こっち向いてよ向井くん

既視感おぼえるあれやこれや

こっち向いてよ向井くん
ゆゆゆ
ゆゆゆ
1年以上前

なんだろう、2巻の途中から胸にグサグサと刺さってしまいました。 35歳の恋愛(うまくいかなかった)をみているからでしょうか。 10年と言わずとも、過去の恋愛を引きずりますよね? あれ、普通は長く引きずらないんですか。 たぶん、知らずに受けた呪いなんじゃないかなって思う勢いです。 向井くんが言うとおり、誰かを好きになりたいし、でも恋愛ってたしかにしんどい。 「結婚する人は減っていて。少子化は進んで」 そんなニュースを聞いて、「する相手がいたらしてるよ」と思わずつぶやいた記憶はさほど古くありません。 もっと若いときにこの漫画があれば、いろいろ違ったかなという思いと、今だから思うことがあるんでしょという思いと。 優柔不断というか、ふわふわした向井くんに喝を入れたくなるどころか、入れられている気がします。

ちえりの恋は8メートル

スケールが違うラブコメ

ちえりの恋は8メートル
ゆゆゆ
ゆゆゆ
1年以上前

8mってなんだろうと思ったら、タッパでした。 身長8mの女の子。 でもみんな慣れてしまって‥ え、慣れちゃうの? ――慣れてる! とスケール違いな展開に、たじたじ。 そして、女の子のムチムチ感もスケール違い。 大きいのでなおさら柔らかそうです。 胸元がきついのは支給品を作った最初が小さめだったんですかね。 規格が違うので、ラブコメあるある胸元に頭がコンニチハする描写も、谷間から足が出ているだけに。 亀仙人様が望んだぱふぱふも、スケールが違うと圧死が心配になるのか、なんて思ってしまいました。 すっごくピュアなラブストーリーが生まれそうな二人なのに、身長差と巨大な支給品の数々がそれを許さず、コメディになっています。 なので、大きさの差を飛び越えると(彼らは気にならなくなっているので飛び越えなくていいのでしょう)、とってもキュンキュンなストーリーです。 ちえりちゃん、良い子だなあとしみじみしてしまいます。

望郷太郎

目力が強い

望郷太郎
ゆゆゆ
ゆゆゆ
1年以上前

冒頭のこの表情、どういう感情なんだろう。 左上を見るのは思い出すときというけど、そうしたあとの真上。 表情がみんな変わらないように見えて、目元の表情がよく変わる。 寒いから、口元はあまり動かないのだろうか。 あまりにも目の表情が変わる(変わらなさすぎることもある)ので大変顔がにぎやか。 言葉は多くないのに、「目は口ほどにものを語る」というのはこういうことかと、思わず膝をつく勢い。 もともとタイトルは聞いたことがあって、どうしてこの人はもの悲しい顔をしているんだろうと思っていたけど、まさかこんな漫画だとは思わなかった。 縄文時代から弥生時代への変化は、こういう感じだったのかなぁと思いながら読んでいる。 若い青少年が初期化した世界を行脚するのではなく、おじさん一人というのが哀愁溢れ出て、またおもしろいと思う。

ひとりみ天国 【カラーページ増量版】

共感できるかどうかでだいぶ違う

ひとりみ天国 【カラーページ増量版】
nyae
nyae
1年以上前

この主人公の生活に共感できる人は、読んでてたまらなく面白いと思います。でも自分はそこまでではなかった。こういう人もいるんだな、というかなり距離のある目線でそれなりには楽しめましたが。もっと共感できたら、もっと面白かったんだろうなとちょっと悲しくなった。

アウターゾーン

不思議な世界への案内

アウターゾーン
ゆゆゆ
ゆゆゆ
1年以上前

本誌の最後の方に載っていたおたのしみ。 友達や親戚の家へ行くと、何故か1冊は本棚から見つかった「アウターゾーン」。 そして思わず読んだ「アウターゾーン」。 昔テレビで見た『世にも奇妙な物語』のような雰囲気で、でも案内人のミザリィは無敵で強そうな存在と思ったら、そうでないときもあったり。 ストーリーは怖いだけかと思ったらそうでもなかったり、いややっぱり怖かったり。 怖かったりおぞましかったりする描写と、スカッとするストーリーと。 なんだか好きな漫画だったのを覚えている。 ミザリィはもちろん、好きだった。 読み直してみたら、第一話から「30になっても子供もできない」とオバサンが言っていて驚いた。 レディコミのようなセリフを少年誌掲載漫画で読んでいたのか‥。 四半世紀くらい前の漫画なのでたしかに古いところはあるけれど、全体的には今読んでもおもしろい漫画だと思う。

