あかねさす柘榴の都

スペインの世界感に浸る。

あかねさす柘榴の都
Pom
Pom
1年以上前

スペインが舞台なのもあって独特な世界観のある漫画でした。私は好きでした。 母親に先立たれてしまった子、なつきがスペインに住む叔母・アルバの元で暮らす話です。 14歳で一人海外で会ったことない叔母と住むなんて考えるだけで胸が詰まる。。 スペインでの日常が物語の中に溢れていて、なつきの心の動きも繊細に描かれていて、叔母となつきの微妙な距離感も感じ、切なさを主に感じた漫画だったかな。と思います。 スペインの情景が、また切なさを感じさせるんだよなあ。

洒落にならない話をおつまみに

"洒落にならない話"をツマミに新潟の酒を飲み交わす #1巻応援

洒落にならない話をおつまみに
sogor25
sogor25
1年以上前

この作品は酒どころ・新潟を舞台に笹倉栞・咲花柚月というお酒好きの女性2人が、 “洒落にならない話”をツマミに新潟のお酒やグルメを満喫するという作品です。 “洒落にならない話”とは、例えば仕事中にちょっとアブナイお客さんと遭遇したり、友達と久しぶりに会ったときに突然宗教の勧誘を受けたりといった、実際に体験すると怖いけれど話だけ聞くとどこか笑えるようなエピソードのこと。 お酒が入るとなぜかそんなエピソードが山ほど出てくる2人が、エピソードをネタにしながらお酒を飲む様子が描かれる、コメディとしてもグルメマンガとしても楽しい作品です また、作中に登場するお店は新潟に実在するお店ばかりなので、読むと実際に新潟に足を運んでみたくなる、そんな作品です。 1巻まで読了

読んで楽しく作っておいしい! カワウソ一家のしあわせごはん

カワウソに癒されたい

読んで楽しく作っておいしい! カワウソ一家のしあわせごはん
野愛
野愛
1年以上前

カワウソの家族がみんなでご飯食べてる様子を見て癒されない人はいないのでは? あったかい色合いものんびりな日常も方言も全部全部かわいい。ほのぼのしてる。幸せになれる。 お母さんもお父さんもおばあちゃんも美味しい料理を作るし、子どもたちは好き嫌いなく喜んで食べるし、本当に優しい世界。なによりみんなカワウソだからかわいい。もれなくかわいい。 レシピも和風洋風肉魚野菜とバリエーション豊富かつ家庭的なので再現したくなる。できればカワウソに作ってほしいけど。 絶対に癒されるから読んでみてほしい。読むというよりカワウソさんたちを眺めてみてほしい。かわいいので。

秘密のお姉さん養成ノート

お姉さんに憧れる妹気質 #1巻応援

秘密のお姉さん養成ノート
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

とてもポジティブさに溢れる作品で、吹き出し笑いしながら明るい気持ちになれました。 主人公は隣の幼女の〈憧れのお姉さん〉になりたい!という動機から、周囲のステキなお姉様達を観察し始める……というか、割と直接聞いている! 明るさ、素直さ、真っ直ぐさと強いフェチズムで貪欲に学び、果敢に挑戦して失敗し、グイグイ攻める様子はちょっとアホっぽいけど、周囲のお姉様達も、私も次第に絆されてしまいます。 この人、基本的に妹気質だと思うんですよね。ほっとけないというか、可愛がりたくなるというか。特に真面目で厳しい主任は意外とダメな子好きで、主人公へのデレ具合が良い! お姉さんぶったり妹のように慕ったりを繰り返す流れのどこを切り取っても笑いとトキメキしかない、最高の社会人百合コメディ誕生! (恋愛は今のところなさそう)

宵明けてロマネスク

高瀬わかの大正ロマン謎解き読切

宵明けてロマネスク
名無し
1年以上前

人気作家の正体は実は年若い女の子。父と合作で執筆していたが、その父は1年前から行方不明で…。 相変わらず絵が美麗…! 吊り目に黒髪が癖なのでヒロインの見た目がドンピシャでたまりません。  震災で孤児となった譲を拾い育ててくれた優しい父が居なくなったのか。今はまだ推測ばかりなので、答えが明かされる後編が楽しみです。

花嫁と悪魔の約束

天真爛漫少女×ヤンデレ悪魔侯爵

花嫁と悪魔の約束
名無し
1年以上前

ドドドドド王道な女性向けシンデレラ・ヒストリカル・乙女ゲー物語。世界中の王道を集めて作ったお手本のような導入でストレスフリー。絵がとても可愛らしくて好きです。結婚したと思ったら謎のイケメンたちとも一緒に住むことになるの面白すぎます。悪魔侯爵にも秘密があるようで種明かしが気になります。

