とうとう読み始めてしまった
日常のささやかな愛しみ #1巻応援
校正の仕事に加えて書店員としても働いている夏子の退屈だけれどすてきな日常を描いたこの作品には、取り立てて大袈裟なことではないにせよ日々の片隅にある微かな心の動きがたくさんピン留めされています。 何でもない日常の何とも言えない「おかし」を掬い取って描くことは、本作でも少し登場する『枕草子』の時代から行われてきた営為で、私たち日本人の心の奥深くに根付いているものかもしれません。 お母さんが持ってきてくれたレモン水の黄色と、庭に咲く紫陽花の青とのコントラストが美しく映えていたこと。 プール開きした瞬間に雨が降って昼ご飯だけ食べて帰ることになったけれど、そこで食べたカップ麺が何だかとても美味しく感じられたこと。 まったく同じ体験ではなくとも、記憶の奥底にある幼き日の思い出を蘇らせてくれます。今は無きとしまえんのプールの後に食べたエビピラフは、最高に美味しかったなぁ……。 また、飲食店でたまにある「たっぷり3種のチーズ&フレッシュバジルのパスタ」のような長い名前のメニューを「バジルのトマトパスタを」のように適度に略すのも解ります。頑張ってフルネームで言っても店員さんの方が略すこともままありますからね。 そして、校正という仕事について描かれている部分も興味深く面白いです。私も文章を書く仕事もあり、人並み以上に興味があるところで、日常に職業病が出てしまうのは少し解ります。「どんなに頑張って気を付けて誤植や人のミスはあるので気にしない」という精神性には少し救われる思いです(最大限気を付けますけども)。 地味に好きなポイントは、買ったコートすべてが短命に終わってしまう夏子に対して「『深夜食堂』にそういう人いたよね」という友人ゆきちゃんの絶妙な返しです。「私は海原雄山か」などオシャレ美人がちょいちょい繰り出してくるグルメマンガネタ、良いです。流石は『ハラヘリ読書』の宮田ナノさん。 巻末には本作に登場した実在する書籍の一覧もあり、読書好きの方はより楽しめそうです。
生きるとは
こういう感情を味わったことがあるなと思った。感情というより感覚かもしれない。 自分が生きている今が過去と未来に長く連なっているんだ、という感覚。 名前をつけようとするとエモいとか郷愁とかになっちゃいそうなやつ。いいとか悪いとかそういうことではないやつ。こんなところまで来ちゃったんだなあ、まだまだ行かなきゃいけないんだなあ、みたいな感覚。 主人公は子育て中の父親。区画整理で潰してしまった実家近くに家を買い、家族3人で暮らしている。 子どもの頃の記憶がそこら中に残っている。自宅のローンはまだ35年も残っている。 ずっと同じところにとどまっているつもりでも、時は流れ人も変わっていく。出会いも別れもあったし、これからもある。 当たり前のことしか描かれていないけれど、だからこそ感動がある。なんとなく生きてきたつもりだけど、いろんなものを積み重ねたり抱えたり落としたりしてきたんだなあ。
執事が主人の世話・・・をしているようで主人が執事を溺愛
無表情で初心で塩な執事八雲にすっかりハマって大切でたまらない教授が素敵! 過去は遊んでたみたいだけど八雲への気持ちに気づいてからは最後までできなくても八雲の成長に合わせて待ってひたすら溺愛。 タイトル通り静かだけどしっとり甘い😍 (1巻の同時収録作品は教授の教え子カップル)
