ネタバレ

ビームに載った読切魔女とわたし」が良かったので他の作品にも興味を持って読んでみました。
褒め言葉ではないけど貶してるつもりでもなく、感想を一言でいうと「終始ずっとイライラする邦画を見ている気分」という感じです。うだつの上がらない地味で冴えない主人公がなぜか複数の美女に気に入られて振り回される…みたいな。普通に考えたら関わるべきではない人を放っておけずにそのせいで理不尽な暴力を受けたり。
でもそういった今まで味わったことのない刺激が、知らず知らずのうちに主人公を成長させるんですよね。

AVに出てしまった過去を持つことがその後の人生にどんな影響を与えるのかとか、他人から見れば可愛いのに本人は根が深い見た目コンプレックスを持っていたりだとか、関わらなければ知ることもないそれぞれの生きづらさが描かれているのは良かったです。

最終的には3人ともそれぞれの幸せをつかめると良いなと願えるラストでした。

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