赤羽とは?
これが「報われなかった傑作」だと…?
仮想空間で現実とは違う自分になって可愛い女の子と恋をするという題材的に、さほど古くなさそうと思って読んでいたら、連載開始が2004年と知ってたまげました。明らかに現在のVRよりも性能が(たぶん)先を行っている、かつ現実の未来に実現しそうなリアリティ。こういう、漫画家の圧倒的な発想力とそれをかたちにするパワーを見せつけられる漫画って、読んでよかったなーと思えます。 仮想現実が現実に干渉して現実の方を滅ぼすといったような展開は自分の想像の範疇を超えたのでなかなか理解に苦しみましたが、あのオチのつけ方はもっと想像できなかった。心でスタンディングオベーション。 一般的には仮想現実はあくまでも「仮」で、そこがどんなにパラダイスでも、現実に勝るものはないと考えるでしょうが、これを読むとそうとも限らないというか、どっちのほうが正しいとか決めるのもなんか違うような気持ちになりますね。 新装版の帯に「報われなかった傑作」と描かれていたそうですが、あまり売れなかったということですかね?そんな… VRが珍しくなくなったいまこそ読んでほしい作品です。
歪み百合は強姦を乗り越えるか
性犯罪はどうしたって、被害者や当事者を苦しみで縛る。本作でも強姦された女子と、彼女を守れなかった先輩女子の苦悩が描かれるが、強姦という事実は描かれる以上の重さでのしかかると感じた。 守ってくれれなかった先輩を責める事で「奴隷」とする女子と、罪の意識でそれを受け入れる先輩。その関係性は袋小路で、解決しようの無い息苦しさがある。 しかしこの作品で凄いのは、強姦を起点に女性二人の関係性を突き詰める事で、強姦した男の影を薄めてゆく点にある。 本当に苦しい作品だが、女の絆を強固にする事で暴力的な「男」をページの外に消失させるこの作品、ある意味本当に〈百合の力〉への信頼で出来ている作品だ。 (この作品には「完全版」というのもあります。私は追加エピソードがある完全版の方を読んだのですが、現在電子書籍化しているのは無印版なので、こちらにクチコミを書きます)
人間とは、喜怒哀楽を考えさせられる
いい読切だった。 天使が堕天すると、新たな天使が神によって補充される。 補充された天使は、人を知るために人間界で修行することになる。 人間の脆さ、喜怒哀楽という感情がどう発生するのかなどを主人公である天使が現代の飲食店でのアルバイトで学んでいく様子がこそばゆくも微笑ましいし、バイトのおばちゃんとの絡みや、待ち受ける事態など、たまらないシーンがあってすごくよかった。 この作者さんの感覚が好きだったので描いた漫画をまた読みたい。 追記 となりのヤングジャンプで読めるようになってました。 https://tonarinoyj.jp/episode/3269754496427567251
「最遊記RELOAD -ZEROIN-」2022年1月アニメ開始!
Even a worm編がアニメ化!!メッチャ楽しみ https://natalie.mu/comic/news/442933
つれづれなる青春
勉学に励んだりスポーツに打ち込んだり、 若いときにしか出来ない人生経験を積もうとしたり。 そういう青春を尊重し正しく美しいと評価する。 それは世間的には当たり前であり正論だと思う。 では、友達を作りたいと思い、そのために釣りを始める、 そういう青春を世間はどう評価するだろうか。 概ねで微笑ましくは見守ってくれるとは思うが、 「もう少しなにか」とか「もっと大事なものも」とか、 「遊んでばっかりだね」とか言われそうな気がする。 「釣りもスポーツですけれどねえ・・」とか。 しかしながら、むしろそっちのほうが普通の青春であり 普通の青春時代の過ごし方ではないかとも思うのだ。 童話のアリとキリギリスとかウサギとカメとかが説くところの 「真面目が正義」はある意味でまさに童話だ。 実際には人は日常生活の中で楽しそうなものや 興味を持ったものを優先する。 多感な時期ならなおさらに。 それが普通であり本能だと思う。 そう考えれば「つれづれダイアリー」の登場人物は 現実的で正直に素直に青春を謳歌している。 興味を持ったクラスメイトと仲良くなるために釣りをはじめ、 釣りの魅力にもハマっていく森野アリス、 普段は人と接しようとしないが、釣りを介すれば 饒舌にも親切にもなる橘音々子。 釣りに興味が無かった子と釣りしか興味がなかった子が 出会ってすこしづつ距離を近づけていくという ごく日常的な女子高校生生活漫画。 二人はこの出会いで学力やスポーツ能力を とくに高めるわけでもない。 だがこの漫画は、さして変わらぬ日常が 釣りと友達?というものにちょっと関わるだけで とても楽しくなるということ、 青春時代って、ちょっとしたことをとても楽しく 嬉しく感じることが出来る時代だということ、 そういうことをこの漫画は思いださせてくれた。 また、釣り知識とアルアル体験談、それと魚料理に関しては 楽しみながら勉強になる漫画でした(笑)。
幽霊少女が目指すのはアイドル!! #読切応援
※ネタバレを含むクチコミです。
読んで、読んで~!読んで~~!!
