ちびっこ天使
『魔法使いサリー』(作品発表時は『魔法使いサニー』)発表の2年前に『りぼん』(集英社刊)に連載された『ちびっこ天使』が、待望の電子書籍化!! 世の中の善悪を知らない二人の天使、チルルとマルルが事の善悪を知るため、天帝から地上に遣わされます。はじめての人間社会で、二人が体験する出来事とは……。雑誌掲載時のカラー44ページを復刻し、掲載当時の各話扉も完全収録!! 巻末エッセイ:関 弘美(『おジャ魔女どれみ』『ふたりはプリキュア』『明日のナージャ』プロデューサー、東映アニメーション企画製作本部企画開発スーパーバイザー)
土忍記
抜忍(ぬけにん)、それは忍びの世界において己の流派から脱する事である。忍びの一族は生涯、徹底的な秘密主義であり人里離れた土地で集落を形成し、外部との連絡を絶ち、内部の情報を決して外へと漏らす事を許さない。忍びに生まれた者は一生、己の流派から抜け出す事ができず、万が一、抜け出す事が出来ても常に命を狙われる事となる。本編に登場する三人はすべて抜忍である。忍びの掟は彼らの存在を決して許さず、組織の全てを駆使して抜忍を永遠に追い続けるのである。彼らの命が尽きるまで……。
ゼロ1戦隊
たった4年間で13の軍港、艦艇6、空母1、戦艦1、そして潜水艦25隻を潰した日本海軍のナンバーゼロ1と呼ばれた男。伝説の彼は昭和25年5月、終戦の3ヵ月前に米軍の攻撃により死亡。時は流れ、叔父のナンバーゼロ1に憧れる少年・アキラは、フロッグメンになりたいと、母や兄が心配する中、家出し、茨の道を歩み出すが…。
マグマ大使
ある朝、目をさますと、まもるくん一家は前世紀の世界にいた!そして、それはなぞの怪人ゴアの地球侵略のまえぶれだった!ゴアのわるだくみにたちむかうロケット人、マグマ大使とは何者?傑作SF漫画第1弾!!
ガムガムパンチ
ガムの国からきた不思議な博士に、ある日魔法のガムをもらったパンチとピンコの兄妹が巻きおこす抱腹絶倒のいたずらの数々!ガムの神さまやら、その弟子まで加わって、怪獣はとびだし、台風は酔っぱらう大騒ぎ!
エンゼルの丘
人魚のすむエンゼル島。島の王女ルーナは、掟にふれ、海に、流されてしまった!日本青年英二に救われたものの、ルーナの記憶は失われていた。何もわからぬ王女に、陰謀の魔手がせまる!!傑作長編ロマン、第1弾!!
冒険放送局
なんでも夢をかなえてくれる不思議な機械“モシモ一号”を使って冒険の世界へ飛び出した兄妹は、頭のかたい大人たちを相手に八面六臂の大活躍!!他に秘境冒険漫画の傑作「ボンゴ」を収録したファン必見の一冊!
黒い秘密兵器
プロ野球界の名門巨人軍の秘密兵器として、さっそうと登場した椿投手。その快速球は、セ・リーグの強打者連をなぎ倒し、守備面でも超人的なファインプレーを再三にわたって演じ、またたくまにプロ野球界のヒーローにのし上がった。椿投手の名コンビとして、バッテリーを組む大船捕手、打倒椿をねらう大洋の強打者、柳生選手。これら若きプレーヤーが織り成す熱血感動の大長編コミックス!
ジュードーくんと呼ばれる少年・若草十郎六段は、世界柔道選手権大会で優勝。その祝賀会の帰り、謎の男たちに襲われるが、それはインドに柔道の先生として来てほしいインド高官の企みだった。後日、妹のエミと共にインドに到着した十郎は、インドの高官であるポーダの命を狙う秘密結社に、ポーダ共々狙われる。異国での危機に十郎たちは!?
ちかいの魔球
二宮光は、誰にも打てない魔球を投げることができる超高校級の左腕投手。甲子園を賭けた試合を前に左腕を負傷した二宮は、それでも試合終了ぎりぎりにグラウンドに現われ、渾身の力で魔球を放る!一度は決まった甲子園行きも相手校のエース・中村の陰謀によって取り消されてしまう…!!しかし二宮の実力はプロの世界にも知れ渡り、なんと憧れの巨人軍からもスカウトが――!!
アニマル1
東一郎は東京の下町・河岸中学の一年生。川に浮かぶ一隻の船で家族と暮らす、ガッツあふれる少年だ。転校初日にレスリング部の主将にのされた一郎は、悔しさからレスリングの道へ…!動物の中でも一番強いアニマル1、その高みを目指して一郎の戦いが始まる!!
青の6号
海中航路の安全を守るため、海底火山口に作られた青の本局。そこに所属する潜水艇が青の6号だ。艦長の伊賀三佐が舵をとり、早田二尉が補佐をし、コンピューターによって潜水艇フリッパーの乗員に選ばれたケン太と竜次とその他青の6号乗員は猛者揃い。太平洋各地で潜水艇が撃沈される事件が起こり、青の6号が捜索追撃の任務のため、海底を出発した!
魔法少女モノの原点と言われる横山光輝の『魔法使いサリー』。そのプロトタイプ作品がこの『ちびっこ天使』になります。紙の本はプレミア価格がついてますが、電子書籍なら550円とリーズナブルな値段で読めます。 描かれた時代は、1963年10月~1964年8月『りぼん』に連載(※参考: https://ebookjapan.yahoo.co.jp/content/author/1837/cibikko/ ) されていたもので、『奥様は魔女』(1964)とほぼ同時期。横山光輝が少女向けのマンガを描いてた時代の作品になります。地上に使わされた天使たちが人間社会の中で善悪を学んでいくストーリーで、横山先生らしい洞察力と素朴な優しさを感じる作品です。 巻末には『おジャ魔女どれみ』や『ふたりはプリキュア』などを手掛けた関弘美さんの文章では、作品が復刻したことの喜びと、現代の子どもにも読んでほしいという力強いメッセージが綴られています。 > ちびっこ天使を手に取られた皆様にお願いします。この本をどうか、お子さんやお孫さんにプレゼントしてあげてください。今の子どもにもきっと共感してもらえると思います。