「残酷な神が支配する」読んでみた
AIはまだまだ人類には及ばないなあと実感
おおまかな要約:新人SF作家がAIを活用して漫画を発表!本作を通じて浮かび上がるAIの課題。課長のキャラの濃さに注目。意外なネームの上手さ、素の絵でも漫画を描くべきかも? 本文:はてブで「漫画未経験のエンジニアが今のAIで漫画制作にトライしてみた記録2023年夏時点版」なるnote記事がバズっていたので知。作者はさいきんデビューしたSF作家の安野貴博。すでに本も一冊だして会社もやっているとか https://note.com/takahiroanno/n/n649cac118429 で、やっぱり、AIの使い方にもセンスがいるかなと。 アイディア出しや一部背景などではすでに導入が進んでいると聞き及びますが、 メインの作画だとどうしても違和感が勝ち、そのぶん読者としての没入感を削がれてしまう 実験作としてはなかなか興味深い試みですが、肝心のストーリーやAIよりも課長のタダオのキャラデザの濃さに目が行ってしまったw 主役を食う存在感がハンパないぜ .......! 余談:ところで上記のnoteで一部ネームを公開していたのですがけっこう構図が「まんが」してて意外に上手でびっくりしました(参考までに1ページ引用、出典は上のnote記事です) 漫画、いちどAI抜きでフツーに描いてみてもいいんじゃないかな〜?
優しさと真面目さしか出てこない
中学生の女の子が宿題のために、叔父さんのパン屋さんを見学するお話。 8ページという短い中に、主人公の素直さ、叔父さんの真面目さ、つやつやでふわふわでさくさくのパンの美味しさがギュッと詰まってます。 真面目でかわいくて優しいひとと美味しいパンしか出てこないので心が洗われますね。 なんでもないお話なのに魅力的なのは画力が素晴らしいかもしれません。絵がうまい!
双子の兄への足踏みにされ続けた有葵と引っ込み思案を嘘の鎧でカッコよく演じてた神山先輩
2人ともめちゃくちゃイケメンなのにコンプレックスの塊という拗れたもの同士。 まあ有葵の悩みはとてもよく分かる。 他人からの全部の感情が兄へのとっかかりでしかなかったら人間不信になる。 でも今度こそ本当に有葵のことを見てくれる神山先輩と出会って自分に自信が持てるようになった。 神山先輩も有葵と出会ってから作った笑顔でなく本心の気持ちが表情に出るようになった。 出逢うべくして出逢った2人。イラストもとてもキレイで眼福😻
すごい新人漫画家が現れたぞ
おじさんが夕暮れの橋の上で高速ステップを踏んでいる。異様な姿を目撃した誰もがキモいと言っていたが、主人公だけはそれが「地球の自転を止めて時間を巻き戻す」為にしている事だと知っていた。おじさんは自殺したゆかちゃんの父親だった。 作者の描きたいという衝動を感じさせるエネルギッシュな作品でありながら、読者を置いてきぼりにするような読みづらさがなくて素晴らしい。実は単純なストーリーなんだけど見せ方が面白くて、特に金魚鉢ごしに教室を俯瞰するシーンがかっこよかった。作者の自己紹介も独特だったので次回作も超楽しみです。
#ポリマッチョの感想 #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ もりやまつるのマッスル×ポリス×GAGはたまんないね。正直表紙でライウェイベイビー!を見た瞬間あの男は確実に登場するとは思ってた。 ・特に好きなところは? ロニー・コールマンの偉大さについて説明するところ。トレーニングや食事も含めて5ページぐらい説明しても良かったんじゃないかな ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 元ネタを知ってる俺にはいい読み切りでした。もちろん元ネタを知らなくても楽しめます。 そういやライウェイは「筋肉島」でも使われたな
心の声がダダ漏れです。
肩ひじ張らずに自然体で生活している感じを盗みしている感じ。 居酒屋で隣同士手に座ったことがきっかけで、一緒に飲み始め、出会ったその日にラブホに行くが、セックスせずに別れた優くんと愛ちゃん。 優くんは、初めてのラブホで興奮気味だったにもかかわらず、朝を迎え、連絡先を交換して別れた。 お互いに距離感をはかりながら、連絡しようか?相手がどう思っているのか?頭でっかちになりつつ連絡を取って、その後・・・。 初対面でラブホ行って、そこから始まる恋愛もある!!
