女は憧れの男性フィリップとベッドをともにしたことで誰にも言えない秘密を抱えていた。ある日、音信不通だった彼が突然現れてこう告げた。「君にもう一度会いたかった」彼は覚えていないの? 別れ際に投げつけた残酷な言葉を――!?
イタリアから来た御曹司カルロと初めて会った瞬間、令嬢ベネティアは確信した。 この人こそ私の運命の男性! だが、ちょっとした誤解からその想いは無残に打ち砕かれた。 そして6年後、父の葬儀で再会したカルロの言葉に耳を疑う。経営不振だった父の会社を救うために私と結婚するですって!?私をふしだらな女と軽蔑しているのに・・・。
ミスティの経営するケータリング会社は倒産の危機に瀕していた。 そんな彼女に救いの手を差し伸べたのは、イタリア系大企業の重役レオーネ・アンドラッキ。しかし彼は支援の見返りとして、ミスティに恋人のふりをするように要求する。女性には不自由しないであろう彼がなぜ? ミスティが選ばれた裏には恐るべき計画があった・・・!!
降りしきる雪の中、ロンドンの空港でリディアは中東のシーク・アミールに出会う。 彼女は彼に対し、未だかつてないほど激しい欲望を感じ、熱く官能的な夜を過ごす。翌朝目覚めると、悪天候のため空港が3日間閉鎖されるという知らせが・・・。 そんな時、彼から「君が望むなら3日3晩を君に捧げよう」と告げられて!?