私の恋が死んだのは、いつからだったんでしょう……?ガゼル王国宰相の娘、ラチェリア侯爵令嬢は19歳の時に、第四王子で王太子であるブラッドフォードに嫁いだ。同じく幼い頃に母親を亡くしたふたりは、幼なじみとしてお互い支え合い、励まし合って成長してきた。しかし、そんなふたりの関係性は、ブラッドフォードがほかの女性と恋を落ちたことで変化し始める――。しかし最終的に、ブラッドフォードの恋人であるアラモアナ侯爵令嬢が事故で死亡とされ、ラチェリアが王太子妃となる。だけど、結婚して何年も経つのに子宝が恵まれず、ブラッドフォードの態度もずっと冷たいまま。さらに、アラモアナがブラッドフォードの子供を連れて現れたことで、ラチェリアは自分の恋の終焉に気付き始める――。
「求められているのは体だけなの!?」出会ってすぐに惹かれた相手に、軽い女だと思われてしまい…?──私、初めて本気で男の人を好きになってるの?バーで出会った美しくミステリアスな蓮に、惹かれずにはいられない遥香。意地悪なことばかり言う彼と、なぜか遥香は一夜をともにしてしまう。そして、いつの間にか蓮を本気で好きになっているとわかり、彼を思うだけで夜も眠れなくなる。なのに蓮は、遥香の前から姿を消して…?
一夜をともにした相手は、新社長だった!? 本気で恋した相手との再会に驚いて…。ヘーゼルの瞳に、美しい顔。そして、近寄りがたいミステリアスな雰囲気。バーで出会った蓮という男は、意地の悪いことばかりを言って困らせてくる。でも、そんな彼に惹かれた遥香は、彼とともにホテルに行き、一夜をともにしてしまう。そして、いつの間にか蓮を本気好きになっていると知り、彼を思うだけで夜も眠れなくなる。なのに、そう気づいた遥香を避けるように、蓮とは連絡が取れなくなる。遊ばれただけだと落ち込む遥香の前に、新社長として蓮が現れて──?
エリーは義理の兄で元恋人リュークの婚約を祝うため、家族でバカンスを過ごしていた。だがせっかくのリゾート地でひとり憂鬱だった。理由は、自分にまだ未練があると勘違いするリュークが、強引に秘密の関係を迫るからだ。困ったエリーは、大嫌いだったもうひとり義兄ジャックと恋人のふりをすることになるが…――演技のキスはいつしか熱を帯びて本物のキスとなり、ふたりきりのデートはときめきを覚えるばかり…。彼へのこの気持ちはいったい何…!?
普通の高校生・山口弘の前に現れた謎の術を操る中国人2人。「ただ今新弟子募集中!!」と勧誘された弘だったが…!?中国四千年の歴史もふっとぶギャグコメディ
同居している大学のクラスメイトのディアブロ。美形ですれ違う女たちはみんなディアブロに振り返る。そんな彼が自分に瓜二つの男から「KILL…YOU……」と宣言された。そして同居のオレまでもが命を狙われ始めた!! 一体何故、何者が!?
甲賀卍谷の柳楽に、風魔の毘沙呵から果たし状が届いた。闘いは性技で…。柳楽は甲賀流吸淫術で、相手の精汁を全て吐き出させて殺そうとし、毘沙呵も風魔の秘術で対抗した。延々と続いたSEXのあと、愛してくれと叫ぶ柳楽を残して、毘沙呵は去る。しかし柳楽の身体には、毒が仕込んであった。瀕死の毘沙呵を見つけた柳楽は、毒消しを塗った身体で抱かれて…。表題作「花堕とし」の他「園-KUSABIRA」「花はくれなゐ」「花や今宵の」「月に鴉の啼く夜は」を収録。
ジーン・マーカス警視──凶悪事件の犯人検挙率ナンバーワン、ニューヨーク市警の星。長い睫毛がグレーの瞳を縁取って、白い貌に紅い唇──見た目からも憧れられる彼だが、普段は飽くまでグータラネコ。相棒にしてドレイ?のグレン刑事とともに、不思議な事件を次々と解決して行くBLエロチック・ミステリー。シリーズ3編に大正浪漫「僕しかいない」を加えたBL作品集!