最初の展開から、最後の幕引きまでずっと、どうなる?どうなる?? って感じで一気に爽快に読める!! 終わり方が、おしゃれで好き♬ そして、誰も不幸にならない読後感がいい!! 色んなパロディも満載で秀逸な作品です。 皆に知らせたい!!!!!
ショートアニメ化!! 8月5日に配信スタート【全24話】
メチャクチャ楽しみ! 公式Twitter https://twitter.com/anime_toramike 公式サイト http://toratomike-anime.com/
初期のサッカー人生を支えてくれた(今思えば)迷作
連載開始は1991年、まだJリーグが発足する前で、当時サッカーはマイナースポーツだった。地域にはスポーツ少年団があり、小学生だった私は野球部に入りたかったのだが、親に「小さい頃から野球をすると肩を悪くするから駄目」と言われサッカー部に入れさせられた。 しかしやってみたらサッカーは楽しく、さらに割とうまい方だったので、結局その後高校までサッカーは続けることになった。この作品も最初から読んでいて、初期のサッカー人生を支えてくれたと言っても過言ではない。 が、あくまでギャグ漫画であり、まともなサッカーではない異能バトルである(風を操ってボールを弾き返す双子とかが出てくる)。今になってみれば分かるが、当時はインターネットもなく、放送もされず、故に読者に知識もなかったので、本格的な戦術をストーリーに反映するにはまだまだ時間が必要だった。 いまやリベロなんてポジションは存在せず、ブラジルは強いけどサッカー選手として成長する本場はヨーロッパで、日本のW杯出場は夢ではなくなり、スーパーゴールとは呼ばずゴラッソと呼ぶ時代。もはやこんな作品は思いつきすらしないだろうから、逆説的にサッカー界の進化を教えてくれている。 埼玉やカバディを知ったのもこの作品だし、「ニガくてなんぼのコーヒー豆」というギャグで爆笑していた頃が懐かしい。第1話のテンションは改めて読んでもすごい。
エモすぎる。
主人公の萬田銀次郎が金貸しをする話。クセのある絵が好き。 「ゼニは命の次に大事」というセリフが刺さりました!
なんといい雰囲気の漫画であろうか…!
いい漫画って読んだら頭の中の口調変わりませんか? 読後感そんな感じ! 読み終わったあと完全にこの三拍子の女の登場人物の口調に自分がなってしまっていました。 漫画の会話リズムってすごく大事だと思うんですが、この本は会話がもう漫才とか落語みたいに気持ちがいいです。 おしゃれな表紙でそれでいて中身もお洒落な絵柄で面白い。 読んだ後もいい気分になります。 2巻で父親帰ってきた後が楽しみだなぁ〜
美しすぎる百合
美少女吸血鬼×美少女、とにかく美しいです。ありがとうございます。 目の前に突然アリアが現れたら、一花でなくても一目惚れしてしまうでしょう。奔放で乱暴で強引で、怖いくらいにきれいでかわいい吸血鬼。全てが魅力的です。 初恋に全力でぶつかる一花もめちゃくちゃかわいいです。恥じらい戸惑うだけがリアルじゃない、14才の純情な乙女ゆえに止まれないリアルさ。素晴らしいです。 そしてなにより吸血シーンと恋愛シーンで攻守入れ替わるのが最高です。 あんなに強気で大胆なアリアが、一花にキスされ顔を赤らめるのがたまらなくかわいい!!血を吸うときはあんなにエロティックなのに!!かわいすぎる!! 奔放し奔放され心を通わせていく2人が尊いです。 殺されたい・死なせたくないが物語の主軸になってくるんだろうけど、アリアと一花どちらにも幸せになってほしいですね…。
いい感じにジワる心霊読切
※ネタバレを含むクチコミです。
なんちゅー画力
そして展開がわからん。先が読めない。 トド?の小戸川(おどがわ)が主人公、タクシードライバーの彼は要所要所で影を見せるがその過去も何もかも1巻ではまだわからない。 BEAST●RSみたいに動物たちが登場人物の世界観でこの物語進行は不思議でしかないけど、一体全体どうなるのっと。 アニメ化されてるってクチコミで初めて知ったけど、自分は先にまんがを読んじゃったのでこれからアニメも観てみようかなー ってcv花江夏樹…???
