九龍で会いましょう

幸せの見つけ方。

九龍で会いましょう
干し芋
干し芋
1年以上前

運命の人ってどのように出会い、どのように恋愛に繋がっていくんだろう。 そして、結婚が終点なのだろうか? どれだけの人が、自分のすべてをさらけ出して、恋愛をしているのか? 自分にとっての幸せは、自分が満たされていることではなく、相手の喜ぶ顔が見られることか。結局、自分に素直になれる、自分探しができた人が、幸せになれるってことね。

おのぼり物語

久しぶりに読んだけどやっぱりいいな

おのぼり物語
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

カラスヤサトシの上京時の話 会社を辞めて上京した際の自身の日常生活でのギャグがメインで進む。途中から家族の話になるがカラスヤサトシのマンガとして進むので変な悲壮感は感じられないところが良かった。 この辺りの時代に描かれた『COMICアレ!』に掲載された「海辺の人々」という漁師の親子が陳情に行くたびにおしゃれになっていく短編はものすごい好き。

ひめちゃんは重い女

面倒な人に優しい作品 #1巻応援

ひめちゃんは重い女
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

『お父さんは心配性』なんて作品もありましたが、心配性・考え過ぎ・嫉妬深い人はマンガにおいては極端なコメディにされるかライバルとして冷遇されるか……あまり自分事として受け入れられない。 なんで?みんなだって、メンドクサイ人でしょ?(暴論) ★★★★★ 大学生のひめちゃんは、思考が後ろ向きで、嫉妬深い。カッコいい彼女がいて幸せそうなのに、とにかく悪い事ばかり考えて落ち込んでいる。 ひめちゃんを不安にさせない様、気遣いの出来る彼女はパーフェクト。でもだからといって、ひめちゃんが不安にならないという事は無いんだよなぁ……不安の種を見つけては堕ちて行く思考回路は同じ「重い」人間として、とても分かる。 そんなひめちゃんを普段から支えるのは、ゲイの後輩。彼とひめちゃんの対話が、とにかく面白い。 どちらかが、普通は引かれるような不安や嫉妬を吐露すると、「わかるわー」と返ってくる。その遣り取りを見ていると、「それ重いって」と突っ込む自分がどれだけ一般論に迎合していたかに気付く。そして二人の「重さ」が自分事として、沁みるように理解出来る。 基本百合マンガでありながら、不安症の二人の相互理解にも心を持っていかれる。最高な彼女がいるひめちゃんには、酷い男に引っ掛かり続ける後輩に優しくしてあげてよ……と思いました。

女神降臨

麗奈の人生を見守りたい

女神降臨
野愛
野愛
1年以上前

コンプレックスを抱えた女の子がメイクで大変身して自分らしく輝いていく物語。 だと思ってたけど神田くんor五十嵐くんとの恋愛がメインだな…こんなピュアでまっすぐなイケメンが2人もいるもんか…夢か…?とかなんとか思いながらも、麗奈の人生を見守りたい気持ちになって読み続けています。 麗奈は鈍感だし危機感ないし勢いで行動しちゃうし、でもまっすぐで明るくて友達思いないい子なので幸せになってほしいものです。 できることならばヘアメイクの世界で大成してほしいなあ、恋愛もいいけど夢掴んでほしいんだよなあ…と親のような気持ちで見守っております。 イケメン2人の間で揺れ動くという大イベントを小中学生で済ませたあずきちゃんってすげえなあ、と関係ない感想を抱きました。

