漂流教室〔文庫版〕

緊急事態の恐ろしさがトラウマです!

漂流教室〔文庫版〕
酒チャビン
酒チャビン
1年以上前

初めて読んだとき、本当におそろしく、トラウマになりました。どんな局面でも落ち着いて行動したいところですね。。 色々とすごいことが起こって、ある種クローズドサークルのような環境に主人公たち(大多数が小学生)が閉じ込められてしまいます。 親や先生たちと離れ離れになってしまって、ただでさえ心細いでしょうが、そこに襲いかかってくる種々の災難・困難!!!この緊急事態に皆我を失ってパニックになってしまうこともしばしばで・・ 現実世界の昨今も、震災やコロナなどでパニック状態が現出することがありますが、そうなったときに常に漂流教室の様子が頭に浮かんでしまいます。翔ちゃんの腹の括り方を見習ってやっていきたいと思います。

風の大地

初ゴルフマンガ

風の大地
酒チャビン
酒チャビン
1年以上前

面白い!さすが80巻超の長寿マンガ!! ゴルフマンガはプロゴルファー猿のアニメを見てたのと、小学校のころ耳鼻科にあった明日天気になあれ(超うろ覚え)を除けば、さり気に初めてで、自分自身もゴルフしないのでどうかなと思ったのですが、全然面白いです! また10巻しか読んでないのですが、宇賀神さんとの師弟関係や鹿沼CCの皆の優しさ。長谷川選手との奇妙なライバル関係。そして奥深いゴルフの描写。となかなか内容が濃いです! 個人的にですが、雰囲気が島耕作シリーズにちょっと似てるように感じました。島耕作シリーズファンで、なおかつゴルフ好きな方であれば必買ではないでしょうか。 わたしももしゴルフをする機会があったら、ストレートラインを読む際は腰を浮かし気味にやってみます!!

森のほとりでジャムを煮る

ほっこり系転生漫画

森のほとりでジャムを煮る
ママ子
ママ子
1年以上前

ほっこり系漫画 精霊の招き人として異世界に転生、精霊に好かれる代わりに声を失っている。 喋れなくても言語変換がされて意思疎通ができるのがファンタジーですよね。 ほんのりとした恋心や同居人の息子の親孝行が描かれている。ジャムはそれほど重要ではなかったのかな? 話の内容も流れる空気感も田舎暮らしでゆったりしてるので 、気持ちよく読み終われます。

ハズレポーションが醤油だったので料理することにしました(コミック)

料理食べらたレベルアップも夢じゃない⁈

ハズレポーションが醤油だったので料理することにしました(コミック)
ママ子
ママ子
1年以上前

異世界の料理って口に合わないものが多い設定だけど、はずれポーションが醬油とはw しかも料理に使うと補正効果が付くなんて、冒険者にいる世界では重宝されそうなので今後生活には困らない。 主人公の結婚破棄されるところや古い価値観の夫の設定は、正直いらなかったかな?この後のフラグなのかな?

領民0人スタートの辺境領主様 ~青のディアスと蒼角の乙女~

戦後の英雄のお話し

領民0人スタートの辺境領主様 ~青のディアスと蒼角の乙女~
ママ子
ママ子
1年以上前

戦争の英雄なのに王族にうとまれて荒れた大地を褒美として与えられる主人公ディアス。 途方に暮れるがアルナーと出会い、正直でまっすぐな人柄に多種族まで魅了してしまう。 どんな人にも分け隔てなく接している所、いい人だなあ頼れるお父さん的な感じ。 いきなりモンスターが出てきたりするから、ディアス様の最強感がよく出ている。 ほっこりして面白かったです。

嫌いは好きよりモノをいう(フルカラー)【特装版】

弁護士って憧れますよね~

嫌いは好きよりモノをいう(フルカラー)【特装版】
ママ子
ママ子
1年以上前

高学歴、高収入、高身長にイケメンって無敵かよ!! 結婚の為法律事務所内には腰掛けしてる女性陣多い中、崖っぷちの主人公が結婚にむかっていく。 作品内で出てくる料理がキムチとか鍋とかで韓国だなぁって感じ、焼肉とかも食べたくなります。 作画は好みがあるかも、後半になると私は気にならなくなりました。