パルチザンとの紛争が続く不毛の戦場。軍の非人道的な行為に胸を痛めるヴァイス少佐は、脱走した捕虜によって拉致され、パルチザンのアジトに監禁されてしまった。捕らえた者と捕らえられた者の逆転。完全な敵同士であるはずの二人は…。幻想的かつエロティシズム溢れた、異国ロマン作品集。
新しく応援団に入った花村実は、小さい・細い・内気の三拍子揃った子羊のような一年生。そんな実がかわいくて、気になって、守りたくてしょうがない副団長の京介。毎日、調教のようなハードトレーニングで失神寸前の実は京介の甘くあたたかな腕の中に包まれることで満たされ、さらなる解放を求めて京介に溺れていく……。
知っているようで知らない、ハムスターについての素朴な疑問。読んだらすぐ解決!! ハムスターを知りたいとき、マンガで読む飼育書、1巻。●目次より抜粋/ハムスターのプロフィール/飼い始めの一週間/守ってあげたい快適生活/困ったときのトラブル対応策/ハムスターの子育て/ハムスターの病気 予防と対応策
両親を亡くし、伯母に引き取られたものの、ずっと厄介者扱いをされてきたマーティー。大好きな伯父が迎えにきてくれる日を夢見ていたマーティーのもとに、フランスにいる彼から手紙が届いた。やっと落ち着く家を見つけた伯父が、マーティーを招いてくれたのだ。古びたスーツケースにわずかな全財産を詰めこんでフランスに旅立ったマーティーは、伯父の家で見知らぬ男からの拒絶にあう。そこは伯父の家ではなく男のもので、伯父は4か月前に死んだと聞かされて…。
貧しいルーシーは学費を工面できずに休学し、住みこみで資産家の老婦人の付き添いをして生計を立てていた。その雇い主が亡くなり、弁護士から驚くべき遺言を聞かされる。莫大な財産のすべてを血縁でもないルーシーが相続するというのだ。親族はルーシーのことを、老婦人をたぶらかした詐欺師と決めつけ、訴訟を起こされてしまう。代表であるオリバーは気品をたたえたハンサムな大富豪だが、ルーシーを見つめるまなざしは冷たさと不信をたたえていて…。
「なぜ僕から逃げ出した?」初対面の男性から敵意もあらわに話しかけられ、サンチアは困惑した。彼は弁護士のアレックス。話を聞くと、ふたりはかつて恋人同士だったという。だがサンチアは2年前、事故に遭い、事故前の記憶を失っていた。事情を説明すると、納得した様子の彼は「過去を取り戻す手助けがしたい」と言ってきた。記憶を思い出すことを諦めていたサンチアは、その提案に心そそられた。だが一方で、恐ろしくもあった。なぜこんなに不安を感じるのかしら…!?
私が結婚を申し込まれたのは、子供をたくさん産めそうだったからなの? しかも、結婚そのものがうまくいくか自信が持てないなんて──。夫アレックスと義父の会話を立ち聞きしたダフネは、妊娠がわかったばかりにもかかわらず実家へと逃げ帰り、一方的に離婚届を送りつけた。しかし、ダフネは3つ子を出産した直後、アレックスに連れ戻されてしまう。そして、結婚記念日の2週間後までに、“別れたらもったいないと思うような夫”になると宣言されて…。
カメオの制作をするペイジの工房に、突然見知らぬ男性が現れた。「火事だ」と叫ぶ言葉に訛りがある。窮地を助けてくれた彼は、ロシアから来た新しい隣人だった。ステファンと名乗る彼の容姿はすばらしくセクシーで、恋することを拒み、ひとり暮らしていたペイジの胸は高鳴った。すると彼は次の日、また次の日も英語のレッスンと称して現れ…気づくと、へんてこな英語を話す美男子はペイジの生活の一部になっていた。恋はしないと決めているのだから私に近づかないで!
