泥臭い絵だから伝わる絶望と希望とリアリティ
再びアイドルとして輝くために #1巻応援
かつて人気アイドルとして名を轟かせた五月メイでしたが今はコンビニのアルバイトとして過ごす日々…。そんななか、彼女の大ファンだった嶺田不二子と偶然にも再会し、今度は不二子とともに夢を目指すことに。 不二子自身、メイの輝きによってアイドルになることを決めたひとり。その不二子の声がメイの夢を再び呼び覚ますのは王道でグッと来る展開です。 アイドルものとして特徴的なのは作詞、作曲、振り付け、広報など「自分たちで全部やる!」という自家製アイドルグループとして活動していくところでしょうか。この辺はすごく今っぽい気がして面白いです。 家族の前で居心地が悪そうなメイのようすなどざわざわするようなリアリティと、夢に向かって再点火するエネルギーが爆発する爽快感の両方が味わえる分厚い作品でした。早く2巻読みたい!
母と娘って似てるからややこしい
今「マンガ黄金時代'60年代傑作集」を読んでいて、ガロとかCOMの漫画って詩とか絵画みたいだなと思ってたんだけど、この読切にも似たような雰囲気を感じた。あんまり説明が多くないから、お兄ちゃんが傍観しすぎじゃないか?とも思ったけど、これは母娘の話だからありなのかな。家族の中で母と娘だけ仲悪いとか現実にあるもんね。この作風が好きだからあまり変わらずにいてくれたらいいな。掲載されたスピリッツの発売日が藤本タツキの「ルックバック」が発表されたのと同じ日だったから、なんとなくこっちも話題になってほしいなと思った。いい漫画なので。
情け容赦なし
永井豪先生を彷彿とさせる 伝奇ヒーローもの。 時期的に『獣神ライガー』を意識してるのかな? 序盤から主人公とヒロイン以外、親・友人などが 容赦なくグロく死んでいく。 死んだと思った親友が敵組織の手で生き返り、 ライバルとして登場するのはありがちだけど、 燃える展開だと思った。 只、やはりグロ過ぎたのか、打ち切り。 もう少しマイルドというか、特撮ヒーローっぽく 出来ていたら、化けた可能性があったかも知れません。
古典的少女漫画美と現代的コマ割りのフュージョン #完結応援
※ネタバレを含むクチコミです。
2020年圧倒的No.1ドエロBL
今日ナタリー見てたら「TVアニメ化」という記事を見つけてスマホを落としかけました。これテレビで流すとかマジかよ……!? いくらBlu-rayで謎の光は消えるにしろ、地上波では画面全部真っ白になるだろすげえよ!!! これをアニメ化するのに関わった全ての偉い人。感謝するぜお前と出会えたこれまでの全てに……! https://natalie.mu/comic/news/437405 帯で局部が隠れてるのジワジワ来ますね。 しかもノワ(※表紙ですごいエッチなことになってる方)の声優が興津和幸〜〜〜!? ジョースターさん……!!! 昨年2020年にこの『森のくまさん、冬眠中。』を単話で買って読んでたんですけど、他の追随を許さない圧倒的なエロさでものすごく感動しました。 とにかく絵が上手くてエロい! 100点満点中500点のエロさ。 表紙がエッチすぎてマンバに感想投稿するの遠慮してたんですけど(最新クチコミに上がってきちゃうから)、これはもう書くしかないな……と覚悟を決めて投稿しました。
ハイテンション人情飯漫画
人力車の車夫でありながら、類稀なる料理の腕を持つ男・風さんが美味しい洋食を作って啖呵を切ったりトラブルを解決したりするお話。 こってり濃厚な絵柄、浅草の人情味あふれるキャラクター、シズル感たっぷりの洋食…全部が過剰なのにコンパクトに読めちゃう感じ、好き。 風さんの料理を食べたらみんな裸で風神雷神になったりお神輿担いだり、これぞ飯漫画のリアクションだ!と気持ちよくなっちゃう。 エロ要素強めな過剰リアクションは苦手だけど、トンチキ系過剰リアクションはいいもんだ…! 登場する料理もハヤシライスにナポリタンにオムライス、味の想像がつくからこそ無性に食べたくなるものばかり。 こってり濃厚な読み応えだけどちゃんとお腹は空きますね。
大王様こと及川徹さん(27)について【最終回】
※ネタバレを含むクチコミです。
なぜイラつかれるのか
面白い読切だと思ったんだが、アプリのコメント欄見たらヒロインが叩かれまくっていて、本気でイライラしてる人が多くて驚いた…。ギャグ漫画として読んでないって事なのかな
カワイスギアタックで地球を守れ
にゃ○こ大戦争のようにカワイイの波状攻撃を繰り出し、今日も密かに宇宙人から地球を守っている猫たちであった(無意識) みたいな話です。 ネコの可愛さに悶えて死にそうになるリザも可愛いけどやっぱ犬猫は可愛いんでわかる、わかるぞ。 私は犬派です。かかってこいや。
くれよんカンパニー新連載
大きな観音像が見守る、とある村で暮らす親子。 父親の時生と双子の子ども・光と音。2人の母親は3年前に“いなくなった”。 時生は何故か、異常なほどに2人に対して過保護である。そして時生はある日、村の人々が狂ったように観音様に手を合わせている光景を目の当たりにする。 一見平和でのどかな村に見えるけど、確実に何かがおかしい。半分になった世界とはなんなのか?なぜ母親はいなくなったのか? 謎が多すぎて何もかもが不穏でしかないけど、とにかく続きが気になりすぎる。
オモロイド
胸キュンシーンあるで