俺だけレベルMAXなビギナー

強すぎて見ていてすっきり~

俺だけレベルMAXなビギナー
ママ子
ママ子
1年以上前

11年ってすごい根気・・・ 誰もクリアしていないクソゲーをクリア!。 11年やりこんだ分だけ、スムーズにクエストクリアしていくの爽快でした。 ゲームとは違って現実世界は命懸けだから、他プレイヤーも狡猾。でも全然相手にならないくらい強いから敵がポンコツに見える笑 こんな攻略本みたいな人とゲーム一緒に出来たら、サクサク進めて楽しいそう。

王様ランキング

奥歯を噛み締めて読みました

王様ランキング
酒チャビン
酒チャビン
1年以上前

確か出始めの頃に広告かなんかで推されていたので、無類のほんわりマンガ好きとしては、このほんわりタッチは見過ごすことができずにポチり購入に至った記憶です。 最初の頃は全然才能がなく、ハンデもある主人公が健気にがんばる姿によく涙したものです。安い男だと思われるかもしれませんが、がんばる描写にすぐ感動してしまうのです。それだけがんばるという行為が尊いものなのだと思います。私もがんばります。 何巻か忘れましたが、上越方面から各駅停車に乗って長野駅に向かっている最中にスマホをいじくってる際に新刊が出ているのに気づき、購入して車内で読んでいました。 やはり新刊でもがんばっている主人公!!!!!!さすがにミドルもミドルも板についてきた年頃の大きいお友達が公共交通機関内でスマホを見ながら落涙するというのは世間体もよくないので、ものすごく奥歯を噛み締めながら読んだのを思い出します。 途中、お母さんがキャラ変し、「えっ、君そんなキャラちゃうやろ!!??」「実はこうなんでした!とか絶対後付けやん」と思ってしまい(作者やファンの方すいません・・・)、それ以来感情移入できなくなって読むのをやめてしまいましたが、いつか完結することがあれば一気読みしてみたいと思います。

1日外出録ハンチョウ

今さらですが

1日外出録ハンチョウ
酒チャビン
酒チャビン
1年以上前

もはやわたし如きが何か感想を追加するまでもなく、皆ご存知でしょうが、本当に面白いです。 多分相当適当に作ってると思うのですよね。真面目に適当に作ってるというか。これダメだろみたいな回もあるのですが、それすらも楽しく、本当に面白いマンガなので、ずっと変わらず適当にやってほしいです。 個人的には錦糸町の会を読んでから錦糸町にずっぷりハマりました。

ウマ娘 シンデレラグレイ

完全にナメてましたが

ウマ娘 シンデレラグレイ
酒チャビン
酒チャビン
1年以上前

すいません、今までだらしない男と思われるのが怖くて黙っていたのですが、実は私かなり競馬が好きです。 一時期好きすぎて駅前の本屋で売ってる競馬マンガは全て読みましたし、人生で初めてマンガで泣いたのはアルフィーが予後ったシーンでした。 それでこちらのマンガなのですが、ソシャゲが原作ということで完全にナメていたのですが、一応競馬に関連するマンガということでサウナ後に電子版をポチり読んでみました。 面白か!!! いや、主人公がオグリで、基本はオグリの実話に基づいていてそれだけでも面白くなるのですが、擬人化した結果、がんばったり、ライバルと切磋琢磨したりという部分がより身近に感じられて感情移入しやすくなってるというか、とにかく大量の面白イオンが整った体にオロポとともにスゥ〜っと浸透してきます! 一時期Gallop増刊で週刊100名馬というシリーズがありましたが、全馬このスタイルでマンガ化してほしいです!!今週もオケラ街道や!!!

バトルスタディーズ

若人のゆめ 羽曳野の 聖丘清く 育みて

バトルスタディーズ
酒チャビン
酒チャビン
1年以上前

名門・PL学園高校野球部出身の方によるPL学園マンガです! 実はわたし、あろうことかメルカリ等でPL学園の帽子やTシャツを買ったことがあるほどのPL学園ファンで、昨今活況を呈しているユーチューブ界隈のPLものはほぼ全て拝見しているのですが、その中で面白おかしく触れられていたことがそのままマンガになっております!!面白か!!! YouTubeでは卒業生の方々が、当時のことを面白おかしく話されてますが、やってる当時は信じられないくらいの苦しみがあったと思います。それを乗り越えられたのはやはり甲子園優勝という目標に対する強い想いがあったからだと思いますし、そういうこの世の地獄的なところを一緒に潜り抜けてきた友達との固い絆は羨ましく、自分もかくありたいと願います。 訪れよ!困難! あとこれも大事だと思うのですが、PLの上下関係とかしきたりとかに注目が行きがちですが、肝心の野球パートもさすが名門PLでやられていた著者の方なので、かなり奥深い描写もあり、野球マンガとしてもかなりレベルが高いと思います。野球もうまくてマンガもうまいなんて、そんな方が世の中に爆誕し得るのですね。すごか!!