ブランクスペース

想像力の物語 #完結応援

ブランクスペース
Nano
Nano
1年以上前

完結巻発売されたら一気読みしたいと思ってとっておいた作品です。 自分の想像したものが現実になったらどうなるんだろう。みたいな話。 学校や職場が爆発しないかな~なんて、誰もが一度は考えたことあるはず。 スイちゃんはそんな想像を現実にしてしまう力を持っている。 最初は傘作れるなんてめちゃ便利やん!ショーコはアホっぽくてスイちゃんは冷静で大人っぽくていいコンビだな~と思ってたけど、だんだん不穏になってくる。 想像力って無限大で素晴らしいかもしれないけど、だからこそ怖いな…と初めて思った。 ラストすごいよかった…うまく言えないけどとにかくよかった。 ラストスパートの盛り上がりも最後の数ページもすごく好き。いい作品に出会えた。

君の笑顔にそう誓う。

新人コミック大賞青年部門の大賞作

君の笑顔にそう誓う。
名無し
7ヶ月前

大賞作ですけど、審査員のコメントが意外と厳しめですね。 https://shincomi.shogakukan.co.jp/winner/ 確かに読み終わったあと「いい話だな」とは思いましたけど、全体を通して心に残り続ける強い何かはなかったかも知れません。審査員コメントにもあるように、主人公とアイドル志望の少女の出会いが必然的だったらもっと良かったなと思います。

徳川おてんば姫 ~最後の将軍のお姫さまとのゆかいな日常~

徳川慶喜の孫娘の物語

徳川おてんば姫 ~最後の将軍のお姫さまとのゆかいな日常~
六文銭
六文銭
1年以上前

私事ですが、最近、幕末づいてまして、司馬遼太郎「最後の将軍 徳川慶喜」を読んだばかりなんです。 正直あまり歴史に明るくなかったので、慶喜といえば、今まで「しょっぱい人」として思ってなかったんですよね。 新撰組のほう(つまり幕府側)をよく読んでいたから、慶喜の存在は、 大政奉還して、鳥羽伏見の戦いで逃げた人 くらいのイメージでした。 徳川の時代を終わらせてしまった人という、なんかショボいイメージでした。 しかし、上述の本を読んで自分の無知を恥じました。 慶喜、マジすごいっす。 政治的な駆け引きと、暴れん坊の尊皇攘夷思想(というか、単に幕府がうっとおしいだけ)の薩長土肥に代表する各藩主を論破する力、そして先見の明。 時代がそうでなければ間違いなく、優れた名君だったと感じました。 大政奉還をしたのも、そのタイミング朝廷に政治の主権を渡しても、構図は変わらず結局徳川に頼ることになるのを見越した判断で、単に尊王思想の志士たちの矛先をずらすためだったとかすごい判断ですよね。 鳥羽伏見の戦いに逃げたのも、徳川一族がその後の朝敵になることを恐れたのと、単に国内で争うことが国力の低下を招くこと見越したという英断だったとか。 どこまで真実なのかは不明ですが、少なくとも、その後の日本が力強く発展したのも、慶喜がよくある旧体制の君主として抵抗し続けなかったことも多いにあると思います。 長くなりましたが・・・そんな慶喜ブームが起きている私に、この本が目に入り矢も盾もたまらず読んでしまいまいた。 本作は、そんな私が激推中の慶喜の孫娘久美子の物語。 姉の喜久子は、高松宮宣仁親王(昭和天皇の弟)妃。 当たり前だけど中々の家柄。 上記の慶喜のことや、江戸から明治にかけての政治的な動きを理解しているとより面白いです。 慶喜に似ていると言われていた久美子氏だが、好奇心で何でも自分でやりたがるところや、極めようとする姿勢を似せたり(慶喜は多趣味でこだわりも凄かったらしい)、女中やクラスメイトがどこ藩出身だとかでいざこざがあったり、随所に、歴史を知っているとにんまりするポイントがあるのが読んでいて楽しいです。 また、あの時代特有の上流階級の雰囲気も、また素敵ですね。 おてんばでありながら芯を通す主人公も魅力的で、周囲の人間たちも振り回されながらもその魅力に惹きつけられているのも、またグッド。 自分もそのうちの一人です。 子孫であることから先祖の因縁で物語も動き、山縣有朋(有りていにいうと倒幕側の人)の娘とすったもんだあって、今後もどうなるのか? 非常に楽しみです。