レディメイドヒロイン

バランスの取れたファッションお仕事バディ作品

レディメイドヒロイン
なかやま
なかやま
1年以上前

ファッションが好きなので手に取った一冊 被服をテーマにしている作品は一通り目を通しているつもりですが「ファッション」、「お仕事」、「営業とデザイナーのバディ」と良い感じでバランスが取れている良作だと思います。 この3つの要素でどれか一つでも興味があれば、十分に楽しめる作品です。 まだ1巻なので、佐久間と多田の恋愛要素は少ない(と言うかあるのかもまだ不明)ですが、2巻以降は恋愛の側面でも楽しめるのでは?と思っています。 服のOEM会社と言う馴染みのない業種にスポットを当てているが故に、「単純なデザインに試行錯誤する」だけでなく「コンペでOEM先から受注をもらう」と言うTHEお仕事な要素も加わって物語に厚みが出ていると感じます。 個人的に気に入っているキャラクターはコンペのライバル 伊藤さん 1巻では単純な嫌味なコスト重視の嫌味な営業ですが、彼は彼なりの信念があっての行動という部分も見え隠れしており、今後の深堀が楽しみです。 女性向け作品ではあると思いますが世の中の荒波に揉まれる男性にも読んでもらいたい一冊

ワカコ酒

この世で一番好きな漫画

ワカコ酒
れなちぃ
れなちぃ
1年以上前

アニメや実写の動画等で食欲が唆られる事って結構あるけど、漫画の絵でこんなにもお腹が空くのはこの漫画くらいかも…笑 ワカコの独特のキャラや空気感、周りの人の温かさ、じんわりと身に染みる感じ。他の漫画では味わえないなんとも言えない心地良さがある!お酒は殆ど飲まない私なのに、充分楽しめる。人に勧めたいマンガNo.1です!

FRONT MISSION DOG LIFE & DOG STYLE

あのフロントミッションを別角度で昇華

FRONT MISSION DOG LIFE & DOG STYLE
さいろく
さいろく
1年以上前

ゲームの名前は知ってるけどやった事なかった、そんな何も設定や世界観を知らない私でも充分すぎるほど面白い。 太田垣先生が携わっているものの、作画は謎の「C.H.LINE」という人物が担当しているという。 この方、めちゃくちゃ上手い。 上手くその時代を指す言葉を知らないのだけど、それこそ大友克洋や士郎政宗、坂口尚、皆川亮二のような空気感を持っている。ミリタリーやSFを描くために生まれてきたのでは…と思うぐらいに。 シティポップ聴きながら読みたい80sな香りを出しつつ、絵柄や構図や展開(見せ方?)はしっかり現代的。 世界の惨さの表現では前述の大御所を上回る作品であり、短めのストーリーが続くのもまた良い。 騙されたと思って3巻まで読んでみてほしい。

リウーを待ちながら

現実とリンクしてる!!

リウーを待ちながら
かしこ
かしこ
1年以上前

日本のとある街でペストが流行してしまうパンデミックサスペンス漫画。コロナ禍になった最初の頃にも話題になりましたが、今更ながら読んでみました。す、すごい…!今の私達の状況と一緒だ!!これを2017年に連載していたなんて。AKIRAよりすごいのでは。前から「リウー」って何だ?と思っていたのですが、カミュの小説「ペスト」に出てくる医者のことだったんですね。最近は恐ろしいことに自分も少しパンデミック慣れしてしまっていたので、これを読んで改めて気を引き締めなければと思い直しました。あと「ペスト」も読みたくなりました!

飲みに行こうぜ!!

二ノ宮知子の初期名作!!

飲みに行こうぜ!!
かしこ
かしこ
1年以上前

六菱物産の営業ニ課には美男美女のエリート、丸山と佐野がいる。社内の誰もが憧れる2人だが恋愛関係などではなく、ただの飲み友達!しかも超酒豪!!昼間は億単位の仕事をこなし、就業時間になったら居酒屋に直行、これが彼らのスタイルなのである。しかも飲んでる間に社内の揉め事も解決してしまう(社長も飲み友達だから)。そして翌日も二日酔いすることなく出社するのだった。たった2話しかないんだけどめっちゃ面白い。あと二ノ宮知子先生の結婚秘話もあるのでファンはぜひ。