俗物な神様w
神様のご利益を求めて会いに行ったらもう力が残っていないし消滅する前だった。 前半はもう致していてばかりでクドイと思い始めたら途中ウルッと来て最後ハピエン。 私的はトメ子さんの立ち位置がいいなぁ😂
惣菜屋さんから胃袋を掴まれる
イラストキレイだし嫌な人も出てこない、当て馬も出てこない、すごく読了感良かった。
栢くん、、、ってなる。
嵐と書いてランと読む。名前も可愛い。 そして、母親の再婚相手の連れ子で栢と書いてカヤくん。こちらは、まさかの中学3年生とのこと。 読めば読むほど、マジかの一言に尽きた。 何だかもう自分は親目線で読んでしまってたのですが(笑)、自分が学生の時にこの漫画に出会ってたら終始ドキドキしっぱなしだろうなと思います。。
久我君ファイトー
久我君、変わらずで帰ってきました。お帰りなさい。 そして久我くんの翠への想いも変わらず、いや更に増している様な気さえしました。 それにしても翠の元カレくん、癖が強い感じ。 元カレ出てきた、久我くんの焦り具合よ。夜中に帰っていなくて、彼女に電話したら元カレ出るからドギマギしちゃうよね。 ゆったりまったりのんびり気長に、続き読める日を待っていたいなと思います。
シャティと錬金術の町の感想
※ネタバレを含むクチコミです。
幼馴染で初恋
裕翔に自分はそぐわないと身を引こうとした廉。 廉母の元カレ、露木さんは良い大人だった、のか?😅 おかげで結局両想いだったわけだけど。 そんな2人は露木さんの志向を後押ししたw そんな突然その年齢で目覚めるのかー。
黒野くんの宮地愛
どんな暴言吐かれてもポジティブに受け入れちゃうし、宮地くんに彼女がいて振り回されても、ずっととにかく宮地くんをサポートする。 宮地くんの代用キャラまで自作するほどにw 宮地くんは黒野くん大切にしないとだね。
教師いじめを不登校生徒が復讐
※ネタバレを含むクチコミです。
ルルの豹変が見もの😆 1番イケメンだったw
登場する天使がみんな可愛くてキレイ。 それに経験値を上げるためにパートナー複数持つのも推奨されているけど アルトもユーリも一途なのが良い。 (つまり勉強の為ではなくなってるって意味だし)
AV男優 x 少女漫画家
少女漫画家メイちゃんの器がデカ過ぎ。 尊さんの元カノの顛末はやっぱり普通だと思う。 それを付き合っているのに尊さんの仕事容認できて最後に帰ってくれば良い的なメイちゃんみたいな考えはなかなか無理でしょう。 なんだかんだで弟ラブなお姉さんもメイちゃんの素直な性格の良さに絆されてしまったw I’m your Prisoner 本編に嫌なキャラで出てきた来斗のスピンオフ。 あまり好きじゃなかったかも。 来斗が性格悪いのはそのままだったけど(多少の可愛げはあったが)、そこまで精神的に痛めつける必要はあったのか、そこから開花して、と言いたかったのかもしれないけどなんか無理矢理感もあってモヤモヤした。
「普通じゃない」ことを肯定するのは難しい
立花さんの「ハルくん」はそんなに隠さないといけないのかな。まぁ付き合っててあの部屋通されたら構えてしまうとは思うけど、ぬいぐるみ自体はそんな偏見持たれるかな。 それより二階堂さんは立花さんと付き合う時点で引退して欲しかった。 いくら立花さんが職業貴賤無しと公言してても流石にその仕事しながら付き合うのは無理がある。
あなたは誰推し?!
