宇宙検閲官

こういうSFが読みたかった

宇宙検閲官
たか
たか
1年以上前

読んでみて「あ・・・自分はこういうSFが読みたかったんだな」と気付かされた作品。設定もキャラも全部良い。 「僕は世界を守ってる」と言う変なおじさんが現れたことから、主人公のマキちゃんの運命が変わり次々起こる出来事が起こり始める。 マキちゃんがバタバタしている姿が健気でかわいい。 1巻の最後でビビりながらトイレでググってたのたまらない・・・。 そして宇宙検閲官・ロジャーのただカッコいいだけじゃなくて、掴みどころがなくやってることは時を超えるロリコンストーカーおじさん(イケメン)というのキャラもいい。ファミレスのパフェって思ったより高いし値段どおりデカいのスゲーわかるww 「君にとっては10年前だけど、僕にとっては数ヶ月前の出来事だからね」とかいうエルシャダイみたいなセリフが最高だった。いかにもSF。 あと車窓の外に走ってる忍者(物理)のシーンもよかった。 かっこいいメカもたくさん出てきて本当に読み応え十分。早く続きが読みたい・・・!

入浴ヤンキース

男子高校生2人の趣味は…銭湯巡り!

入浴ヤンキース
たか
たか
1年以上前

読む前からわかってたけどやっぱ面白れ〜〜…!!新連載のたびに「ヤンキー漫画の名手」と表現される奥嶋ひろまさ先生ですが、今回読んでやっぱりヤンキーをかっこよく描く天才だなとあらためて思いました。 タイガー&ドラゴン(懐かしい)と呼ばれている主人公2人のよく喋る方・竜哉の、畳み掛けるような銭湯レポートがたまらない…!成り飯でファンになった自分は「これだよこれ…!!」と思わずニッコリしてしまいました。奥嶋先生の描くギャグシーンは毎回ボケがいいんですよね…かわいくて優しい。 そして「イケメンが風呂に入ったときにやってほしいカッコいい仕草」と言えばアレしかないと思うんですけど、それをバッチリ見せ場を作ってやってくれて「は〜〜!もう最高…!」という感じ。 しかもそのカッコいいシーンの見せ方がやりすぎてない、自然なところもまたいい。露骨に描きすぎると意図的なサービスシーンになってしまい「媚びてる」と感じるものですが、それがない。あくまでキャラの「カッコいい見せ場」というレベル。その匙加減が素晴らしい…! 2人が次にどんな銭湯に行くのか、今からメチャクチャ楽しみです。 【追記】現在、奥嶋先生が作画を担当しているBL作品『同棲ヤンキー赤松セブン』1巻の表紙も銭湯ですごく素敵です。こちらもヤンキー高校生が主人公ですが、生活描写がとにかく生っぽい実写ドラマのような作品ですのでこちらもぜひ…! https://comic-action.com/episode/13933686331613282934

数字であそぼ。

数字であそびたい

数字であそぼ。
hysysk
hysysk
1年以上前

大学で数学を学んでない身からすると、「高校でやってたあれはこういうことだったんだ!」という発見がある。自分も主人公と同じく暗記で乗り切ったタイプなので(見ただけで覚えられるほどの力はないが)、すごく共感しながら読んだ。登場人物が異能を持ちながら基本的には駄目人間てのがいい。数学の知識がなくても十分楽しめるし、京都に土地勘ある人はローカルネタも楽しめると思う。

チロルチョコで働いています

チョコレートに創造性が詰まっている…!

チロルチョコで働いています
hysysk
hysysk
1年以上前

誰もが知ってるチロルチョコがどうやって作られているか、成り立ちの歴史も振り返りつつ紹介しているのだけど、めちゃくちゃ面白そうな仕事ですねこれは。50年の歴史があるだけに景気の上下、インフラの変化(バーコード読み取りできなかったり)、流行の移り変わりに左右されながらも、次々と新しいアイディアで乗り越え続けてきているのが分かる。企画部は30人と少数で、社内での試作の様子などはフードテックのスタートアップみたいな雰囲気もある。 マンガによる製造工程の図解も分かりやすく、パッケージデザインやキャラクターの話、未発売の企画など、何気なく食べているお菓子がいかに工夫されているかが嫌味なく表現されていて、よくぞこのクオリティをあの価格で…という気持ちになること請け合い。大学生ならエントリーシート書いてる。

怪人開発部の黒井津さん

「悪の組織」が舞台のお仕事コメディ(?) #1巻応援

怪人開発部の黒井津さん
sogor25
sogor25
1年以上前

正義のヒーローと戦う悪の組織・アガスティアで、ヒーローと戦う怪人を創り出す“怪人開発部”に所属する黒井津さん。 彼女は戦闘要員ではありませんが、毎日“あるもの”と戦っていました それは ・仕事はできるがどこか緩い上司からの無茶振り ・限られた予算や納期、 ・幹部たちを前に新たな怪人をプレゼンする企画会議 などといった仕事をする上での困難の数々。 この作品は、悪の組織を“会社組織”に見立て、“怪人開発部”で巻き起こる様々なトラブルに東奔西走する黒井津さんを描くコメディ作品です。 “怪人を開発する”という現実には存在しない仕事のハズなのに、黒井津さんに降りかかるトラブルがどんどんリアルに見えてきて、お仕事ものとして読めてしまう、そんな作品です。 それでいて、悪の組織特有のネタも上手く組み込まれていて、リアルとファンタジーの融合した、広い層の方々が楽しめるようなコメディ作品に仕上がっています。 1巻まで読了