おおきに!喫茶メモリーズ

大阪旅行の予習として

おおきに!喫茶メモリーズ
酒チャビン
酒チャビン
1年以上前

大阪旅行の予習としてオススメされたので読んでみました! バナナジュースや串カツ、イタリアン、イカ焼きなど大阪の食文化をめぐって人情話が進みます!いかにも「大阪のおばちゃん!」と言った風情の三人衆がいい味を出していて、大阪弁が脳内でリアルに再生されます! そのおばちゃん三人衆が物語のラストで結構活躍してくれたのも嬉しかったです!大阪行った際にはイカ焼き食べますね。

大阪ハムレット

稀有な出会い

大阪ハムレット
酒チャビン
酒チャビン
1年以上前

偶然にも最高のマンガに出会ってしまいました・・・。一言で言うと、大阪を舞台とした人情劇なのですが、いい感じに終わる話もあれば、必ずしも綺麗に終わらないものもあり、さまざまな感情が胸に去来します・・ 刊行時期が若干空いている5巻はそれまでの4巻とはテイストが少し違うのですが、私的には5巻がかなり好きでした。 1〜2話完結ものですが、各話の登場人物は緩やかにつながっていたりもして、他の話でちょい役で出てきたりするのを見かけるとほんわりとした気持ちになり、それも楽しかったです!! それにしても、何もなければまず出会うことのなかったマンガだったはずですが、奇遇にも奇遇にもオススメしてもらって出会うことができ、本当に良かったと思います。

ベルセルク

運命と戦う人々

ベルセルク
ママ子
ママ子
1年以上前

とにかく作画が重たくて、最初読みずらかったけど、この重さが重厚感となってのめりこんでしまいました。 ダークファンタジーの傑作!!おどろおどろしい中で妖精が出てくるとなごみます。 作者の三浦建太郎さんが亡くなっってしまってもう続きが読めないのかと残念に思ってましたが、以前のスタッフさんと親交があった森さんが監修して再開!楽しみにしてます。

薬屋のひとりごと

原因はこの毒です!

薬屋のひとりごと
ママ子
ママ子
1年以上前

宮中もの 絵が可愛くて読みやすい! 主人公の猫猫が自分の持てる知識で次々に謎を解いていく痛快な物語。舞台は中国なのかな? 現代だったら科学捜査で判明するようなことも、機械もなく花街で培った情報や証拠で犯人を追い詰める。 自身の好奇心と知識欲をうまいこと上官に使われる感じが庶民ぽくっていいです(笑)

さんかく窓の外側は夜

イケメンの冷やかさ

さんかく窓の外側は夜
ママ子
ママ子
1年以上前

以前ドラマやってましたね。思い出して読み返しちゃいました。 和ホラーは怖さが脳に残る。 サラッとした書き方だけど、コマづかいがなんとも言えない間を表してて恐怖感掻き立てる。心の隙間にスッと入り込んでくる周りの人たちに困惑する主人公。 除霊シーンは何ともヌメッとしていて何とも言えない。 私的には好みでしたが、BL要素があるので苦手な方はちょっと難しいかも。

鬼滅の刃

一度読めばハマる

鬼滅の刃
motomi
motomi
1年以上前

様々なキャラクターの登場人物が魅力的で、それぞれの背景も丁寧にしっかり描かれています。 泣けるシーンもあります!!感情移入しちゃいます!! 一度読めばヒットした理由が分かりますし、読む価値のある素晴らしい漫画だと思います。 展開が読めないのでドキドキハラハラ、先が気になって一気に読めます。

コウノドリ

妊娠、出産の教科書のような漫画

コウノドリ
motomi
motomi
1年以上前

お産がいかに人それぞれなのか、無事に生まれて成長することがどれだけ奇跡的なのかがよく分かります。 出産や出産にまつわる様々なトピックスを扱っており、重たい話題や悲しい話もありますが、嫌な重みを残すことなく描かれています。 妊娠を望む人には絶対見てほしい漫画です。もちろん、男性にも!!。 リアルで、感動できるで漫画です。

