読切マンガの感想・レビュー4481件<<129130131132133>>いい雰囲気ア・ピリオド・イン・ウィンター 岩崎真名無し雰囲気と絵とタッチがよくマッチしている…! 不思議なことに寒さとか光が当たっているとか寝息とか聞こえてくる気がするんですけど多分読んでるうちに自分の記憶を無意識下で引き出しているのかもしれません。 静かだけど綺麗でいいなと思える作品ですね藤本タツキ先生はチェ…ルックバック(読切) 藤本タツキ名無し藤本タツキ先生はチェーンソーマンの人というくらいの認識で、私はバトル系の漫画が苦手で絵も惹かれなかったので読んでいませんでした。 でも、今日たまたまルックバックを紹介している記事を目にして、自然とジャンププラスのアプリを開いて読んでいました。 まずページ数にびっくり。 え、スマホで読むのしんどいかも…。 まあいいか、ちょっと読んだらあとでタブレットで読めばと思っていたのもつかの間、気づけば最後まで夢中になって手を止められませんでした。 私は先生のことを知らないので京アニに思い入れがあることも当然知りません。 だけど、あの事件はオタクとして過ごしてきた私にとって、かなり衝撃的で今でも心に傷が残っています。 そんな状態でも、これはあの事件のことも含めて描かれているのだな、と気づきました。 みなさんの感想を読んでいて、それ以外にもいろんな要素が含まれていることを知ってなんだか打ちのめされました。 漫画で、読み切りで、こんなすごいの描けるの? 誰だよ、漫画はオタクのものだって言ったやつ。 映画や小説と肩を並べられるくらい文化的だろって大きな声で言いたい。 単行本化が既に決定しているということなので楽しみに待ちます。 追記 タイトルがチェーンソーじゃなくてチェンソーマンなことを知りました。 チェンソーマンもめちゃくちゃ面白かったです。 大好きな漫画家さんと同じ時代に生きれることが幸せです。連載で読みたいジャンプの読切大東京鬼嫁伝(読切) 仲間只一starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)※ネタバレを含むクチコミです。なるほどなぁキスしたい男 タイザン5名無しキスさせるために奮闘するかっこいい話かと思いきや地味に泥水を啜るような身の上話だった! 読了後一個思ってしまったんですがアンジェリーナジョリーとキスするために渡米した方がよかったんでは?! 何か一つのことに盲目的に取り組むことで他の嫌な事を忘れるのはわかるのですがであれば好きな人が自分のパーソナルスペースに入ってきてすぐ改心するのではなく、好きな人と渡米してやっぱりキスしたかったけど思ってたのと違ったと分かる展開で終わるパターンかなと思ってしまいました 年取ると斜に構えて読んでしまってダメですね… 絵がめちゃくちゃ好みだったのでまた作者さんの話、読みたいです 感動は原体験に基づくことを知ったルックバック(読切) 藤本タツキ六文銭魂が震えるほど感動した。それほど良かった。 藤本タツキ先生を、自分はどこかちょっと引いて見ている点があった。 というのも、「ファイアパンチ」のインタビューを読んだとき、計算高い感じを受けてしまったからだ。 こうすれば読者はびっくりしたり、感動するんでしょ? みたいなのを狙ってやっています、みたいな雰囲気をプンプン感じてしまい、とりわけ「ファイアパンチ」の1話で興奮していた自分は、その打算さにがっかりしてしまった。 続く「チェンソーマン」も、どこか薄目でみている感じがあった。 だが、もうそれを撤回する。 本作を読んで、全力で先生を追いたくなった。 それほど感動した。 この感動は自身の過去の思い出とリンクしたからだ。 本作を読んで久しぶりに思い出し、そのことで人生で初めて泣いた。 本作の主人公・藤野と自分が重なったのだ。 そして、京本のような人と出会い、同様に亡くなった経験があったからだ。 本作を読んで、感動とは、こういうことなのかと魂レベルで理解できました。 原体験に基づくとより強力なんです。 この思い起こさせてくれた体験だけで、 作品に対して、ただただ感謝し、 描いてくれた作家さんの一生ファンでありたいと思いました。もしも幼馴染がパパ活していたら…?パパ活しないでくれ 帰田名無し※ネタバレを含むクチコミです。「ただ離婚していないだけ」のアナザーストーリー読切ただ結婚しているだけ 本田優貴名無し※ネタバレを含むクチコミです。 