王道ながら独特な世界観に惹かれる#1巻応援
ちゃんと身の毛がよだつ
読者投稿とか洒落怖とかそういう系のやつね〜と軽い気持ちで読んでみたらちゃんと身の毛がよだつお話でした。 幽霊が出てくるとか強烈な恨みを買うとかではなく、偶然会った人が怖い、昨日まで仲良かった人が怖い、家族や友人やご近所さんが怖い、誰の身にも起こり得ることなんだというのが怖いです。 おかしな人は最初からおかしな顔して現れるのではなく、普通の顔をして普通の生活に溶け込んでいるんだなあ……それって防ぎようがないのでは??? ストーリーも恐ろしいですが、ほっこりかわいいイラストからゾッとするタッチに切り替わるのがまた恐ろしい……。 帰りの電車とかで読まないほうがいいかもしれませんね!
喫茶店店主とアイドル
家族と縁が薄い、祖父の跡を継いだ喫茶店店主と 大手企業の実家から勘当されたトップアイドル。 2人が偶然出会って両思いになるまで。 芸能人に疎いチカが伶に対して最初から、知った後も素で接するのが芸能人としてではなく自分自身を見てくれているようで嬉しかったんだと思う。 伶のグループメンバーまですっかりチカと喫茶店に馴染んでしまった😅
徐々にじんわりくる。
私は、この漫画とても好きです。 夢を追いかけても、現実は厳しいものだと、思わされる、楽しく面白く読めるけど現実感たっぷりの漫画だと思いました。 自分はもう学生時代はとうに終わったけれど、二子みたいに、憧れだけでは上手く行かない壁にぶち当たる時期ってあったなぁ〜 まじまじと現実を突きつけられる二子だけど、お母さん初め、おばあちゃんが出てくるシーンは特に印象に残っていてホッコリしました。癒された。。 全体を通して、心温まるお話でした。
これが現実
鬱を治すためには日光浴びてご飯食べてよく寝てネガティブなこと考えないで……ってそんなん意識してできる人は健康でしかない。死にたくなったら助けを求めようって言うけど病院は予約でいっぱい。 皮肉みたいだけどこれが現実なんだと思い知らされた。 学生や子どもが自殺したニュースを見るたびに、大人になれば自由になれば楽しいこともあるのにと思ってしまうけど、今が辛くてどうしようもないのに先のことを考える余裕なんてあるわけないよな…。 せめて医療や行政へのアクセスがもっとスムーズになればいいのにな…と無責任に願うばかりです。
年下の幼馴染が初恋を頑張る
かんわいいいいい😍😍😍 アキが愁を早々に諦めてしまってちょい奔放気味 だったことだけがマイナス。 友人の仮面夫婦もちょっと不快ではあるけど、 ここはまあ奥さん公認で事情があるから マシに思える。 それでもメイン2人、愁とアキの両思いが分かって からの空気感が甘々でマイナスポイントも払拭。 愁の包容力というか度量がスゴい。 アキの過去に思うこともあるだろうけど、それを想定内としてそのままアキを溺愛できるって さすがに年季入ってる😅
ラストシーンが最高!
ラストシーンの表情が最高でした。続きを読みたくなります。マネージャーの献身やリーダーシップ、チームワーク、個人としての気合いの持ち方、いろんな側面で沁みました。
無自覚無能のイキりおじさん
主人公が無自覚無能のイキりおじさん。主人公を含め登場人物が無能ばかりなので何をやってもうまくいかない。驚くほどイライラさせられるので苛々したくない人は読まないほうがいい。
幼なじみで芸能人で再会
※ネタバレを含むクチコミです。
アイドルプロデュース・男の娘・オタクに優しいギャルごった煮の青春 #1巻応援
『ぽんこつポン子』、『おにでか!』の矢寺圭太による新作です。 高校のドルオタ研究部員である山田・杉森・河野の三人衆と、彼らがプロデュースを目論む女子を交えた春が青いコメディです。 何しろ、表紙に描かれているメインキャラクターたちが皆個性豊かなのが良いです。 部長の山田は、浪人して早稲田に入るので高校在学中は勉学よりも優先してアイドル研究部の活動(アイドルをプロデュースして学祭でライブをする)に専心すると決めているガチめのオタク。女子の些細な言動から「もしかして俺のことを好きなのか?」と勘違いできる、ある意味で幸せでピュアな男。 「女の子をプロデュースできないならかわいい顔をした男の子をプロデュースすればいいじゃない」とばかりに、無理やり女装させられる男子が杉森。彼が女装したときのかわいさに関しては特別気合を入れて描かれており注目です。クラスメイトにも「その子の名前教えて」、美形ギャルにも「顔面が強い!」と言われるほどで、本人も段々満更でもなくなっていくのがまた味がします。 坊主頭の河野は、全校の女子生徒412名をUR・SSR・SR・R・Nに格付けしその詳細をノートに克明に記録しているヤバいやつ。