じれったい!けど告白できない気持ちもよくわかる
お互いにもう少し歩み寄れれば・・・
食って大事だなと改めて感じた 最初は幸せだった結婚生活。 なんとなくズレを感じていたけど、ご飯がまず過ぎて食べられず小遣いも少なく外食できず倒れるまで我慢してた旦那。 最初はヒステリーな奥さんだなと思ったけど、周囲の雑音や毒親のトラウマ、脅迫観念からどんどん自分を追い詰めていく嫁さん。 読んでいくと、胸の内が語られそれぞれの印象が変わる作品でした。
合法だろうと、害はある
植物栽培が天職の花屋の千東森生。赤字ばかりで家系は火の車。 そんな中、頼りの妻が事故にあり入院、車もつかえなくなってしまった。 お金がなく、すがったのは怪しい話を持ち掛けてきた旧友。 何がいいことで何が悪い事なのか、読んでいて善悪の境界線がおかしくなってくる。 裏社会の人だけでなく、周囲の人たちも絡んで抜け出せない深い沼にはまっていく。 貧乏が悪いのか、社会が悪いのか、吸う人が悪いのか、栽培する人が悪いのか・・・ 大麻王になるころには、彼もすっかり悪人になっているのでしょうね。
今後の展開が楽しみ
フェリシアがドロボウ令嬢のデイジーに追い詰められていきます。 ここまであからさまで非常識でなくても、こういう人何気にいますよね。 文句を言いたいけど言えない計算天然の人って微妙なところを突いてくるから追い払いずらい。 せめて婚約者のサイラスが味方してくれたら楽なんですが、男って…。 読んでて気が重くなるところが多かったですが、国の第二王子ケヴィンが登場し楽しくなっていきますね、これは!!
とにかく癒されます
デフォルメされた神様たちの日常が書かれているのではなく、それぞれの神様の紹介、イラスト集のような感じでした。 巻頭に関係図があって、ココは敵対している、ココは親子関係なのかとか簡単に書かれていて、読んでいてもだから一緒によくいるんだなと分かりました。 推しはクローバーと神様っってとっても幸運な感じの絵。 場面展開はないですが静止画な分、想像するのが楽しいです。 それぞれ可愛いフォルムのエジプト神たちに癒されます〜
セルフラブとはこういうことだ
本当の自分を愛してあげよう的なメッセージの作品はたくさんありますが、いちばんスッと入ってきた作品かもしれません。 数字やアルファベットに欲情する限界秀才・時政の前に、ラブレターを3通持った女の子が現れます。 彼女は多重人格で、全人格時政のことが好きらしい…1人なのに3人の彼女ができちゃった…!?というお話です。 同一人物だけど3人ともそれぞれ魅力的で時政うらやましいなあと思っていたら、どうやら事情があるらしい……? で、ここからの流れが素晴らしいんですよね。 ドタバタラブコメでありながら読むとしっかり励まされます。 恋愛の素晴らしさだけでなく、友情の素晴らしさまで教えてくれるんです。 体型や顔立ちなどを用いてセルフラブを描く作品は多々あれど、こういう角度から伝える作品は今まで見たことがなかったです。素晴らしい!
たしかに闇の物語
※ネタバレを含むクチコミです。
隣人が魚の顔をしている
35歳、独身、女。 大手企業の子会社に事務員として勤めている。 薄給、多忙。同期どころか若い後輩は結婚しては辞めていく。 でも雇ってもらえるだけいいじゃない、と思っているらしい。 そんな彼女に恋人がいたのは一体いつのことか。 身だしなみは昔から最低限。 高そうなカメラで撮ってもらえば、映し出されたのは、見まごうことなきオバサン。 オバサンとわかっていても、突きつけられると傷つく。 主人公・栞の状況を書いていて辛くなってしまった。 みな、年をとるのだ。どう年を取るのかなのだ。我が身振り返ってダメージ倍増。 そんな栞は夜中に引っ越してきた隣人さん・瑞貴くんの顔が何故か魚に見える。 たまに本来のイケメンに見えるけど、基本は魚に見える。仕組みはわからかいけど、魚に見える。 魚の顔の彼と話しているのはとても気楽らしい。 魚フェイスがなくなると、若くてイケメンで気遣いできてさらに御曹司。 なにかあれば玉の輿である。 でも、魚に見える。 栞の家族がひどいとか、栞の会社の人達がひどいとか、周りの環境も環境なのだけど、魚に見えるおもしろさが上回ってしまう。 栞の性格を考えると、魚の顔をしているくらいがちょうどよいのかもしれない。 魚人間と恋愛??と読み始めたら、おもしろくて読み止まらない。