自分の葬式に流す曲、決めてる?live forever くそごり名無し※ネタバレを含むクチコミです。キャラが良い。ぼくは文学のえっちなところが好きだ 安藤コウヘイ 馬渕朝子名無し※ネタバレを含むクチコミです。母と娘って似てるからややこしいア・ピリオド・イン・ウィンター 岩崎真かしこ今「マンガ黄金時代'60年代傑作集」を読んでいて、ガロとかCOMの漫画って詩とか絵画みたいだなと思ってたんだけど、この読切にも似たような雰囲気を感じた。あんまり説明が多くないから、お兄ちゃんが傍観しすぎじゃないか?とも思ったけど、これは母娘の話だからありなのかな。家族の中で母と娘だけ仲悪いとか現実にあるもんね。この作風が好きだからあまり変わらずにいてくれたらいいな。掲載されたスピリッツの発売日が藤本タツキの「ルックバック」が発表されたのと同じ日だったから、なんとなくこっちも話題になってほしいなと思った。いい漫画なので。 なぜイラつかれるのかどうしよう 一斗缶名無し面白い読切だと思ったんだが、アプリのコメント欄見たらヒロインが叩かれまくっていて、本気でイライラしてる人が多くて驚いた…。ギャグ漫画として読んでないって事なのかな触れないわけにはいかなかった #読切応援ルックバック(読切) 藤本タツキ野愛原稿に向かう藤野の背中のコマが印象的。このコマを描いたのは藤野の背中を見ていた京本なのか、それとも京本の視線を背負っていた藤野なのか考えてしまった。どちらのつもりで描いたのか藤本先生に聞いてみたい。 あの時こうしていればという瞬間があったとしても、避けられた悲劇があったとしても、自分が選んだ道に間違いはないんだと。見ていた背中に間違いはないんだと、過ごしてきた時間に間違いはないんだと教えてくれるような作品だった。 藤野の描いた4コマがちゃんとめちゃくちゃ面白いのが凄い。これを見て笑ってる京本の顔を想像してちょっとだけ泣いた。こっちも面白い!篝里嶺家の令嬢 銀堂智名無し※ネタバレを含むクチコミです。 藤本タツキのまんが道は辛くて愛しい #読切応援ルックバック(読切) 藤本タツキたか最初の扉絵に143ページとあってあまりの長さにビビリつつ読んだらすごかった。なんで藤本タツキの書く少女ってこんなに純粋で愛しいんだろう……胸が苦しい。 超画力の京本とセンスとスピードの藤野。 藤野がクラスメイトに言った「5分で描いた」はフカシではなく本当で、よそんちの廊下でサラッと一瞬で4コマを書き上げる。が、うっかりそれが京本の部屋に滑り込んでしまう。 尊敬する先生の見たことない描き下ろしが突然部屋に現れたときの京本の気持ちを考えるとたまらなくなる。 そしてあの事件のあと、今度は藤野の元に京本が描いた藤野の作風をリスペクトした4コマ「背中を見て」が届く……。 京本の背中には小学生のときに描いた藤野のサインがあり、藤野の背中は、ずっと京本が見ている。 ……。 ……。 話の大筋は「田舎の小学生2人がお互いの才能を見出し漫画家を目指す」というまんが道スタイルでありながら、キャラの造形・演出・話の展開は完全に藤本タツキ味に仕上がっているものすごい作品。 2021年一番心に残った読切でした。 【追記】 京本が家にいるときに鍵を掛けてなくて、藤野が鍵開いてるな〜中に人いるんじゃんって玄関まで入っちゃうとこ田舎あるあるで笑った。自分が子供の頃(20年くらい前)はこんな感じだったけど今もそうなんだろうか。 あのコンビニはあるにはあるけど雪深いところとか、窓から山が見えるところとか……自分の地元と重なる部分が多くて、だからこそ2人が出会えたことの得難さを噛み締めてしまう。 たとえどれだけ辛い別れになったとしても、2人が唯一無二の関係としてともに時間を過ごすことが出来て本当に良かったなと思う。新世界漫画賞受賞作!おもしろかった!呪神ミーシャ ATSUX名無し※ネタバレを含むクチコミです。これは大賞だ #読切応援余白の世界 山原中名無し※ネタバレを含むクチコミです。 これからいろんな作品を読んでみたい作家 #読切応援くちべにがしたい 三ト和貴名無し以前、ヤンマガに掲載された読切『吐露』が素晴らしかった三ト和貴先生の新作読切。 楽しみにしておりました! まさか講談社系でもなくハルタの増刊の『テラン』で発表で驚きました。 