よんでますよ、アザゼルさん。

下ネタに抵抗がなければ楽しめるギャグ漫画

よんでますよ、アザゼルさん。
六文銭
六文銭
1年以上前

アニメもあって途中巻まで読んでいたのですが(12巻)、そういえば最後どうなったのかな?と思い一気に読み直してみました。 悪魔を使役し依頼人の課題を解決する探偵・アクタベ。 その助手、佐隈りん子はひょんなことで、アザゼルという淫奔(要はエロい)の悪魔と契約させられて、事件を解決していくながれ。 悪魔を使役するために必要な「グリモア」という本があり、それは人間社会に自然と紛れ込んでいる。 なので、一般人も知らない間に悪魔と契約してしまい、、悪事を働いているのを倒す展開もあるのだが、まぁ、総じてギャグテイストで重くならず、ゆるく楽しめるのが本作の魅力。 出てくる悪魔も、前述のアクタベの能力によってマスコットキャラみたいな2頭身なのが可愛い。 (後半出てくる「魔界」だと、その悪魔たちの本当の姿がみえます。エグいくらい大きく強かったりする) 下ネタが結構青年漫画のギリギリを攻めている部分もあるので、下ネタに抵抗がないことが前提になりそうですが、ギャグレベルが小3な自分はゲラゲラ笑えました。 この作風でどう終わっていくのかな?と思ったのですが・・・ まず、アクタベと佐隈さんの関係。 一部界隈では「アクさく」と言われるくらい人気のカップリングだったのですが、これは、また妄想の余地が増えた感じ。 次にアクタベの正体。 個人的に超気になってたので、最後に何かしら正体に関するものがでるかな?と思ったのですが、なかった。 むしろ、後半に「神」が出てくる展開があるのですが、それと同じ紋章?みたいなのがアクタベにもあって、いよいよわからなくなった感じ。 特に解説もなく終わってしまい、すごい気になる。 そんな感じで謎を残したまま若干消化不良な感じ終わってしまったのですが、上記とは別にラストの佐隈さんのあのシーンは結構グロかったです。 (詳細はネタバレになるので避けますが、読んで同じ気分を味わって欲しい…) 「悪魔」を題材にした漫画らしいといえばらしいラストなのですが・・・ その点も含めて謎の余韻が残った作品でしたが、ギャグ漫画としては十分楽しめる作品でした。

あいすべき憂鬱

せめて漫画だけでもひんやりしたい

あいすべき憂鬱
野愛
野愛
1年以上前

アイスにしか興味がないクールな男子高校生・雁屋くん。 後輩のバイト先であるアイスクリームショップに行ったら、金髪の美少女・マコに一目惚れ。 でもマコの正体は女装男子で……恋の行方はどうなっちゃうの?というお話。 アイス愛がたっぷりで絵が可愛くて、夏にぴったりの作品です。 変な味のアイス買っちゃうよねとかチョコミント好き嫌い論争とかわかりやすいあるあるから、ファッジって何?バニラとミルクの違いは?とかアイスについてもしっかり学べます。 でもアイスのうんちく漫画じゃなくて、可愛くて甘くてほろ苦いラブコメメインなのが爽やかでいいんです! 毎日暑いからせめて漫画だけでもひんやりいきましょう…!

ピエロマン

予測不能な怒涛の展開

ピエロマン
六文銭
六文銭
1年以上前

主人公は漫画家で、自身の漫画に登場させている「ピエロマン」に、そっくりなピエロに襲われるという話。 漫画の「ピエロマン」自体は映画化が決まるなど人気を博し、またそのヒットまでに主人公は漫画家として長く苦労しているのも背景にある感じ。 とにかく、予測不可能な展開が面白い。 ピエロマンの正体を追う展開なのですが、怪しい人がゴロゴロいる。 アシスタントとか、担当編集、同期の漫画家とか、大体身近な存在が一般的ですよね? そこに、犯人と思われた人物が、次々にピエロマンとして出てくるんですが、彼らはただ本物のピエロマンにたぶらかされただけの、偽物だったりするわけです。 ピエロマンではないか?と疑われた人物は、逆に本物に襲われたりもする。 「たぶんこうだろ?」的な予測を裏切られるわけです。 まだ3巻なので全容がでておりませんが、1巻からずっとこの調子で、怪しいと思った人物が次の瞬間違ったりなど飽きさせない、こちらの予測を裏切ってくる展開がスゴイんです。 逆に想像力をかきたてられます。 まだまだ、主人公自身も過去に何かありそうですが、ピエロマンの正体あわせて恨まれる理由が少しずつわかってくるのかと思うと続きが楽しみな作品です。  

恋するアバターちゃん

登場人物神!!!!!!