なかなか刺激的でした
2話目がヤバい。ヤバすぎて笑っちゃうくらいヤバい。そこまでやるかってくらいバイオレンスなので読まなきゃよかったと後悔する人もいそう。2話目に比べるとそれ以降の話はストーリーとして上手くまとめてると思う。でも同じく信仰宗教をテーマにした漫画なら「祝福王」の方がより圧倒されたかな。とはいえ全4巻でわりと満足度を得られるので刺激がある漫画をお探しの人にはオススメです。
すごく人見知りしてる
かのかりは読み始めたばかりで、まだ墨ちゃんは出てきていないのだけど、なんとなくスピンオフを読んでみたら…。 かわいいなあ!この子。 ぷるぷるしながらがんばっていて、応援したくなる。 周りが「かわい〜」となってるのに、本人は人見知りをして気づく様子も無し。 パーソナルスペースが1.5mというのは、なかなか生活が大変そう。 レンタル彼女の仕事をしている様子もあって、こういう感じの子が好きだったら、天使とデートしているように思えるだろう。 宮島先生が描く墨ちゃんの表情もとても良い。 また墨ちゃん目線の他の彼女たちもなかなか興味深い。 すごくパワーを感じておもしろい。 日常系で、本編をあまり知らなくても読みやすいスピンオフ作品だった。
現実に未練を残した芸人が異世界から戻ろうと頑張る話
大好きな作家の1人なので、つい手にとってしまった。 『どるから』も連載中なのに、新作もあるとはファンとしてありがたい。 ジャンルは、異世界もの。 主人公は売れない芸人。 M-1のファイナル進出が決まり、打ち上げしていたところ、いきなり異世界にいってしまう流れ。 異世界ものでよくある「不遇の中死去」とかではないし、何か特別なスキルが与えられるとかもないのが特徴。 異世界からむしろ現実に戻りたいし、売れない芸人生活で培った謎の我慢スキル(罰ゲームとかで食らう苦いやつとか)でなんとか異世界を乗り切ろうとする感じ。 作家さんの絵柄が好きだし、『どるから』でも魅せたバトルシーンは本作も健在。 変にエロに振り切ってないのも良い。 ただ、まぁ異世界ものとしては刺激や意外な展開などが今のところないので、そこは今後に期待したいです。
昭和生まれのおっさんの琴線に触れる
8月31日を繰り返してしまう、高校生男女2人の話。 ループするけど、この2人だけは記憶が残るという設定。 ジャンルとしては、ラブコメだと思う。 冒頭が毎話、服だけ代わって同じ感じではじまるのも特徴(添付画像) 懐かしい感じの絵柄や、野暮ったい男子とフランクな女子という関係が、おっさんである自分の心に謎に刺さりまくる。 夏という甘酸っぱい季節なのが、またいい。 なんとも形容しがたいのだが『タッチ』とか好きだった人は好きになってくれるんじゃないかと思う。 この2人だけ同じ日を繰り返しているのだが、基本はその謎を解くとかではなく、この現実を受け入れて、毎回2人でどこか行ったり、同じ日でも変化をつけて、笑いあり、ちょいシリアスありな展開が飽きさせない。 2人の仲も一進一退で、進んだと思ったらちょっと後退するなどの駆け引き的なのも良い。 この夏の終わりにぜひ読んで欲しい作品。
独特の日常、始まりが重たいが意外と
序盤はカオスな環境と突飛なキャラ達ばかりでどうなるんだコレと思ってたけど、それぞれが夜間部で過ごす日々から目を離せなくなっていった。 テンポも独特で、正直絵も見づらい方ではあるものの、日常系にはマッチしているかもしれない。 『ご飯は私を裏切らない』を先に読んでいて気に入ってたのだけど、本作はキャラが多い分1冊にまとまりきっていない感じが少しあるかな。
着物という堅そうに思える世界をコメディタッチにマンガで着崩していく良作!!