少女は母の化粧を見て、くちべにを塗りたそうにするが母から止められてしまいます。 一人で留守番する少女が、手の届かないところに置かれた化粧道具を取ろうとしていると…。 『吐露』に比べるとすごくほのぼのした話で、きゅっと短く可愛らしいオチもついていて意外な作風の変化でしたが、絵の雰囲気の良さ、画面構成の気持ち良さがあり、また次回作も読みたくなりました。板垣巴留の人間読切白ヒゲとボイン 板垣巴留starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)『BEASTARS』板垣巴留による特別読切。 風俗嬢のイチカはある日ヤバめの客に当たってしまった。 その客はガタイが良く、白ヒゲでコワモテのおじいさん。 セクシーに迫ってみても、なぜか半裸で黙々とPCで作業をしていて相手にしてくれないがそれにはある事情があって・・。 人間を描いてるのを初めて読んだ! といっても白ヒゲのじいさんは野性味あるし、ボインなお姉さんもどこか動物的な愛嬌を横顔のフォルムに感じるのは「BEASTARS」の読み過ぎかもしれない。 内容的にはフリの段階でだいたい想像できるものではあったけど、シンプルでベタで見開きがパワフルでかっこいい。 裸の女性が谷間を寄せて少しかがんだときのお腹のしわをちゃんと描いているのがなんだか良いなーと思った。 二人の関係性は、あくまで世の中に割り当てられた役割を必要に応じて演じているだけで、男だからとか女だからとか、性によるこじらせた自意識のようなものが描かれていないのでさっぱりしてていい。 ここでは性差、年齢差を取っ払って意図的に人間対人間の構図にされている気がする。 ヤルつもりはないが一泊するためだけに風俗に来た男と、風俗嬢だがヤラない客を持て余し気味の女、この二人の間には性的搾取もなく仕事でもなくなってしまったから、ただただフラットな二人になるのだ。 そして忘れられない特別な関係になる。いや、なっていた。 全く内容とは関係ないけど、友達になるなら、妙な政治や力関係などが及ばないフラットな関係を結べる、こんな人達となるのが楽しそうだ。短くてびっくりした彗星のレミィ がぶと名無しでも短いからこそいろんな想像が膨らむ。 棒アイスみたいなシルエットのいきもの?スーミィさんと、可愛い女の子のレミィさん。滅びた地球を観測して、それをレミィさんのお父さんに報告しているみたい。でももしかしたらスーミィさんはレミィさんの想像上の生き物かもしれないし、本当は観測もしてるふりかも、お父さんなんていないかも、とか…? 気だるさや表面化しない悩みのようなものはすべて夏が包んでいる #読切応援赤裸々きららララバイ 梓義朗名無し※ネタバレを含むクチコミです。いい話。ふしぎな鳥のヤッキ 百々瀬新 へじていと名無し※ネタバレを含むクチコミです。内容は辛いものだけどとても読みやすい。日陰の芽 横川タナシ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 こういう世界観めちゃくちゃ好き #読切応援しろ 山田睦nyae夜勤明けの疲れた体で、ふといい匂いにつられて立ち寄った路地裏の食堂。 そこで食べた具だくさん土鍋ラーメン。賑やかな客と交わした会話。 が、それは全ては夢、または幻だったのか…? でも満たされた気持ちとお腹は嘘じゃない。 こういう世界観の漫画ほんとに好きです!!!沁みます!!!ぶっ飛ばしてくれてて気持ちのいい読切 #読切応援タッキュウガイ 後藤逸平名無し後藤逸平先生の6年ぶりくらい、『ハイファイクラスタ』以来のジャンプ掲載なんじゃないでしょうか。 ショート読切でしたが、その中にギュギュっと面白さが詰まっていて超好きでしたし、続きを読みたくなりました! ただ、続けようとしたらすぐインフレしちゃってめちゃくちゃ大変なことになるはずですが! 一本の読切の中でそこまでぶっ飛ばせるのはすごいなと思いました。 あと、スマホの単ページ表示にも気を使ってそうなページがあって、見やすくて迫力ありました。 また何かの作品で読みたいです。<<129130131132133>>
雰囲気と絵とタッチがよくマッチしている…! 不思議なことに寒さとか光が当たっているとか寝息とか聞こえてくる気がするんですけど多分読んでるうちに自分の記憶を無意識下で引き出しているのかもしれません。 静かだけど綺麗でいいなと思える作品ですね