透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記

産婦人科のリアルが描かれている

透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記
motomi
motomi
1年以上前

絵がゆるい感じなので軽い気持ちで見たんですが、話が濃い!! 産婦人科医院で働く准看が見た人工中絶や性虐待などいろいろなことを描いています。 産婦人科は命が生まれる幸せだけではなく、色んな事情で子供を諦めなければならない事もリアルに描かれています。 これから妊娠を望む人、現在妊娠中の人、そして妊娠出産を諦めた人にも是非読んでもらいたい内容だと思います。

花マル伝

花マル伝の感想

花マル伝
ひさぴよ
ひさぴよ
1年以上前

「柔道部物語」世代よりも下の世代だった自分にとって、初めてハマった本格的な柔道部漫画。主人公・花マルは典型的な努力型主人公で、ひたむきに努力する姿は最初のうちは可愛いらしいのだが、強くなるにつれ、画像のような怖い表情をするようになっていたのが印象的だった。段々とライバルの天才・木元(イケメン)の方に感情移入するようになった人も少なくないのでは笑 試合では、投げ技の描写のキレが凄まじく、それまでの柔道漫画のイメージにはないスタイリッシュさに惹かれていたと思う。恋愛パートも甘酸っぱく爽やかな青春感に溢れていて好きだった。

親愛なる贄たちへ

既視感はあるが意外に読ませる

親愛なる贄たちへ
名無し
1年以上前

まずプラスやスクエア、増刊誌を含むジャンプの読み切りには、スタイリッシュな絵柄の系譜というのがあると勝手に思ってて、もちろん本作だけじゃなく、少し前の「檻の中のソリスト」だったり最近話題を呼んでいる「宇宙の卵」や今日発売のWJ44号に載ったばかりの「根暗闇蔵」など、挙げればきりがないよなー そんでこの読み切りも、西洋風スタイリッシュの系譜だと言っていい。ジャンルはダーク・ファンタジー、ストーリーは大まかに言うと世界観が前面に出て来るタイプで、生命を左右する過酷な状況のさなか、主人公は運命に翻弄されながらも大切な人を守るために行動し、世界の秘密にも触れたりする、まあ王道なあれだ。世界観はさておき、その画風に初期の進撃の巨人を思い出す向きも多そうだが、もう一つ、重要な影響を見てとるのは難しくないようにおもう。他でもない、藤本タツキだ 割と真面目な話なんだけど、そこを緩和させるかのようなシリアスな笑いがところどころに現れてくる。冒頭のセックスがどうこうというくだりは笑っちゃいけない場面なのに盛大に草が生えた、訴訟。この緊張と緩和、間の取り方など、まさにタツキ作品の特徴のそれをリスペクトしたように思えてならない。加えて、途中からファイアパンチのトガタっぽいキャラクターまで出てくるのですよ。 タツキチルドレンの鑑や・・・(適当) 世界観でも正直既視感はあった。巨人要素では進撃がそれだが、封建的な村が舞台であり、神への生贄が定期的に捧げられ、巨人が聳え立つ。お気づきでしょう、山下和美のランドっぽいぞと。影響受けてそうだぞと。 しかしじゃあこの読み切りが先行作のエピゴーネンにすぎないのかというとそうとも言い切れないのがまた興味深い。絵は、上手かは意見が分かれるところだろうが、丁寧に描かれているし、世界観、ストーリー、キャラクターにしても既視感や稚拙さがそこかしこに見え隠れするが、その奥に不透明な、何か芯のようなものが一本通ってる感じがして、不思議と読ませる。捻ったようでいて、よく考えると、実は行きて帰りし物語の王道には忠実に沿っているのが助けになっているのだろうか。 昔、インターネットには何の見返りもないのに発想が独特で、クールな漫画があきれるほどたくさん公開されていた、という趣旨のあとがきを以前書いたのは新都社出身の詩野うら先生だっただろうか。週刊少年ワロス、個人サイトにそれらの漫画は載っていた。たぶん、多くはいまもそのまま読める。そういう漫画たちを思い出させてくれたのが、本作の「不思議と読ませる」の正体かもしれない。 哲学者ロラン・バルトはかつて「テクストは引用の織物である」と有名な言葉を残した。ぼくらが「オリジナリティ」だと思っている発想も、実のところこれまで培われた歴史の上に成立しているのだ。バルトが語ったのは広義の文章全般についてだったけど、漫画にもそれは当てはまるのではないだろうか。つまり、どんな漫画であっても、ほぼ例外なく何かしらの先行作の影響下の元に成立している、と。 そうした先行作の影響から抜け出して、独自の何かを見つけられた時が、真の勝負どころなのかもしれないな。

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