漫画家はニートじゃないよ!
作家の名前が13で5080という数字がたくさんの混乱する感じですねこれ でもまずエロ漫画家はニートじゃないよ!と言いたいのと、その日常最高なんでは?と思ってしまいましたね。スローライフで結構好きなノリの漫画です。
究極のギャグ漫画を作り出そうとする実験的作品
読者の意見を反映させながらギャグ漫画を描いていく実験的作品。ネットと出口調査で読者の意見を聞いていくんだけど、ストレスの吐口にしてるんじゃないかと思うような辛辣なご意見が多いので作者は相当しんどかったはず。ただの読者でも自分が面白いと思った作品が貶されてると自信なくなってくるもん。こんなに自分を追い詰めてまで漫画を描く必要なんてないんだけど、ここまでやってくれるのは相原コージしかいないと思うので一見の価値があるのは間違いないです。(ちなみに8話目の最終ページは編集判断で雑誌には載らなかったそう…) https://www.mangaz.com/book/detail/50481
なんて痺れる読切なんだ #読切応援
※ネタバレを含むクチコミです。
停車場で、義姉妹は確かめ合う #読切応援 #推しを3行で推す
①雪の舞うホームで、出てゆく姉を見送る妹は、姉に何かを告げようとする。 ②親の再婚で姉妹となった二人。微妙な距離感の中で姉はある事を決心していた。 ③想い合う事は同じでも、その心は微妙に違っていたりする。もどかしさと苦しさにけじめをつける物語は切なく胸に残った。 ★ひとこと★ コミック百合姫2021年10月号は、きぃやん先生の新連載『君としらない夏になる』とコダマナオコ先生の読切『pretender』、そしてこの読切と素晴らしいラインナップ。ちょっと記念に残したくて、読切応援のクチコミを書いてみました。
顔の良いクソ女と私 #読切応援 #推しを3行で推す
①男をスペックで選別するクソ女に惹かれる女。二人の女子大生は今日も合コン。 ②本当にクソ女だと知ってゆく。軽蔑とそれでも恋する心の狭間で……。 ③美しさと下衆さの狭間でこちらも感情がぐちゃぐちゃになる読書体験は凄かった。 ★ひとこと★ コミック百合姫2021年10月号は、きぃやん先生の新連載『君としらない夏になる』とカボちゃ先生の読切『ふた切れのケーキ』、そしてこの読切と、ちょっとありえないくらい凄い作品が揃いました。この号を買ってみるのもよし、短編集を買う時の参考にするもよし。
内容がマニアックすぎる
スロット専門の漫画はあまり見かけないため、物珍しさでで買ってみた。内容はかなり玄人向けで、スロット用語がバンバン出てくる。スロットやったことがない人間からすると、何が何だか全くわからないけど、この人たちが変態的なまでにスロットに熱中していることだけは分かる。完全にスロットマニアしかわからない世界だ。画はきらたかし先生の画に少し似ていて漫画はけっこう読みやすかっただけに、もう少し初心者向けの説明があっても良かったかもしれない。結局「激アツ目」がどういう意味なのかだけでも理解したかった。
ジュニアさ〜〜ん!!連載してくれ!!
ジュニアさんが可愛すぎる!!ジュニアさんが住んでるナンパ多い町に行きたいよ・・・。薩美佑先生こんなゆるゆるな日常ものもいけるんですね(侠飯もある意味ゆるい日常ご飯モノだったかもしれないけど) 終始意味わかんなくて好き。 https://twitter.com/fo2yehr3/status/1432141961763246085?s=20
引き込まれる独特の世界観
ひとまず、絵がとても素敵です。 軸は恋愛なんだけど、主人公真波の成長物語でもあるのかと。 おじいちゃんは、霊が見えるのか〜物語と関係してくるのかな。 先が読みたくなる終わり方、もちろん読み応えもある。 まだ始まったばかりで、展開が楽しみ。
意外と面白かった
期待しないで読んだけど、しっかり1話に面白さが詰まってて流石ベテラン作家だなと思った
映画にもなってる東京都北区赤羽の話。 本当にこんな場所なんですか!?というのが一番の感想。 清野とおるが面白いのか赤羽に住む人が面白いのかはたまたそのどちらとも、か。 うむむ…相変わらず面白い! 読んだら聖地巡礼、というか本当にこんな場所があるのか行ってみたくなります。 こんな人たちが本当にいるのか、も…。