恋するアバターちゃん
まろん
1年以上前

とにかく宇佐美さんが可愛すぎます!!!!!!!!!!!!!!!!!! 宇佐美さんの髪型真似したい、、、、まだ高校生じゃないだから希望はある! この漫画に影響をうけてユーチューバーになりたいと思いました! 内容も超面白い!何故か性格が似てるwww 希楽くんイケメンすぎるやろおーーーーー!!!! クラスに希楽くんみたいな人がいればなー、、、、、 早く続きが見たいです!!

こっち向いてよ向井くん

35歳会社員男の10年ぶりの恋

こっち向いてよ向井くん
Nano
Nano
1年以上前

表紙の雰囲気とタイトルで向井くんという男の子が可愛い~いちゃいちゃ!みたいな漫画かと思ったら、かなりリアルな感じの男性視点恋愛漫画だった。 恋愛というか人間関係難しいよな…自分もいい歳になったからか、こういう恋愛漫画が面白くて仕方ない。気がつけば向井くんと一緒に似たようなリアクション取ってた。洸稀ちゃんのバッサリ言う感じも好き。1番の共感ポイントは「あの曲もう10年前!?」だな…時の流れ…置いていかないでくれ…。

たっちゃん、どっちとる?

双子と同居、どっちかなのか、はたして…?

たっちゃん、どっちとる?
さいろく
さいろく
1年以上前

姉弟である。 仲良しである。ツーカー。 弟の方は姉の抜けてる部分を理解している。 きっとこの後は逆の描写もあるのだろう。 平静を保ちつつ姉弟に平等に接している主人公の今後はどうなるのか…という感じであるが、ちょっとだけ絵柄やコマ割りが古風で逆に違和感のないラブコメ展開(最近よく見るようなものほど強引じゃなく見える)で読みやすい。 古風といったけどちゃんと可愛いのでいいとは思います!

先輩がうざい後輩の話

中身のない漫画の話

先輩がうざい後輩の話
名無し
4ヶ月前

アニメ化もしたので試しに読んでみたがあまりの中身の無さに速攻で飽きてしまった。『悪い意味での典型的ツイッター漫画』という感想。まあそれこそツイッターで片手間で見るには悪くないかもしれないが… 先輩がどうこう言う前に自分も十分にうざい言動ばかりの双葉に、ガサツさが目立ってともすれば下品な印象すら受ける武田と、登場人物にも不快感が強い。 社会人の話なのに社会人らしさも皆無。結構な話数を重ねてるのに何の会社なのかすらも未だによくわからない。 都市部で働いてるのかと思ったら急に田舎のバス停みたいな描写が出てきたりと設定面もガバガバ。 総じて「こういうの描いときゃ『エモい』とか『尊い』とか言って喜ぶだろ?」みたいなのを何も考えずに雑に出してくるだけ、という印象しかなかった。 そこそこ話数も重ねてるのに双葉と武田の関係性に何の進展もないのもいただけない。最新話なんか映画館デートした後食事なりショッピングなりすればいいものを何もなしに普通に解散して「先輩のこと何も知らない…」とかナメてるにもほどがあるだろと。もうこんなの脈なしだわ。

ブラッククローバー

友情・努力・勝利!

ブラッククローバー
宮っしぃ
宮っしぃ
1年以上前

ジャンプの三原則(今はあるか分からんが)を体現してて良いですね 魔力や魔法が当たり前の世界で、魔力の無い少年が異質な魔法を手に入れて戦い、仲間とともに成長して敵を倒すと、THE少年マンガ!って感じで面白かった そろそろ終わりに近づいてきてるみたいなんで、まとめて読むのオススメ 魔法バトルも熱く、少年マンガ好きなら誰も楽しめる良い作品でした

タコピーの原罪

すごく今さらですがめちゃ面白かったです

タコピーの原罪
宮っしぃ
宮っしぃ
1年以上前

話題になってたけど読んでなく、思い出したので読んでみました まず、え?そうくるの?嘘でしょ?心折れそう...が初回の感想 可愛いタコと小学生が仲良くする系の雰囲気出しておき、途中から全くそんな要素はなく、全くハッピーじゃない ただ小学生同士のイジメの陰湿さからタコピーの能天気な落差、さらにまた沼に落ちるようなドロドロなイジメや虐待 全然ハッピー星の住民いないじゃん... イラストの可愛らしさも相まって、良い意味で期待を裏切ってくるストーリーはマジで圧巻 これは絶対にオススメできる秀作でした タコピーのLINEスタンプ買ったわ... おすすめは「このタコが...!」です、使いやすいですよ

