興味しか湧かないタイトルに惹かれてジャケ買いしたら大当たりでした! たとえるなら、吸血鬼すぐ死ぬと葬送のフリーレンを足して神奈川で割ったみたいなすごい作品。地元ネタ&エルフネタのキレが半端じゃなかったです…!
時は令和2年――。かつて村を焼かれたエルフ達は現在神奈川の各所に居を構え、それぞれが住んでいる土地の名で呼ばれています。物語は生粋の川崎っ子で川崎在住の人間「川崎」とその友人で横浜在住エルフの「横浜」を中心に進んでいきます。
「語学の本(※ジョン万次郎著)がほしい」
「横浜駅が完成する前に寿命がきそう」
「川崎にだけはエルフは住めないからなぁ。空気が悪くて、エルフ的に」
…と、初っ端からエルフならでは悠長過ぎる時間感覚ネタと、愛のあるご当地自慢&自虐ネタが絶妙に絡まり合っててとにかく面白い…!!
特に「消費税って今10%じゃないスか! 人間はしらないかもしれないスけど昔は消費税なかったんスよ!!」でクソ笑いました。マジで時間感覚ガバガバ。
そして、人間社会に疎いエルフと対照的に、時代にバッチリ適応しているのが丁寧語で喋る渋いオークの「町田」。
…そう!! なんとエルフは神奈川に、オークは町田に住んでるんです…!
エルフVSオークの構図に東京(町田)VS横浜をかぶせてくるところ上手いなぁと思います。
ちなみにオークさんのおかげで横浜駅に横浜線が通ってないことを初めて知りました(学生時代に横浜線を使ってたのに)。
エルフとオークの他に、その二者を相手に商売をしているダークエルフ、そして人間の4種族が入り乱れた東京=横浜エリアで、川崎がスットコエルフたちに面倒をかけられ続けるところを永遠に見ていたい…🤤
そしてなんと驚くべきことに、いまならたったの「194円」でこの『#神奈川に住んでるエルフ』が最新6巻(単話売り)まで読めてしまいます…!! 読みましょう。
東京都の真下に位置する神奈川県。横浜、横須賀、相模原、平塚……様々な地域に別にひっそりするでもなく普通に暮らしているエルフたち。今日も横浜駅で本を探したり、みなとみらいで買い物をしたり、オークとケンカしたり(?) と現代エルフライフを謳歌中。関東No.2の地で始まる、人間もエルフも必見の“令和最新版”の異色ファンタジーコメディー!コミックス限定の描き下ろしエピソードも収録!「コミックELMO」掲載話、第1話~7話までを収録しています。
東京都の真下に位置する神奈川県。横浜、横須賀、相模原、平塚……様々な地域に別にひっそりするでもなく普通に暮らしているエルフたち。今日も横浜駅で本を探したり、みなとみらいで買い物をしたり、オークとケンカしたり(?) と現代エルフライフを謳歌中。関東No.2の地で始まる、人間もエルフも必見の“令和最新版”の異色ファンタジーコメディー!コミックス限定の描き下ろしエピソードも収録!「コミックELMO」掲載話、第1話~7話までを収録しています。