エロさに慣れてくるともっと面白い
結構エロい漫画なんですが、毎回エロいんで読んでいくうちにそのエロさに慣れてしまい今ではちょっとやそっとでは驚かなくなりました。でもそれぐらいエロイんですこの漫画は。もちろんエロ以外にも魅力がたくさんあって、個性ある凶悪な仲間の少女達との関係性だったり、様々な殺人武器を使ったアクション、敵組織や殺し屋との戦いもめちゃくちゃ面白いです。
アニメ・コスプレ愛に溢れた秘密の同棲生活
※ネタバレを含むクチコミです。
設定はベタなんだけど、すごく良い
うまく言えないのがもどかしいんですけど、 設定としては(失礼ですが)ベタなんですよね。 けど、すごくいいんです。 双子の兄妹なのたが、恋愛対象としてお互いに惹かれあっており、 でも、兄妹なのでその気持を隠して高校まで過ごす。 しかし、ひょんなことで、実は兄が養子だったという事実が発覚し、 更に意識していくという流れ。 義理の兄妹✕同居✕ラブコメ 的な流れは、幾度となく読んできて、 様式美すら感じるのですが、本作はそれでも、面白いんです。 二人とも一途に思い合っているのが伝わって、 脇見なしで一直線にぶつかっていく様は、 見ていてこっちが恥ずかしいやら、キュンキュンするやらで、 もうーたまりません!! 純度120%は言い得て妙だと思いました。 糖度が足りていないかたにおすすめしたい作品です。
自然体で生きている感じ。
ポエムです。 ふわふわした感じだけど、しっかり伝わってくる。 不思議な世界観。 自分の知っている世界が、小さいなぁって感じました。
人生が散らかる相談室
読者の些細でくだらない相談事を、漫画家界のご意見番(?)・カレー沢薫先生の手によって深刻化してみせるという謎の新連載が始まった。 みんなも相談を投稿しよう!いまなら低倍率らしいぞ! 投稿方法ははがきに書いて編集部に送るか(面倒くさい)、ツイッターでハッシュタグと一緒に投稿するか(恥ずかしい)、二つに一つだ!
5巻までは読まないといけないかもしれない
クセの強い作品なので好みは分かれそうだな〜と思いつつ14巻出ているのは納得。主人公のこじらせ具合とか、陣営に所属しながら個人プレーする感じとか個人的には『惑星のさみだれ』を思い出しながら読んでた。序盤ノリきれないのもちょっと似てる。 自分は5巻で善の廻り者と悪の廻り者の構図がグラっと揺らいで一気に引き込まれたのでピンとこなかった人もそこまでは読んでほしいかも。この辺りで前世の記憶に乗っ取られて動いてしまうこととか、色々引っかかってたことも俎上に載って一気に面白くなる。 FGOのサービス開始よりこっちの連載が先なのも初めて知った。兄貴のデザインとか立ち位置とか、図らずもなんとなくカブってる要素がFGOにあるのも面白いところ。
人間不信にさせる気か…!?
※ネタバレを含むクチコミです。
これこそ安達哲の最高傑作では?
ここ数ヶ月で「バカ姉弟」以外の単行本化されてる安達哲作品をほとんど読んできたけど、ダントツで「幸せのひこうき雲」がよかった…。世間的な代表作は「さくらの唄」「お天気お姉さん」かもしれないけど、この2つの後に描かれただけあって、漫画家・安達哲にとっての到達点のような最高傑作だった。超簡単にあらすじを説明するとサディスティックな女教師におもちゃにされる少年の話なので、現代の価値観でいうと連載するのも難しいだろうし、こういうのを読むのも嫌な人もたくさんいるだろうけど、まさにファム・ファタールって感じでオチも含めて圧倒されます。考えてみると「キラキラ!」みたいなラブコメを描いていた頃から、安達哲にとって女の光と闇がテーマの1つなのかもしれないと思った。正直にいうと「バカ姉弟」は興味がなかったけど、「幸せのひこうき雲」があまりにもよすぎて、この後にどんな作品を描いてるのか気になってしょうがなくなってきた。
登らなければ落ちないのに
※ネタバレを含むクチコミです。
とにかく感動する!
いままで読んでこなかったけど、友人にすすめられて読みました。 とにかく感動。胸が熱くなる物語。 やはり、最後の試合がいちばん最高でした!
読むとウキウキする
作者のファンなので読みました。 結婚式に憧れてひとりウエディングフォトを撮るところから始まるエッセイ。 「ハードルなどなかった」と気づくシーンが1番好きです。
201巻が10月に出ますね
ゴルゴ追いつかれちゃったね https://www.agara.co.jp/article/137412
吉本浩二先生の描く漫画は私にとって 気にはなるけれど好みではない作風だった。 なんだか絵が泥臭い感じがして。 その印象はヒット作の「ブラック・ジャック創作秘話」を 読んでもあまり変わらなかった。 確かに面白いのだが、絵の泥臭さというか、 熱くるしさというか、 とても細かく書き込んでいらっしゃるのだが、 それが必ずしもプラスになっている漫画と思えなかった。 だが「さんてつ」を読んで、読みながら泣いてしまった。 なんら過激な演出などしていない。 ひたすら泥臭い絵をひたすら描きこんでいる。 その絵から、文字通りに被災地の泥の底に 色々なものが埋もれている感じが圧倒的に伝わってきた。 写真で見ることで伝わる被災者や被災地の惨状は 間違いなくリアルであり事実なんだろうけれど、 吉本先生の絵からはなにかそれ以上に伝わるものを感じた。