ロージーは窮地に陥っていた。祖父の遺言によって、結婚しないと彼女が住む由緒ある屋敷が貪欲な親戚の男の手に落ちてしまうのだ。そこで弁護士は、遺言のための契約結婚を強く勧め、相手として彼女の幼なじみのガードの名前を挙げた。気が進まないロージーだったが、祖父が愛した屋敷を救う手段はそれしかなく、屋敷に興味を示していたガードも提案に応じた。傲慢で意地悪なガードは理想にほど遠いのに、その魅力に心揺さぶられてしまう…。彼の狙いはこの屋敷なのに。
デボラはアルバイトをしながら世界を旅している。ある日、訪れた島でバッグを失くし、茫然としているところを車にひかれそうになる。慌てて車から降りてきたのはギル・ハミルトンというイギリス人男性。やり手のビジネスマンといった風貌の彼は、デボラの窮状や無謀な旅の様子を半ば呆れながら聞いていたが、デボラの名前を知るなり意外な仕事の話をもちかけてきた。「君に妻のふりをしてもらいたい」と。それは、デボラと同姓同名だという彼の婚約者を演じることで!?
毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「雪解けのキス」「ミスター・トラブル」の2話をまとめて収録。
「ひと夏の間、子供の世話をしてほしい」──その言葉とともに現れたブレイクは、ベラが代理母として産んだ赤ん坊の父親だ。出産後も赤ん坊から離れたくなかったが、ブレイクの妻と交わした約束のせいで、ベラは彼らの前を立ち去らねばならなかった。だが、2か月前にブレイクたちは離婚したと聞かされた。それなら、赤ん坊の世話を引き受けてもいいのではないだろうか? けれど、ブレイクが結婚しているときには抑えておけた恋心を、隠しとおせる自信はなくて…。
ホープは、父の頼みで住み込みの家政婦をすることに。秀才ぞろいの家族の中で、仕事も続かずなんの取り柄もない…わたしだけとんだ落ちこぼれだわ。けれどここでなんとかしなければ! お屋敷に到着したホープは、出迎えた主人をみて驚愕した。ラルフ・ブラウン──10代の頃、ダンスフロアの真ん中でわたしのドレスを引き裂いた男! まさかひとつ屋根の下で、彼と生活をともにするなんて!? しかもラルフは、ことあるごとに熱っぽくホープに誘いをかけてきて…!?
海辺の別荘ローズ・コテージで支配人として働くことになったフェイスだが、別荘のオーナーであるレディ・サニーは結婚のすばらしさについて語るばかりで、ろくに仕事の説明すらしてくれない。そもそも男性不信のフェイスは結婚にはまったく興味がないというのに…。ところが、仕事ひとすじの彼女にいちいち干渉してくる男性が現れた。とても魅力的なハリーは不思議な存在で、彼に振り回されながらもいつしかフェイスにとってひどく気になる男性となって…?
ジャンガリアンハムスターの黄味太、ゴールデンハムスターのひかるとよね、そしてリスのかげると、4匹のげっ歯目が駆け回るみなみ家。神経質で臆病な女の子・よねは私の手にのるのがキライ。手をだしたら、あさっての方向にジャンプ! 頭からポプリポットにホールインワン! 大丈夫!? って心配したけど、よねはポプリの花をカリカリかじってる!? 机の上をフラフラと動き回る黄味太。なにを追ってるの? 自分のヒゲについたゴミだった…。個性豊かな先輩たちに、新入りゴールデンの茶々丸、そして金熊のおいもとしぐれもくわわって、みなみ家の“ごくらく度”はますます上昇中!