飽くなきスケベへの情熱を隠しません。でも、マンガを面白くするのはいつだってヤバいキャラクター。河野のような欲望と煩悩に振り切れたキャラのエネルギーが、笑いを巻き起こしていきます。 鯖戸クロエは河野ノートで全校に5人しかいないURのギャル。顔もスタイルも性格もノリも良く、オタクにも分け隔てなく接してくれる空想上の生物。すぐ写真を撮るし、すぐSNSに上げる今どきの子。派手な見た目に反して、意外と進路について堅実に考え予備校に通うなど努力しているところも高ポイント。 渡辺日香(にこ)、通称ニャコは河野ノートでSSR。ツリ目で八重歯で猫っぽい外見そのままに自由気ままでざっくばらん。しかし、料理が趣味という意外な一面があり、河野の考察によると恋愛には消極的である節も。個人的にはカラオケシーンが一押しです。 彼ら5人が中心となって織りなす物語は基本的にはドタバタコメディなのですが、周りがどんどん進んでいく中で停滞している自分に悩んだり、大人から見るとかつて持っていて今は失ってしまった輝きを持っていたり、たまに青春時代の本質を静かに突くようなシーンがあって「アオハル……」という感情を掻き立てられます。 キャラクターたちの掛け合いをずっと見ているだけで楽しいですし、その中でも少しずつ進展していくストーリーの先行きもとても楽しみです。 それにしても、略称の「ずっぽよ」がかわいくて声に出して読みたい略称2023暫定1位です。
添い寝するリーマン
※ネタバレを含むクチコミです。
美しくも恐ろしい人花 #1巻応援
1ページ目からとんでもない画力と書き込みの密度で、超惹き込まれる。初っ端グロテスクな描写があるけど、なんだか綺麗に見えてしまう…。 植物に覆われ混沌となった東京、人間を養分とする人花というものに寄生されている妹。似たような設定はあったかもしれないけど、ひたすらに絵が上手すぎてページをめくる手が止まらない。 そしてなにより、主人公キンゴと妹カヤノの絆が尊い。扉絵の「家族の絆が芽吹き出す」の煽りすごく好きです。キンゴもとてもいい奴で好感持てるし、とにかく幸せになってくれと願ってしまいます。今後の展開がすごく気になるし、絵も話も魅力的だし、もっと話題になってほしい…!
ホテル支配人、兄編
※ネタバレを含むクチコミです。
ホテル支配人、弟編
※ネタバレを含むクチコミです。
クズ同士が別れを受け入れる話
タイトルにひかれて読みましたが、総じて読後感もなかなか良かった本作。上下完結なのも、無駄なくダラケることなく読めてよかったです。 さて、その内容ですが、兄の元カノに一目惚れした主人公。 だけど、その元カノは、重たいというかメンヘラ気質な女性で(自分のことを僕というボクっ娘だし。)別れたのに、コソコソと兄に付きまとう。 ストーカーとか、そういった言葉が近い感じ。 それを見兼ねた主人公は、惚れた弱みもあって彼女に協力し、彼女も協力に見合った報酬ー頭をなでさせるとかーを与える、という話。 それを称してゴミと呼んでいる。 最初のうちは、倒錯した愛情をみせられているだけですが、段々と、「別れ」をしっかり自分の中で受け入れるためのプロセスのほうに話がすすみ、それが良かったです。 下巻の2人のエピローグも相まって、最初の頃のドロドロした粘着質さが嘘のようにスッキリして、冒頭に書いたように読後感は良いです。 この手の話って、なかなか後味悪い終わり方をしたりしますが(それはそれで好きですがね)本作は違うので安心してお読みいただければと思います。
浅いフェミニズムを振り回すJK
※ネタバレを含むクチコミです。
燃える女子格闘マンガ
『ケンガンアシュラ』の女子格闘版という言葉が一番しっくり本作。 キャラづけも、練られたストーリーも、躍動感あふれるバトルシーンも、本作では顕在です。 さてその内容ですが、さる格闘団体をクビになった希望(のぞみ)は、 幼馴染である、弱小ヤクザの組長はなと、問題おこして干された警官いちかの3人で裏格闘団体「ヴァルキュリア」を立ち上げる。 裏社会に通じてるヤクザの力と、警官のもみ消す力、そしてのぞみの企画力ではじまったものの、格闘大会に必要な大衆を惹きつけるようなスター選手が不在ですぐに行き詰まる。 そこで、とある宗教事件で話題になった女子高生姫奈をスカウトするも、実はこの女子高生がメチャクチャヤバイ子で・・・という展開。 この姫奈がスター選手に抜擢されるほど強く、若干戦闘狂的なサイコパス気味なのもカリスマ性があって個人的に好みです。 純粋にバトルものとしても面白いのですが、上記の宗教事件と絡むストーリーに奥行きがでて、今後の展開が気になる作品です。 『ケンガンアシュラ』の世界線とも同じようなので、その点の接点も気になるところ。
笑えるのに笑えない!
