ゆりあ先生の赤い糸

想像以上の作品

ゆりあ先生の赤い糸
こめつぶ
こめつぶ
1年以上前

試しに読んでみたら、すっかりハマり、一気に読んでしまいました。 設定の奇抜さとは裏腹に、登場人物の心理描写になぜか涙腺が緩みっぱなしでした。 ゆりあの置かれている立場があまりにしんどいけれど、彼女の人柄とか発想が凄くてどんな逆境でも乗り越えていけそうな感じ。幸せになってほしい。

ゴクイッテン

巨乳サスペンス

ゴクイッテン
宮っしぃ
宮っしぃ
1年以上前

エロ要素高めの暇つぶし感覚でマンガアプリで読んでみたら、思ったよりもサスペンス感あってビックリ・・・でも巨乳の話しです。 巨乳=病原菌扱いされている世界で、見た目が中性的で女の子っぽい主人公の男の子は、暴漢に襲われたら何故か巨乳になって巨乳収容所に収監され、そこで巨乳開放戦線に入れと言われ、巨乳の長みたいな女性に組み敷かれ・・・ もう巨乳って打ちすぎてよく分かんなくなってきましたが、ひたすら巨乳が巨乳を開放するために巨乳になる話しです。 何言ってるか分かんないと思いますが、自分もよく分かりません・・・ エロと巨乳に期待している方は、文字通りオススメです!

ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~はじまりの召喚士

主人公の成長過程をゲーム感覚で

ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~はじまりの召喚士
宮っしぃ
宮っしぃ
1年以上前

ゲーマーが異世界に超高難易度の状態で転生して人生リスタートするお話 特殊な職業をゲットしたが、「ヘルモード」という最高難易度を選択して異世界にいったため、レベルは上がりにくいしスキルを使用するための魔石は大量に必要だし、普通はもってるエクストラスキルは使えないし、超難易度が高い。 その状態でもゲームで培った経験を活かして効率的に経験値を得て、どんどん成長していく過程を見ているの痛快で楽しい。 途中から学校編に入っていくが、個人的にはそこからはあまり好みではなかったが、総じて異世界物としてはバトル・キャラ・設定もろもろ通してバランスよく楽しめた作品でした。

僕の部屋がダンジョンの休憩所になってしまった件

マンション+ダンジョン=マンジョン

僕の部屋がダンジョンの休憩所になってしまった件
宮っしぃ
宮っしぃ
1年以上前

マンション借りたら曰く付きの物件だったではなく、異世界のダンジョンつきだった、という内容 現実世界の食べ物や服が異世界だと特殊効果があったり、主人公のスキルがちょっと特殊だったり、異世界の美少女と仲良くなってラブコメしたりと、昨今の現実世界と異世界が合体した系のよくあるお話です。 登場する美少女とのラブコメ要素を楽しみつつ、ちょっとした冒険もありつつと、いっぱい要素詰め込んだ系なので飽きずに最後まで読めた。 ただこの手の作品にありがちな、最後は相変わらず「俺たちの冒険はこれからだエンド」です・・・これだけはいつもいただけないと思うんですよね・・・

便利屋斎藤さん、異世界に行く

異世界転移したサイトウさん

便利屋斎藤さん、異世界に行く
ゆゆゆ
ゆゆゆ
1年以上前

現代日本で雇われ便利屋で働いていたサイトウさん。 鍵開けできて、後衛職としてフォローにまわって、魔力はなくても重宝されています。 あれ。サイトウさんの役割、別のファンタジー読みものだと職業として存在していませんでしたっけ。 物語では、サイトウさんが所属するパーティだけでなく、いろいろな人物やパーティが登場し、ゆるやかにつながっていきます。 別の国の王様と大臣と魔王、国が決めた勇者一行などなど。他のパーティといえど、個性というか、あくが強いです。誰もが主役級でおもしろいです。

ネオ・ボーダー

「ネオ・ボーダー」読んでみた

ネオ・ボーダー
かしこ
かしこ
1年以上前

続編というよりセルフオマージュのような作品なんですね。舞台をあえて平安時代にしているのにも意図があるんだろうけど、自分に学がないのであまりよく分からなかった…。平安時代なのに違和感なくコンビニに行ったり、大塚愛のさくらんぼが歌われてるのは面白かったです。「迷走王 ボーダー」を読み終えたばかりだったので絵柄の違いには戸惑いましたが、蜂須賀・久保田・木村の3人がつるんでる空気感は変わってなかったので安心しました。