推しは目覚めないダンナ様です

こんなの泣いちゃうよ

推しは目覚めないダンナ様です
六文銭
六文銭
1年以上前

結婚して10年以上経った仲良し夫婦。 ある夜中、夫が急に心肺停止し、一命はとりとめたが、いわゆる植物状態になってしまう。 その病院生活を描いた作品。 もうね、泣きますよ。奥さんの愛情の深さに。 温かい絵柄とマッチして、もうボロボロです。 意思疎通もロクにできない旦那さんのために病院に通い、世話をするだけでも並大抵のことではないと思うんです。 しかも、この奥さんの場合、植物状態の旦那さんのちょっとした変化、例えばちょっと動いたとか、あくびしたとかですごい喜んだりして。 「推し」と表現して大事に慈しんでいる。 愛した人の変わり果てた姿に、そうでもしないとやっていられないのかもしれませんが、見捨てたり、自身の辛さを嘆いたりせず この気丈とも言える姿に私感動しっぱなしですよ。 「ただ毎日一緒にいたい」から側にいる。 そのピュアな思いに、これが本当の愛なのかなぁとか思ってしまった。 家に帰れば、寂しくなり泣いてしまうのも、またリアル。 まじりっけなしのノンフィクションなので、2巻現在で奇跡なんて起きませんが、どうか末永くお二人が一緒に過ごせることを祈っています。

「僕は何人殺しましたか?」

死刑囚が問う「僕は何人殺しましたか?」その意味とは…? #1巻応援

「僕は何人殺しましたか?」
sogor25
sogor25
1年以上前

「僕は何人殺しましたか?」これは12人もの女性を強姦の上殺害した死刑囚・里中航平が 面会に来た記者たちに最初に訊ねる質問でした。 その質問に対し、ある記者は報道の通り12人と答え、またある記者は事件に巻き込まれて亡くなった警官を含めた13人と答えたのですが、いずれの場合も里中はそれ以上何も語ることはありませんでした。 しかし、死刑を間近に控えたある日、面会に訪れたフリーのジャーナリスト・遠坂正樹は 里中のその質問に対して“彼が望んだ答え”を返してしまいます。 その結果、遠坂は里中から、彼が起こした「もう1つの事件」について明かされることになります。 果たしてその「もう1つの事件」とは何なのか、そして里中は獄中から遠坂に何をさせようとして、それに対して遠坂はどのような行動を起こすのか、全く先の読めない緊迫のサスペンスが展開していく作品です。 1巻まで読了

猫のまにまに

人外百合と聞いて #1巻応援

猫のまにまに
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

Twitterの百合クラスタの一部でこの作品が話題になり(ちなみに百合ナビには非掲載)早速購入しました。 1200歳の猫又・金子さんは吊り目のスレンダー美人、でも色気無し。拾ってくれた地味な小説家・真田尾(またび)さんを毎日翻弄。押し付けがましい可愛いさアピールと尊大さが一周回ってカワイイ! 百合的ポイントは、金子さんの嫉妬心。とても猫っぽい「我を一番愛せよ!」という心をストレートに真田尾さんにぶつけるのが、笑える上にトキメキ!jpgに嫉妬すな(笑) そんな金子さんに振り回され、困惑しながら絆される真田尾さん。百合的ポテンシャルは秘めているから2巻も買い! もちろん猫あるあるも猫又あるある(喋れるからな……)も面白いコメディになっていて、猫好きもマストバイ! (私の百合判定はとても広いのでこういう書き方をしましたが、これは百合じゃないと思う人もいるでしょう。それはそれで全然いいよ。面白いよ!)

花の高校女子ゴルフ部

第4巻について

花の高校女子ゴルフ部
名無し
1年以上前

1巻から4巻まで読ませていただきました。 ゴルフにも役に立って非常に面白く読ませていただきました。 続きが待ち遠しくて、4巻はいつ出るのか気になります。 中々出てこないのですが、この先発売される予定があるのでしょうか? どうか教えてもらえないでしょうか? よろしくお願いいたします。

世界で一番悪い魔女

ウブな魔女と教授の展開が気になる!

世界で一番悪い魔女
motomi
motomi
1年以上前

正直嘘がいつバレてもおかしくない、でも教授も隠し事があるような。 気になるけど深掘りすると関係が壊れてしまいそうな状態で、クインタはいつまで周りを騙すことができるのだろうか。 大きくなったり小さくなったりフィーヨがめっちゃ可愛い、教授が研究対象にしたくなるのもわかる。 賢者の図書館に無事辿り着く前に、ウブな悪い魔女は恋に落ちるのか?まだ途中までしか読んでないので続きが気になります!

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