いやぁこれは良い。 私は心打たれる話があったら撃ち抜かれたように満点を付けてしまうタイプなので一時的な盲目目線があるのは否めないんだけど(盲目なのに目線ってなんだ) ちょいちょい挟まる話で不覚にも泣いてしまって、もうね、好きです。 コメディタッチで柔らかいし、主人公が尖りすぎてなくていい。むしろサイドに立っている周りのキャラ達の方が尖ってる。そしてモブ達の話がとても良い。呉服屋の若旦那の話は全部胸に突き刺さって凄い好きです。語彙がないのがバレる。 しかし、Twitterで先生が宣伝されてるのを見て初めて手に取ったけど、今は出会いは受動的なんだなぁとつくづく思い知らされましたね。 こういう出会いがあるんだったらやっぱり見ちゃうよなぁ
家族ってドメスティックハピネスなものですね
牛丼屋で母親に捨てられた姉弟3人が「これからどうしよう…」と途方に暮れながら自宅に戻ると家出していた父親が帰ってきていた…。設定だけ見ると悲壮感たっぷりで、ぶっちゃけると何も解決しないまま終わるんですが、嫌な気持ちになることないです。父親がどうしようもないダメ人間なんだけどキャラに愛嬌があるんだよな。なんとなくこの後みんなで普通にピザ食べそうな気がした。酸いも甘いも噛みしめてこそ家族ってことかな。牛丼屋のカウンターで並んで食べてるシーンがかっこよかったです。やっぱ演出力がいいな〜。
縦読み前提の見開きマンガという挑戦 #1巻応援
各社や著名人のwebtoonへの参入が非常に盛んな昨今ですが、その中でも特に注目なのが本作でしょう。 直近まで『週刊少年ジャンプ』で累計発行部数1500万部を超える大人気作品『Dr.STONE』を手掛けていたBoichiさんが、『新暗行御史』や『DEFENSE DEVIL』で知られる尹仁完さんと組んで送り出す新作ファンタジー。 面白いのは、4月から『サンデー』でモノクロ見開きマンガとして連載しながら、6月から『LINEマンガ』でwebtoonとしてフルカラー縦読みマンガとしても連載していることです。そして、すでにWEBTOON Worldwide Serviceを通じて7言語での連載がされているそう。 その単行本1巻が発売となりました。 今までも縦読みマンガを見開きマンガにして単行本化というのはありましたが、本作はベースに見開きマンガがありながら縦読み化前提で作られており、webtoon化・フルカラー化する際には効果音や演出、コマの縦横はもとよりセリフにまで大きく改変が及んでいます。 普通の見開きマンガとして読もうとすると若干違和感があることもあり、読書体験としてはwebtoon版の方がかなり上回っている印象ですが、個人的には面白い試みだなと思います。 かつて『ドラゴンクエスト11』が発売したとき、PS4と3DSどちらでも遊べて、なおかつ旧作に親しんだ人に向けて主流の3Dモードとは別にオールドな2Dドット絵モードでも同じ物語を楽しめるように設計していたのが画期的でした。ファンの絶対数的に馴染み深い形式で触れたい、という人も多かったことでしょう。 それと同様に、どうしてもまだwebtoonには慣れないという人も多いと思います。そういう人には、従来の見開きマンガでも読めるという選択権があり、逆に海外に輸出する際などはより受け入れられやすいwebtoonという形式にすることでより臨場感を持って楽しめる。ある程度大きい作品でないとできないことだと思いますが、価値ある試みだと思います。 私は以前に、webtoonの可能性を探る下記のようなインタビューを行いました。 https://manba.co.jp/manba_magazines/22224 こちらでも述べていますが、webtoonはまさに今が過渡期です。それ故に、これからたくさんの挑戦がなされていくことでしょう。 日本人以外の作家として日本で初めてメジャー誌でのヒット作を出した尹仁完さんが、同じく韓国出身のBoichiさんと共にこうした挑戦を行っているのも意義深いです。 正直、「まだwebtoon作品は面白いものが少ないな」と感じている人も多いと思います。ただこれは見開きマンガの初期と同じで、webtoon制作に対する知見や技術、経験値が溜まっていった先には人々の人生に大きな影響を与えるような名作もどんどん登場してくるはずです。 この作品に触発されて「webtoonはこんな可能性もあるんだ」「自分はこうしてみよう」と思うプレイヤーも現れると思いますし、まさにマルコ・ポーロが見た数多の異文化のように、未知の可能性が溢れているのを感じます。
宰相と主人公が並んだイラストのインパクトに思わず読んでしまった漫画
※ネタバレを含むクチコミです。
最高の魔球漫画
「砂漠の野球部」は、コージィ城倉先生が、週刊少年サンデーで連載していた野球漫画です 超強豪校の落ちこぼれ野球部員たちが、鳥取の高校に転校して甲子園出場を目指す、というのがストーリーの骨格で(日本でもっとも地区予選出場校が少ないのが鳥取だそうです)、初期はわりとコメディ&お色気色が強い漫画でした(1巻の表紙参照) ある意味サンデーらしい漫画ですね しかしストーリーが進むに連れシリアス度が増し、ド根性熱血野球漫画になっていきます そのうえで、このマンガ一番の見どころは、やはり恐るべき魔球「サイレントカーブ」でしょう!(コミック8巻~) 魔球には、謎と、(屁)理屈が必要で、それが魔球の魅力を基礎づけます この点、「サイレントカーブ」は、一見地味なのに、実は恐るべき謎が隠されていて、しかもそれを裏付ける理屈が、なんというかサイコーに無茶で、それでいながらカッコよいのです。私は大好きです さらに、物語最終盤には、サイレントカーブとは異なる、最終最後の大魔球が登場します 「サイレントカーブ」と、最後の魔球! この二つの魔球が存在することで、「砂漠の野球部」は、(私の中で)最高の「魔球漫画」となったのでした 癖のある野球漫画が好きな方、昔のコージィ(又は森高夕次)の漫画が読みたい方にオススメです
サスペンス&料理?