給料日のグルメ

ちょいちょい飲みに行かれるより全然いい、と全国の妻は思うはず

給料日のグルメ
野愛
野愛
1年以上前

おもしろいとかおもしろくないとか作品の感想より先に、これやりたい!と思いました。 豪華な外食を1人で楽しむことに限らず、自分へのご褒美って人生に絶対必要なことだとわたしは思います。 神藤は奥様から許可も出てるし仕事も真面目で家庭を大切にしているという大正義なキャラ付けがあるので、変なストレスなく読めるのもいいですね。 普段好きなもの1人で食べてるんだから奥様と飯行くときは完全に合わせてやれやとは思いましたけども。 そんな些細なことよりも料理が美味しそうで素晴らしいですね。 牡蠣バターめちゃくちゃ食べたい。

いたいお姉さんは好きですか?

いたいお姉さんが好きです

いたいお姉さんは好きですか?
野愛
野愛
1年以上前

いたいお姉さんは好きですか? いたいの具合にもよりますけどわたしは好きです。かく言うわたしもいたいお姉さんであります。 主人公のOL板井さんはなんかちょっと残念というかちょっと愚かというか、なんというか痛いです。でも「うわ、やば…」という痛さではなく「あらあら」みたいな痛さです。つまりかわいいです。 スカート履き忘れて痴女疑惑が出たり、26年間彼氏なしなのを妹に言えず見栄をはったり、股間の塗り薬のCMソングを口ずさんだり、かわいくておもしろい痛さです。 頑張り屋さんなドジっ子ではなくかなり怠惰だし、めちゃくちゃ性格が良いわけでもないしリアルさも含めて愛おしくなります。 家族と仲良しエピソードにほっこりしちゃって板井さんいい子じゃん…なんて絆されちゃうのもまた一興。 もう一度言います。 いたいお姉さん好きです!板井さんはかわいい!

人間回収車

芽愛と絵里(3)

人間回収車
名無し
1年以上前

「回収リスト 五十嵐 芽愛」にて、なぜ碧生は芽愛の話を聞かずに嫌味をぶつけたのでしょうか?  仮に、なぜ桜を回収させたのかなどについてきちんと話せば防ぐことができた悲劇もあるのにと思います。  また「回収リスト 村上 絵里」での隆司も、絵里の心の傷に気がつけば、絵里が歪まずに済んだかもしれません。  その点についてはいかがでしょうか?

呪いと性春 文野紋短編集【電子版限定特典付】

性春

呪いと性春 文野紋短編集【電子版限定特典付】
さいろく
さいろく
1年以上前

どれもこれも毒っ気があって(呪い要素)青くない性春だなぁと納得。 タイトルもよく付けたものだ。 途中のえらい短い話の「秘密の花園PINK」はどこかで読んだ事があって(どこだったか忘れてしまった)再会できたことでちょっとビックリした。マンバで紹介されてたのかな…? 個人的には「神様の心臓」が他より一段上った話に感じてすごく良かったです!

全裸稼業

ナイスですね!

全裸稼業
ウマタロ
ウマタロ
1年以上前

タイトルと表紙を見ての通りAV業界の漫画である。「全裸監督」にあやかったタイトルだが特に主人公がパンイチで撮影する漫画というわけではない。   プロダクション会社を舞台に、女優のスカウトからデビューまでを描く話が多い。主人公は至ってクールガイである。ワケアリの女優を引き取って育てたり、女優を喰い物にする悪徳プロダクションを懲らしめて引き抜いたり荒事もスマートに解決する。エロとストーリーが半々くらいで丁度いい塩梅である。 「奴隷区 僕と23人の奴隷」「美しい犬」「ストーカー浄化団」など数々の胸糞マンガの名作を生みだしてきたオオイシヒロト原作とあって、面白さは保証されているが1巻時点ではウォーミングアップという感じ。まだまだこれから盛り上がってくと思う。

Love,Hate,Love.

私のまわりのスキとキライ

Love,Hate,Love.
nyae
nyae
1年以上前

年の差はあれど、けっこう真っ直ぐな恋愛マンガだと思います。 お隣さんとって設定は個人的に好きなやつですね。現実でそんなことは絶対にないので… 10年以上前の作品ですけど古さも感じないし、日々感じるけど言うまでもない(言えない)違和感とかを言葉にしてくれる感じはずっとあるんだなと感心しました。ただ処女じゃなくなることを「貫通」っていうのどうなんだ笑 好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、と自分の中でハッキリ答えを出して主張することは大事かもだけど「好きと嫌い」だけで世の中は成立してないと思います。 昔、貴和子が友達ふたりとお茶してて、ひとりが席立ったときにその子の悪口を言い出す場面を取り上げて「女って怖えー」みたいなことを言ってる人いたなと思い出した。あの場合に関してはどっちもどっちって気もしたけど男女関係なくどこにでもある光景ですよね。

ミミクリ

アングラ的あたおか案件

ミミクリ
さいろく
さいろく
1年以上前

「あたおか」って使っても大丈夫なのかちょっと不安になったけどまさにあたおかな作品。 最後まで謎のままな部分が多いけど、基本的にずっと超小さくて裸の少女達が人間に食べられていく(人間にはその姿が食材のように見えている)というエログロなシーンが続く。 少女達はみんなかわいく描かれているけど、後半はちょっとキツイ描写が多かった。そして物語はよくわからなかったw 添加物の一種というわけでもなさそうだし…答えは謎のまま、だと思ってますが読んだ人いたら感想求む。

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