ノリと勢いがもの凄いから笑いながら読めるっちゃ読めるんだけど、なぜだかちゃんと食らいますね……。 25歳童貞男子がかわいい女子中学生に転生したらセックスはできるのか???できるだろやるぜやるぜやるぜ!!! と勢いよく始まるものの、出会って3秒で合体を実現しようとするからそりゃうまく行かず……。 というかむしろ相手の男の子がまともでよかったねとすら思う。まともじゃないのは主人公だけ。 1話ですでに真実に辿り着きかけてるのにどうしてそこを無視しちゃうんだろうね……というかセックスが目的になりすぎて童貞喪失の前に処女喪失するのはいいのか……セックスだって所詮はコミュニケーションのひとつでしかないんだぞ…… といろいろ考えてしまい、ちゃんと食らいました。 本当の愛に気づくとかそんなんじゃなくていいので、しっかり現実を見つめられるようになるといいですね…!
誰かを思えば思うほど、揺れ動く〜
読んでて、何とも言えない感情に包まれた。 清見は表情が変わらなくて(だけど頭の中ではものすごい考えまくっている) 白柳くんは捻くれてしまっていて(まぁそうならざるを得ないだろうとは思う)タイトル通り皆ややこしいです。 心の中を知りたい相手こそ、分からないから頭の中で深読みするし、よく分からない行動に出たりで更にややこしくなっていく。笑 大人になると考えすぎちゃうのよね。。 それにしても、、なぁ。。 清見の心は本当は誰に矢印が向いているのか。 初夏はいま何してるんだろう。更にややこしくなりそう、そして面白くなりそう。
嫋やかなメイドは蝶のように舞い蜂のように#1巻応援
秋葉原、私も昔はかなり通ったものですが最近はめっきり行かなくなったというか、時間拘束的に行けなくなったというか。『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』で描かれていたようなお店も大分無くなってしまいましたし、まさかとらのあなが無くなるとは思ってませんでした。GiGO4号館も閉まってしまいましたし、そもそも今はネット対戦が主流でゲーセンに行っても対戦相手がいないのが寂しいところです。逆に主にポケカの隆盛もあってカードショップは増える一方で、栄枯盛衰を感じます。他にもコロナ禍でたくさんのお店が消えてしまいましたが、ようやく落ち着きつつある昨今、ここから新たな盛り上がりを期待したいです。歌舞伎町に新しくできた最新のVRゲームをできる施設とか、秋葉原にこそ作って欲しいですしね。 なので、この作品の「アキバはどこかで時が止まったまま」というところには素直に肯んずることができない部分もありつつ、しかし同意できる部分もあります。 "新作アニメを追えなくなった 好きだったゲームのリメイクも積んでる ソシャゲに課金する情熱もない 俺ってもうオタクじゃないのか?" 主人公・鵤のモノローグに共感する人も、今の社会は多くなってきているのではないでしょうか。私も、新作アニメは何とか終えていますが好きなゲームは死ぬほど積んでます。コンテンツを楽しむのにも、時間と心の余裕が必要なんですよね。無理に詰め込もうとしても、何も入ってこないときもあります。ターゲット年齢から外れてしまった場合もありますが、往々にして自分のコンディションが原因だったりするのでそういうときは何とか上手く余裕を作りたいところです。 ともあれ、過去のトラウマに苛まれながら虚無の日々を生きることに疲れ果てていた鵤。そんな彼の唯一の光が、光が警備員として務めるビルのメイドカフェで働く小鳥遊鶴子。優しく天使のようで憧れていた彼女が、近付くほどに妖しさを醸し出してくるサスペンスです。 表紙に描かれているのも鶴子であることから伝わるように、この物語の主軸は鶴子です。彼女の強烈なキャラクターにあります。黒髪ロングストレートの優しいメイドさん、日陰で生きてきた健康な男子が嫌いなわけがない。しかし、綺麗な薔薇には棘があると蔵馬が教えてくれました。 1話目から、毎回最後に強いセリフはヒキのある展開を持ってきていて、続きが非常に気になる構成をしています。単行本で一気読みするのも良いですが、どちらかというと連載で毎回追っている方がより楽しめる作品かもしれません。1巻の続きはコミックDAYSで読めますので、今がチャンスです。 春野ユキトさんは初単行本ということでまだ技術的にこなれていないと感じられる部分もありますが、その分作家性を剥き出しにして描いている緊張感のあるストーリーに魅力があります。鶴子は、鵤は果たしてどうなっていくのか。