表紙読めんw
表紙の文字が達筆すぎて読めませんでした!でも表紙の男性がカッコ良すぎて読み始めまして。 ウワー!なにこれかっこいい!ロマンしかない!! 悪い顔を描くのが好きなんだろうな…わかります悪いヤツの顔ってかっこいい、そしてエロい。 もはや性癖詰め込み漫画な気がして惚れたんですが私の感覚間違ってないですよね!?
幸福な食卓の感想 #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 良い読切だった。姉が距離を詰めようゲームの話をし始めたあたりでふーんと言う感じだったがまさかあんな結末になるとはな ・特に好きなところは? 姉が距離を詰めようとあるゲームの話をし始めたから最後まで ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! すぐ読めるし良い読後感なのでおすすめ。9/19に発売する短編集「国家心中」は間違いなく買うね
「紅い霧の中から」感想
個人的に好きな世界観!…っていうと人格疑われそうなダークな物語(笑)。殺し屋の母に地下に閉じ込められたまま育った少年ルワンダ。彼の抱える闇は深い。万人向けではないが、絵はわりと綺麗めなのでエグい話の割には読みやすいかも。イヴァンが好きなので、どうか最後まで生き残ってほしいわ!
スラムダンクを振り返るとぶっちゃけどうなの?
いま改めて読む価値あるかな?
こういう青春もいいじゃん
部活マンガってこれくらいの温度でいいと思ってる。そりゃ全国大会どころかプロ目指してるような若者の熱い青春も素晴らしいけど、部室でだべってアホなことやってる青春だって魅力的。 わたしは怠惰な人間なので怠惰なマンガを読みたくなることも多い。けいおん!ですら真面目に部活やりすぎって思うことがあるくらいの人間なので、フットサルをやらないフットサル部の彼女たちを見るととても安心する。 お菓子食べてダラダラして、足鍛えるために足でマンガ読んで、マンガとしての体裁整えるみたいにパンチラして……ほんとこういうのでいい!! 部活もゆるくギャグもゆるく、絵はとっても可愛く。 個性豊かな女の子たちがゆるゆる日常をおくったら。 これ以上何を求める?至高でしかないじゃないか。 対外試合もやってるけど、肝心のフットサルシーンがほぼなくて最高。この場合はこれが正解。
面白かったけど…
※ネタバレを含むクチコミです。
ほっこりとシリアス 素敵な宇宙遭難SF #読切応援
※ネタバレを含むクチコミです。
音楽家の沙月と大学生の洋太、キッカケは家事代行
※ネタバレを含むクチコミです。
慧の拓海への重い溺愛
※ネタバレを含むクチコミです。
弟はばら撒かれたフラグに気が付かない
大好きだったBLゲーム(しかもクリア後)の世界に転生したと気づいた主人公の男子高校生アキラ。 さらに、立場はゲームの主人公の弟という、推しカップル&アフターを見やすいベスポジ。 この主人公、元腐女子会社員としての記憶は殆どないものの、兄が主人公だったゲームのことはよく覚えているらしい。 兄カップルを眺めてニヤニヤしたり、恋に破れた男たちを見に行ったり、男たちがもたらす騒動に巻き込まれたり、なにかと忙しい。 そのせいか、元々の性格か、幼なじみの女の子はおそらく主人公に恋心を抱いているのに、主人公は気づかない模様。BL漫画とはいえ、おいたわしい。 ちなみに2巻までしか出ていないのに、展開を勘違いさせる表現にまんまと騙されたなあと思うこと数度。 お上手ですなあと思ってしまった。 ストーリーはサクサクと進み、主人公の中身が腐女子のせいかBL展開もマイルドで、グイグイとおもしろく読めている。 白兎さんも良いキャラクター。 あと原作小説家になろう版をみてみたら、原作者さんコメントで、なろう版と商業小説版と漫画版は話が少し違うと書かれていたので、3展開用意されているということ?!と震えてしまった。
令和のラブコメはここまで来た(スタンディングオベーション)#読切応援
※ネタバレを含むクチコミです。
4つの人格に愛される話!?
ハーレムものとはちょっと違うけど魅力的な女の子がたくさん出てきます。みんな違ってみんないい。 それよりも主人公の双子の妹についてもう少し詳しく教えてほしい。
ハイスペ本部長受!!