遠藤浩輝短編集

人によって好きな短編が違いそう

遠藤浩輝短編集
かしこ
かしこ
1年以上前

私はシンプルな話が好みなので「カラスと少女とヤクザ」「きっとかわいい女の子だから」が好きでした。両方とも収録されてる作品の中でも超初期の方で、それぞれアフタヌーン四季賞の入賞作と大賞作となっています。展開的にはシリアスですが、デビュー作だからこそのモノローグの研ぎ澄まされ具合とかがあるのでぜひ一読して欲しい。

空をまとって

女体の美の追究 #1巻応援

空をまとって
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前

女体を最上に美しいものであると思う高校三年生の主人公が、理想のヌード画を描こうとする物語。 かつて桂正和さんの下でアシスタントをされていた古味慎也さんが描く内容として、これ以上ない強い納得感があります。かつて『I”s<アイズ>』や『電影少女』などで描かれた柔らかい女体の美しさや布地の質感に魅了された人は数多いと思いますが、そのDNAが確かに受け継がれていることは1話だけでも読めば言葉でなく心で伝わってきます。 もとよりデッサン力が高く女の子のかわいさに定評のあった古味慎也さんですが、「人生を変えるほどの魔的な裸婦画」という本作のコアの部分にその画力がふんだんに生かされていて説得力を生んでいます。こんなものに幼くして出逢ってしまったら、魅了されてしまったら、それはもう呪いでしかありません。しかし、その呪いが人生を駆動させる純粋で強力なエネルギーの源ともなっていきます。 「美しい、最高のヌードを描きたい」 というシンプルで強固な動機が根元にあることは、物語に自然に乗っていける要因となっています。 そんな彼を狂わせた「魔女」も非常に魅力的で、彼女との関係性も見所です。その他の脇役にもキャラが立っている人物が複数いて楽しめます。豪快に応援してくれるお母さん、とても好き。 1巻の範囲で出てくるエピソードだと、ある女の子の絵を完成させるシーンや「自分の手」をどちらが面白く描けるかという勝負が好きです。私自身も昔、学校で図画工作や美術の先生に習った気がしますが、小さなキャンバスに切り取られた部分の外に広がる無限性を感じられる絵画の面白さや素晴らしさが詰まっています。答えのない世界で見つけなければならない答え。果たして主人公は、そこへ辿り着くことができるのか。 ヌードのことを「空をまとう」と表現するタイトルもまた趣深くて好きです。最近の美術系作品の中でも、また違った切り口で存在感を放つ一作で、注目です。

【連載版】托卵妻とサレ夫【タテヨミ】

LINE漫画で連載を見届けてきて、最悪の結末を迎えなくてホッとしましたけど…続編またはスピンオフの制作希望 #完結応援

【連載版】托卵妻とサレ夫【タテヨミ】
名無し
12ヶ月前

なんだかんだでストーリーは濃厚で面白かったにも関わらず、終わり方があっけなさ過ぎて尻すぼみ…最終話の描写があまりにも簡潔どころか省略されているように見えてしまう内容で残念です。 34話と最終話の間の出来事を明確に描写した続編またはスピンオフの制作を希望します。

ケンシロウによろしく

北斗の拳を読んで復讐するはずが気付くと天才指圧師になっていた話

ケンシロウによろしく
名無し
1年以上前

母親の恋人(ヤクザ)を殺すために北斗の拳を読んで、とにかくツボの研究とトレーニングを続けた結果、指圧師の国家試験受かってて自分でも「ん?」ってなってるのにその後ふつうに開業してまっとうに仕事続けてるの最高すぎる…漫画からの影響の受け方としてこれ以上に健全な例は無いんじゃないか?