はちゅラブコメ
爬虫類にラブを捧げるコメディマンガです ひたすら爬虫類の生態や飼い方を全ての話で語りまくってる内容でマジで尖ってるのが面白い 鯨川先生らしいキャラクターも良いので、各キャラの物語やラブコメ要素も間に入ってるのが楽しめる でもそれは2割も無いぐらいで、ほぼ全てガチの爬虫類の内容 作者の本当に好きな熱意が伝わる良い作品だが、個人的にはどっちかというとマンガというより図鑑かなぁ...笑
ひたすら奥さんが可愛いマンガ
殺し屋の奥さんと一般人の主人公が結婚生活を送るのをひたすら見るマンガ 奥さんが照れたり、殺し屋らしい言動に旦那は戸惑いつつも、旦那大好きオーラ全開の奥さん可愛いから許せちゃう 物語に起伏があるわけでもないが、淡々と可愛い奥さんを愛でるので何も考えずに読めるのがいい 情報量が少ないので個人的には定期的にこういうマンガ読んでおくのをオススメしたい
海二眠ル花1巻について
個人的な意見。 中村春菊さんの作品は、当初から読ませて頂いてるんですけど今回は、ちょっと期待外れだったかも。今どき令和の時代で大正時代を描いてましてもストーリーが極端すぎてるような気がする。 他の作品を見て比べてるのかもしれないけど、この時代にあった作品を手掛けたほうが売れる気がする。中村春菊さんの描くキャラたちは、どれも素直になれない子で素直になれないが全般で、ハイブリッドで描かれてる内容も大正時代あたりだけど、時代の流れを生み出していて印象的だった。ロマンスチカも作家の人にしか分からない内容やそこに含まれる恋愛や複雑が紛れてるなら主人公を成長させる展開がとても印象的だった。今回出た作品は、時代に対してどうこうは、思わないけど、、ストーリーがな、本当に極端過ぎる。まるで大正時代の中でしかない出来事。まだ1巻しか読んでないけど次の作品見てもストーリーが薄かったらしょんぼりするな。大正時代の物語を描くなとか思わないけどキャラクターは、同じような性格してるから今どきの恋愛に繋げた方が面白い気がする。
赤かぶとの息子 モンスーンについて語ろう
まだ赤かぶとより小さいけど、これからどんどん大きくなることを期待している。
読んでて お、名作の予感 と久しぶりに感じた作品。 王道ファンタジーなんだけど、作品ならではの独自の観点や、キャラも光っていて読んでて世界観への没入感がハンパなく純粋に先が気になりました。 さて、その内容ですが、勇者によって魔族が敗れた世界。 かつて魔族界に君臨した「六将軍」のなかでも、最強と称された獣王ガロン。 彼もまた勇者によって倒されたはずだったが一命をとりとめて、とある目的で医者として活動する。 そんな、ガロンに命を救われた冒険者の少女ティナは、彼に興味を示し一緒に旅をする・・・という流れ。 なんといっても、モンスターやダンジョンの設定が、この作品ならではのもので読んでいて面白いし、ダンジョンにあるという「龍脈」というワードや、まだ出てきていないガロンの「師匠」の存在など細かな伏線がはられて、今後出てくるのかと思うとワクワクしかない。 1話のルビードラゴンを治す話だけでも読んで欲しい。 かつて最強として君臨していた獣王が、人間に負けて、ある種生き恥をさらしながらも、モンスターの治療にかける信念にグッときます。 また個人的に、人外と少女のバディものってツボだったりするので、その点もポイント高いです。 まだ1巻ですが、個人的にはやくも名作の予感で、予感で終わらしたくないので1巻全力応援です!