※ネタバレを含むクチコミです。
美文字フェチ
特殊過ぎ😆そんなフェチ存在するのかと驚き。 そんなフェチ持ちのお隣さんが美文字持ちの作家とか適材適所w
「ヒト化」という設定の面白さ #1巻応援
『高尾の天狗とミドリの平日』の氷堂リョージさん最新作。 作り込まれた独特の設定が魅力のファンタジー物語です。 この『虫の皇女マユの旅』の世界ではヒトが地上を支配者となっているものの、「ヒト化の秘術」というものをとある偉大な魔法使いが生み出し、哺乳類・鳥類・海洋生物・虫など、さまざまな生物の代表者がヒト化をしてヒトの社会に介入してきます。なお、ヒトは魔法を使えないのですが、ヒト化した生物は皆元々の特性に応じて何かしらの魔法を使えますそれ故に、ヒト化した生物に対して好い感情を持っていないヒトも多いという設定も重要なポイントです。 本作の主人公は、「ヒト化できるのは認可された生体のみ」という掟を破って幼い身で非合法のヒト化を受けた蚕蛾のマユ。虫国の皇位継承者であるマユは従者である蛍蛾のホタルと共に、ヒト化が解ける1年という期限の間に偉大な虫帝となるべく見聞を広めようと冒険に出ます。ただし、ホタルはマユになるべく危険な目に遭って欲しくないので極力安全に1年をやり過ごさせようとします。その辺りの、各々の考え方や目的の食い違いも面白さを生んでいます。 マユが冒険に出た先ではアシダカグモやヤマトゴキブリ(中身はゴキブリと言っても、外見はただの眼鏡イケメンなので閲覧注意ではないです)などなど、さまざまな生物と出逢いながら、慣れないヒト化した体に(排泄・トイレの使い方が解らないなど)悪戦苦闘しつつも見聞を深めていきます。 マユは世間知らずではあるものの、 「ヒト化した者たちがヒトによく思われないことがあるのは 互いをよく識らないからという面もあろう」 など、時に本質を突いて種族の垣根を越えた道を示します。その様には、皇族としてのカリスマ性が垣間見えます。 「ヒトの支配はせいぜい数千年、一方で虫の支配は4億年」という、現実でもたまに言われる事柄を上手く設定に取り込みながら、物語の歯車が回されていきます。 毎回、どんな生物がどんな魔法を使えるのかという小さな楽しみがあり、それぞれのキャラクターたちの思惑が複雑に絡み合うのも面白く、そして物語全体という大きな楽しみもあるので密度濃く楽しさに溢れている作品です。 虫が話の中心ではありますが、基本的にヒト化した姿で登場するのでヴィジュアル的には虫が苦手な方でもそこそこ大丈夫かと思います。面白いファンタジー系の作品が読みたい方にお薦めします。
空気のようなもの
巻数も百を超え、シリーズ映画も終わり、マンネリの極致に達した感もある。浜ちゃんの人の良さで乗り切る展開には、もう飽き飽きしてしまう。 人物の線にもバラつきが見え、画力の衰えも感じ取れる。 なのに。 オリジナルの中に、この画柄が無いと寂しくなってしまう。 マンネリの先にある空気感を掴み取った稀有な作品と言えるのかもしれない。
あのガイアが…バカな…バカだった…
グラップラー刃牙から登場している古参キャラ「ガイア」と、囚人編でそのガイアに敗北を喫した超人「シコルスキー」の謎の四畳半生活… スピンオフの中でもテーマが気楽で、ガイアが日本の一般家庭で生活しているところは違和感なく(山奥でいいじゃないかというのは置いといて)そこにシコルスキーのキャラ崩壊しつつのウザ絡み空振りがとてもなんか"かわいい"感じに。 刃牙ファンは読んで損なし?
大樹の奏斗愛がスゴイ
奏斗と再会する前の大樹は正直言って気持ち悪い。それくらいやってたこと最低なんだけど、 奏斗のことが好き過ぎてガラリと変わったのちょっと感動。
ロボットとBL
テーマは斬新だけど読んでて白けちゃうこと多々。
ケイ苦手ー!
いくらウブとは言ってもヒロを待たせてるし逃げるし失礼。 イラストは可愛かった。
コミックス刊行記念の番外編
※ネタバレを含むクチコミです。
ジャンプラのアプリを立ち上げると埋まってるシバタの絵が表示されてビビるというのを何度か繰り返し、もういい加減に読んでみるかと思ったのが間違いでした。 いや、面白いから間違いじゃないけど……怖すぎる。 1話で終わってもいいくらい怖いし気持ち悪いのに毎話毎話怖さ気持ち悪さ面白さを更新してくるのどういうことなんでしょう。 ギャグ要素もあるしシバタの顔も可愛げがあるんだけど全部がいい様に作用して怖いから素晴らしい。 これは目が離せない作品に出会ってしまいました……。