嘘とか恋とか

好きだった幼馴染が記憶喪失に!主人公がとっさについた嘘は…

嘘とか恋とか
名無し
1年以上前

交通事故によりここ2〜3年の記憶を喪失してしまった、主人公・ひよりの初恋の相手で6歳年上の幼馴染・望くんは、部屋においてあった日記らしきものによると失恋直後だったことがわかった。元カノを思い出させて再びショックを受けさせないために、ひよりは「実は自分と付き合っていた」と嘘をついてしまう! 大事な人を傷つけないためにとっさにとった行動だったけど、この嘘は二人の関係をどう変えてしまうのか・・・

オンノジ

世界の終わりとはじまり

オンノジ
野愛
野愛
3ヶ月前

なんとヤンチャンwebで全話無料(2023.11.2まで)ということで読んできました。読んでよかったです。 ある日突然、ひとりぼっちになってしまった少女ミヤコ。コンビニも病院も世界のどこに行っても誰もいなくなってしまった。 そんな世界の中でもミヤコは過酷なサバイバルを生き抜くわけでもなく、ひたすら孤独に耐えるわけでもなく、ごく普通の日常を生きている。 世界の終わりが訪れてもこんなふうに生きればいいのかと心が少し軽くなる。 でも、オンノジと出会ってしまった。 どこかに行くのも遊ぶのもご飯を食べるのも、ひとりよりふたりがいい。 かけがえのないひとに出会ってしまうと、毎日が楽しくて失うのが怖くて、軽やかになんか生きてられない。それはとても素敵なことだ。 ああそうか、これは世界の終わりを描いた物語ではなく世界のはじまりを描いた物語だったんだ。 ひとりになりたいと思うこともあるけれど、この作品を読んだらひとりじゃないことに感謝したくなるかも。

環と周

よしながふみさんの素晴らしさを1冊で味わえる #1巻応援

環と周
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前

よしながふみさんの円熟味、精髄をたっぷりと堪能することができる連作短編です。 https://shueisha.online/entertainment/167862 上記のインタビューによると16年前から構想はあったものの、『大奥』と『きのう何食べた?』の2本の長期連載があったため、集英社のラブコールを保留し続けてようやく始まったというこの連載作。 「環(たまき)」と「周(あまね)」。 どちらも円の意味を持ち、古来から男女どちらでも使えるふたつの名前。本作はタイトル通り、すべて時代や性別や関係性は異なれど「周」と「環」という名前を持つふたりを中心にした物語を描いた連作短編です。 よしながふみさんらしく、時代や設定を変えてさまざまな形での人と人との絆が抒情性豊かに綴られていきます。中学生の女の子同士がキスをするシーンから始まるのも、とてもらしさが出ています。 上記のインタビューでも触れられている通り、当たり前の男女のすれ違いを描くだけではなく会話が成立しているけれど上手くいかない部分であったり、希望も絶望も同居しているさまであったり、人間が生きる世界の片隅にあるリアルを鋭敏な感覚と卓抜した手腕で的確に切り取り料理して提示してくれます。さりげないシーンであっても、ひとつひとつのセリフや表情、間に宿る重みに良さが溢れています。 人の裡にあるものは誰にもわからない。周りからどんな風に見えていようと、いかに恵まれた環境にあろうと、そこで抱えている芯にあるものは当の本人にしかわからない。その、当たり前のようで忘れがちなことが切々と語られているところは沁みます。 もし今までよしながふみ作品を読んだことがないという方でも、令和の今お薦めする最初の入門の1冊としても申し分ありません。生きていることに、生きていくことにこの1冊から勇気をもらえる方は必ずいることでしょう。

御巣鷹山の暑い夏

御巣鷹山の暑い夏の感想 #推しを3行で推す

御巣鷹山の暑い夏
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 何回読んでもすごいな。サブタイトルの「日航JAL123便墜落 災害派遣された、ある自衛隊員の記録」とある通りの内容だった。 ・特に好きなところは? 二社の報道が自衛隊の服を着て現場の写真を撮っているところを発見されたところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 飯塚訓の墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便などを読んだことがある方には読んでも大丈夫だと思います・・・

化石ホリデイ

平凡な会社員、化石に出会う

化石ホリデイ
名無し
1年以上前

10年前に妻を亡くし、息子とふたり暮らしの会社員が多摩川で化石を掘る謎の女に出会い、化石発掘の魅力にハマっていく様子を描いた読切。最後まで謎が多いままだった宛先さん。とはいえ好きなものに対してそのものに"なりたい"と思う気持ちはちょっと分からないでもないです。やけに大人びた息子がよかった。

もっとみる