顔も良くて体も良くて稼ぎも良い、どこからどう見てもしごできハイスペ赤坂さんが超可愛いけどバリタチな四谷くんに抱かれる話です。表紙にあるように天使みたいな王子様みたいな可愛いお顔をした右側の子が攻なんです。左側の黒髪厳しそうな上司が受なんです。最高。 輪子湖わこ先生はこういった可愛い攻×かっこいい受をよく描かれるんですけど、今作は受の赤坂さんが元タチ寄りリバってとこがミソで!(「絶倫プリンシパル」をチェック!)中身もかっこいいし四谷くんにどんどん絆されちゃうとこは可愛いし、後半部分ではケツで抱…ウヒョ~~!!最高だぜ!!今作だけでも問題なく読めるのでぜひ!可愛い攻好きな人にとってもおすすめです。
素晴らしい
最初の「天国までひとっとび」だけで掴まれてしまった。 短編集って色んな形があっていい、ほんと好き。 ゴトウユキコ先生は『フォビア』も『おとちん(略称』も原作者付きだったのでそういう感じなのかなと思っていたが、これが鬼才と呼ばれる所以よね。
設定もキャラも最近では在り来りになっているが…
ありきたりな設定=わかりやすく読みやすい、という今の時代のニーズに合致しているのだろうなーと感じた。 本作は、こういうの好き!っていう感じで、よくある設定・よく見るキャラ配置ではあるんだけど、「面白ければ読むしつまんなかったら読まなきゃいいだけ」という前提があれば全然面白いと思う。 色々なマンガの血が入り混じってる感じが現代っぽさも感じるし、そういうとこもヤンマガっぽいのかもしれない。 画角とか構図が結構良いなとは思うし、カラー絵は全然味があっていいし、まだまだ上手くなるであろうって感じるし、成長過程が見れるのは良いなーとも思っている。 マンガ上手くなってるなーって4巻まで読んだだけでちょっと感じるので今後も楽しみだし、なんなら次作品以降に期待までしちゃっていいんじゃないか。
孤独な2人の夏休み #読切応援
※ネタバレを含むクチコミです。
人の世の痛みや醜さが天国の光を輝かせる #1巻応援
『36度』以来となる、ゴトウユキコさん2冊目の短編集が5年ぶり発売されました。 その名も『天国』。 さまざまなフックがあり読む人によって引っ掛かるところは違うであろうものの、何かしらの痕は残されるSNS公開た時にはバズっていた作品ばかりの短編集です。 天国とは、一体どのようなところでしょうか。 地獄の対極にある、死後に行く場所。 痛みや苦しみから解放された、幸福と安寧に満ちた世界。 現世で叶わなかった望みが叶うところ。 翻って、目の前にある現実の今生きているこの世界はどうでしょうか。痛みや苦しみが溢れ返り、叶わない想いが充満してはち切れんばかりです。 この『天国』に収録された4つの物語では、どれもそんな現実世界におけるそれぞれのままならなさに翻弄される人間たちが描かれています。 綺麗な感情だけ抱えて他人や自分を傷つけることなく生きることなど到底できない、思うようにはならない世界。祝いと呪いが表裏一体であるように、ある面では美しいと表される感情の別の側面にある醜さがどうしたって露わになる瞬間が人生にはあります。 ゴトウユキコさんはいつもそこを、人が目を背けてしまいがちな部分を上手に力強く剔出して提示してくれます。一見すると荒々しく無造作なようで、その実非常に繊細に作られた職人の名品のように。 ある人にとっては、記憶の奥底の泥濘に沈んでいた呪物を引き摺り出されるような。 またある人にとっては、決して切り離せない厄介な自分の一部が不意に肯定され奉賀されるような。 不気味で得体の知れない魔物のようでもあり、大切に宝箱にしまっておきたい輝石のようでもある。 表紙画と装丁はただただ美しいですがその中身は決して美しさだけではない、けれど醜さや絶望だけでもない。 「天国」へ至れるかどうかもわからない煩瑣な現実を営む私たちへ、同じように繁雑な世界を生きる人々を通して間接的に天国を覗かせてくれる1冊です。 ふと、『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ユイのセリフを思い出します。 ″ 生きていこうとすればどこだって「天国」になるわ。だって、生きているんですもの″
※ネタバレを含むクチコミです。