奈知未佐子短編集 ~思い出小箱の15粒~

読むだけで心が洗われます

奈知未佐子短編集 ~思い出小箱の15粒~
かしこ
かしこ
1年以上前

「これも学習マンガだ!」に選ばれていたので読んでみました。奈知未佐子さんのことはflowersでショートストーリーを連載されている方という認識はあったのですが、ガッツリ読むのは恥ずかしながら今回が初めてです。調べてみたら水木しげる先生のアシスタントをされていた経歴もある大ベテラン作家さんなんですね…! 民話や童話をモチーフとした優しい世界観の短編集なんですが、本当に心が清らかで優しい人じゃないと描けないと思うようなエピソードばかりです。たまたま長時間の電車移動中に読んだのですが始終癒されっぱなしで全く疲れませんでした。夏休み中のお子さんにもピッタリだと思います!もちろん学習マンガとしての教科は「道徳」ですね。

この毒が廻る頃には

左藤さなゆき先生お得意の執着愛😍

この毒が廻る頃には
るる
るる
3ヶ月前

義弟浬の囲い込み愛が炸裂。 兄千歳のこと好き過ぎて、浬のお願いは受け入れずにはいられないように、突き放せないように、浬の悲しい顔を見ていられないように、物心ついた頃からジワジワと作り上げてきた感がスゴイ。 そしてそんな薄暗い執着愛にゾワゾワする。 この空気感「プリファクトの箱庭」にもどことなく流れていたなー。

WORST外伝 ドクロ

主役は武装の河内鉄生、スピンオフだけど質が高い!

WORST外伝 ドクロ
さいろく
さいろく
1年以上前

高橋ヒロシの作品はどれもオトコの熱い想い・気持ちが描かれていて大好きだ。 学生時代はヒーローのように格好良く、やられても男らしく輝いている所謂中心人物たちよりも、ちょいちょい挟まれる端役のオトコたちの想いや鬱憤に同調してしまう事もあって、彼らが救われる話や漢を見せるところが大好きだった。 『クローズ』で言えば阪東・水戸、あと甲斐のアレもよかった…思い出せばどれもこれも胸熱なわけだ。 クローズからの大人気グループといえば「武装戦線」で(未だにたまに現実でもT.F.O.A.とドクロが描いてある服を着てるイタいおっさんを見る事があるけど、温かい目で見てあげようと思う。しかしあれはなんでおっさんしか居ないんだ…)本作はスピンオフとしてその武装戦線の6代目ヘッドとなる河内鉄生が主人公である。 先にネタバレでもなんでもなく言ってしまうが、河内鉄生はクローズの時点でバイク事故で亡くなってしまう。 あの衝撃は本当にデカく、なんちゅう事するんだと高橋ヒロシに泣きを入れるファンがいてもおかしくないと思う。 だが、そんな本当にデカい存在だった彼がどうデカくなっていったかを深掘りしている作品、面白くない作りだったら許せないわけだが、しっかり納得がいくように頑張って作られていると思う。 現在13巻まで出ていて、スピンオフの割にはやっぱり高橋組はいっぱい描かせてくれてありがたい(正直最近は台詞回しが多すぎる気もしているが) 新しいキャラもそれらしく色があっていい。 まぁ、河内鉄生の生き様をしっかり描ききってほしい。 で… 要するに、自分的にはモブと呼ばれる端役のオトコたちの漢を見せるシーンが増えているっていうところが熱いポイントなので、是非そこを読んでもらいたい。 戸川がこんな熱い展開でしっかり漢を見せてるんですよ…たまらんだろう。

漫画 ゆうえんち -バキ外伝-

夢枕獏が描いたグラップラー刃牙の世界、もう1人の主人公

漫画 ゆうえんち -バキ外伝-
さいろく
さいろく
1年以上前

夢枕獏×板垣恵介というと『餓狼伝』の続きが読めるのかと思ってしまったが、そうではなかったので少し落胆し、あまり期待せずに読み始めた。 が、これはこれですごくイイかも?と思うまでそんなに時間は必要なかった。 最初の数話は懐疑的な目で読んでいたが、そもそも絵が上手い。 上手いというか、あの世界観を損なわないのはそれだけで充分評価に値すると思うが、あの世界の空気までも伝わってくるような本作には、板垣恵介へのリスペクトというか「板垣恵介になりたい」まであるんじゃないかと感じる。 主人公、葛城無門(かつらぎ むもん)はなんと設定上あの愚地克巳の兄である。とはいえ克巳の出自を知っている人はわかるけど、サーカス団に拾われて活躍していたところを独歩が養子縁組するという流れだったので、実際の血縁が克巳との間にあるのかはわからない。 しかし、スタート時点から美形で強く、天内悠を思い出させるような好青年っぽさがある(これは最初だけでした)のに戦う相手が久我重明や柳龍光を筆頭とした刃牙ワールドでいういわゆる"ダークサイド"。 っていうか久我重明は餓狼伝のキャラだった。原作の時点でクロスしてたんだ…と今更気づいた。。。 いずれにせよ、刃牙ファンは読んで損なし。今なら乗り遅れということはない。

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