思えば遠くにオブスクラ【電子単行本】

ベルリン・暗い部屋から外へ #完結応援

思えば遠くにオブスクラ
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

現実世界の冒険譚は、非現実的ファンタジーに比べて地味でカタルシスに欠ける反面、自分でも同じ事ができそうな、地に足のついた希望があって、私は現実世界を同じ様に歩いてみたくなる。『思えば遠くにオブスクラ』も、そんなちょっとだけ「うずっ」とする感覚が味わえる作品です。 本作は、異国の地での生活と仕事を通じて、一人の女性の「自信の無さ」がほぐされてゆく物語です。 主人公は勢いで越して来たベルリンで、同居人に背を押され、何の準備もなく行き当たりばったりの生活をし、存外いい加減なベルリンに染まっていく。 ドイツの食を堪能しながら時になんちゃって和食に挑戦したり、気候に戸惑ったりワークライフバランスを学んだりするうちに、主人公の顔が緩んでくるのが羨ましくなります。 仕事では一眼レフカメラの「レンジファインダー機」の扱いが面白い。視覚表現者として優秀な主人公ですが、とある理由で自己と周囲の視覚認識にズレがあるらしい事にわだかまる。それ故に正確さ・厳密さを求めてきた彼女が、この曖昧でままならない機材を託されての変化が、何とも興味深いのです。 頭の中の「暗い部屋」で立ち止まっている人が、外に出て(外国に行く事も含め)少しだけ離れて自分を見て、知り、楽になる。そんな地味でも大切な変化の物語は、どんな大袈裟な物語よりも私にとって切実かつ爽快なものでした。 ベルリンはじめヨーロッパの光景は美しく、食や人々の描写等、エッセイ的表現が楽しい。一コマも読み逃すのが勿体ない、何度でも読み返したい作品でもあります。

奥山ケニチ短編集 めくれる思春期

奥山ケニチは初期作品も面白いなぁ!

奥山ケニチ短編集 めくれる思春期
かしこ
かしこ
1年以上前

10年前のまだ商業デビューする前の作品から収録されてる短編集。奥山ケニチさんを知ったのが「ワンナイト・モーニング」からだったので、スピリッツとかモーニングとか色んなところで掲載されたり受賞されてる方だったなんて知らなかった。特に「磯辺くんとパンツ」は何回読んでもグッと込み上げるものがあるし、こんなに面白い読み切りを描いてても連載ってなかなか出来ないもんなんだって恐ろしくて震えてます。でもこれらの作品が「ワンナイト・モーニング」に繋がってるんだって思うとファンとしても感慨深いです。本当にドラマ化おめでとうございます!

耐え子の日常

耐え難きは耐えなくていいかも

耐え子の日常
野愛
野愛
1年以上前

あるあるに見せかけたないないと見せかけて、たまにちゃんとあるあるを放り込んでくるのが絶妙に悪いですね。いいですね。 基本的にはあり得ない不幸ばっかりだから頭空っぽにして笑えるのに、何故か心が抉られる瞬間があります。これがなかったら読み流しちゃうけど、ちゃんと抉ってくれてありがとうと言いたくなります。 生きてるとクソみたいな出来事は多々ありますが、まあ耐え子さんよりはマシかな〜と思うし耐え子さんほど耐えるつもりはないので大丈夫な気がしてきます。 耐え子さん的には不本意だろうけど耐え子さんのおかげで強く生きられるひとはいるはずです。ありがとう。

すんどめ!!ミルキーウェイ

エロいというか絵がうますぎる!

すんどめ!!ミルキーウェイ
名無し
1年以上前

エロいのはエロいんですがその前に絵がうますぎません? 内容に対してタッチが繊細なんですが!? 肝心なところで宇宙人にして寸止めされるのは回しく読み手である我ら。 イケメン主人公なのに笑っちゃうほどエロいことしか考えてないし葛藤も全部飛ばしてエロに行っちゃってますねこれはw 寸止めにして毎話オチもつけるところがすごい

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