肉を食べる植物――肉植の胞子か何かを吸わないためにマスクをして眠らされていたのか、眠らせるためにマスクをしていたのか。 血の繋がらない姉妹が自宅で目を覚ましたら、父母は家におらず、謎の植物が跋扈し、義妹は謎の植物の花粉におそらくアレルギーを起こし‥ 残りの食物を考え、生活拠点をアマゾン的な通販会社の物流倉庫へ移した。 なんで謎の防護服があったのか。わからないことだらけ。 わかるのは、大豆でお肉そっくり、動物性なんとかそっくりの代用食をつくるレシピがこれでもか!と披露されること。 ジャンルはサスペンス&料理? 読めばぐいぐい引き込まれます。
コンビニの人々
Twitterでバズって、漫画化もされた、コンビニで働く人々のお話の漫画です。 読み放題で10巻目をなんとなく読んでみたら、漫画の世界と現実の世界がリンクしたところでした。 こうやってバズったんですね。 コンビニ店員しているとあるあるネタと、それを奇想天外対応する仁井君。 だけのお話と思いきや、いろんな濃い店員の方々が登場していて、楽しく、それからコンビニバイトをしていた昔を思い出して、少し辛い気持ちで読めます。 原作の松駒先生もおもしろいので、18巻も続いているんだろうなあと思いました。 あの頃より業務量が増えていて、ほんと大変ですねコンビニ店員‥ 先日、レジの支払い(現金)が自動になったコンビニで、「レジ違算から開放されたのですか?!」と思いつつ「すごいですね」と思わず言ったのを思い出しました。
眠れない二人の秘密基地青春ストーリー
待ってました!オジロマコト先生の新連載、不眠症で悩む高校一年生の男女が主役です。 廃部になった天文部がかつて使っていた天文台を内緒で使っていた曲(まがり)さんと、偶然そのことを知ってしまった中見くん。なんと二人は「不眠症」という共通の悩みを持っていて。でも二人で一緒にいるとなぜかウトウト…な第一話。 同じ悩みと秘密を持つ同士の秘密基地青春ストーリー(になりそう)!
恐竜もひとも町も優しい
この町で暮らしたい、恐竜と暮らしたいと読んだら必ず思うはずです。 なぜか恐竜が次々と見つかるようになった町で、優しいひとたちが優しい恐竜と幸せに暮らすお話です。 ちょっと遠出してみたり、お仕事したり、お隣さんとご挨拶したり、何気ない日常の中にかわいらしい恐竜がいるだけで多幸感がましましになります。 寝ぼけてる姿も小松菜食べてる姿もすべてが愛おしい、それを見守る白亜町の人々も愛おしいです。 恐竜と暮らすなんて現実ではありえないことですが、穏やかで優しい時間が流れる白亜町はすぐ近くにありそうな気がします。 私たちは恐竜と暮らせないけれど、優しい町の優しい漫画を読んでちょっと優しくなりましょう。ちょっと幸せになりましょう。
めっちゃおもしろい
この設定と世界観かなり好きです。ロマンがある! 最初はあんな状態になって文明を復活させるとか無理だろうと思って読んでいたけど「そういうことか〜!」となりました。
これが初コミックス? 最高です🥰
※ネタバレを含むクチコミです。
小学生から高校までずっと一緒の学校の二人。 子どもの頃の対格差は女の子が大きいことが多いけど、成長期に入ったらグーンと男の子が大きくなる。 ずっと好きだった彼が高身長、好青年、運動もできる!イケメンに成長していつの間にか人気者に。 背丈が大きい子にありがちな、大きいからかわいくないと思っている岩ちゃんに神代はみんなの前で「可愛い」と強く押す。 告白したら壊れてしまうかもしれないこの関係。怖いけどもどかしい、やっぱり自分の気持ち伝えないと!! 青春だね!応援したくなる作品です。