受けた恩は倍にして返せ、受けた恨みは三倍にして返せは名言だな
ためになる
自分は元々安野モヨコさんの書くギャル漫画が好きでしたが、男性誌のヤンマガに掲載されたこちらのタイトルにも可愛い女の子が多いです。もてない男子高校生が周囲の女性に翻弄されつつ少しずつ成長するストーリーですが、やはり安野さんの作品だけあって女性の反応や発言がリアルです。現役の高校生や、女性への接し方がわからない方にも役立つ内容だと思います。
異星獣(ベム)を生け捕りするハンターの漫画
銀河の果てまで行き来することができていそうな時代?で、辺境の異星に生息するバケモノとしか言いようのない生物を生け捕りして保護団体や研究者果ては金持ちに売り渡すハンターベムの話です。 ストーリーとしては、茶目っ気があるけど一匹狼な男ベムがモンスターを捕獲するだけですが、造形もさることながら、生態や進化のプロセスなんかも盛り込まれていてSFロマンと生物の多様性や神秘・可能性が詰まっています。
どこかにある星に住む人々のささやかだけどドラマチックな日常
惑星9というどこかにある星の人々の話。地軸の関係で年中日が当たらず凍りついてしまった街で氷漬けにされた美女に恋する男とか、芸術家の旦那を亡くした未亡人に恋する重力の研究者の話とか、惑星9から見える月で出会った未確認生物の話とか、思えば恋にまつわるものが多い。 どれも彼らのささやかな日常を描きながらもドラマチックに仕立てていて、最後にはちょっとしたどんでん返し的なオチが待っている。 芸術家の旦那を亡くした未亡人の話と月の話が特に好き。未亡人の話はなんだか話の作りのうまさが凝縮しているように感じるほど、前半までの話が最後の見せ場で集約されていて、読後感もすっといい気持ちになる。一方で月の話は切なさが胸に残り続けます。 どれも面白い。これがデビュー作らしいです。これからも楽しみにしたい漫画家さんです。
幼い頃の曽根富美子と酒飲みの父親の話
幼い頃の曽根富美子と酒飲みの父親の話。 父親は炭鉱で働いていて、仕事中は寡黙で真面目に仕事をするんだが、一旦酒が入るとダメで性格が真逆になる。暴力を振るうとかではなくそこらへんで寝るわ歌うわで陽気さが限界突破するタイプの酒飲み(だけど寝坊はせずに毎朝きちんと出勤するのはマジですごい) その父親の困った親父も曽根富美子の弟が祭りで緑色のヒヨコを買ってきたときの話では、作品の中では珍しく親として子供が可愛くつい決心が鈍ってしまう姿が描かれていて一番好きな話だった。 炭鉱街で変わり者も多く、その分子供ながら苦労したことも多そうなのも時折描写されるが、基本的にコミカルに描かれているので読みやすく面白かった。
USJがジョジョとコラボするので勝手にコラボグッズやフードメニューやありがちなイベントを予想するトピック
USJで承太郎とDIOの戦いを20分にわたって体験できるアトラクションが出来るそうですが、それにともなってどんなグッズが売られたり、メニューが出たり、イベントが起こるか勝手に予想するトピックです。
俺の妹がこんなにかわい…?
ちゃんまーことまさきがとにかくかわいい…… こんなにかわいい妹がいたらお兄ちゃんの頭がおかしくなるのもわかる… 作者が女性なのは驚いた!どうりで出てくる女の子たちが全員かわいいはずだ…
ドラマ化おめでとうございます!
サラリーマンの飴谷さんは、ある目的のために今日もバリバリ仕事をしています。それまでの過程、見た目、口に入れた瞬間…毎回、脳内で何かが起こります。シズル感たっぷりです。
6/4までまるまる1巻公開中だぞ急げ
※ネタバレを含むクチコミです。
角界の仕組み(特にお金周り)に詳しくなれる相撲マンガ
付き合っている彼女と結婚するために横綱を目指すというのがこのマンガの大筋。彼女のお父さんにアスリートなんて潰し効かなければ収入も不安定な職業の男に娘はやれん!って突っぱねられてしまったのです。 そのために、横綱になって安定した将来と高収入を手に入れることをモチベーションに頑張る!っていうお金と密接に絡んだ相撲の漫画。 相撲の立会いも迫力があって面白いんだけど、そもそも角界の給料の仕組みとかが特殊すぎてそれを知るのが面白い。平幕力士が横綱を倒すことを金星っていうんだが、その金星をあげると年収が24万加算されるとか初めて知って驚いた。 あと、高給取り=強い力士の表現の仕方が独特なのも面白くて好き
幻の名作麻雀マンガはKindleで読める。
近代麻雀で完結したのに単行本は2巻までしか出ていないという状態が長らく続いたようだが、今はKindleで全部読める。いい時代。 麻雀漫画なので麻雀をするんだが、展開の盛り上がり方がとても熱い。 麻雀的な読みの描写もかなりあるが、同時にオカルト的な運の要素も結構作品内に入れていて、もうありえないほどの逆境でもギリギリまで読みきってあとはもう運に任せるしかないという状態まで作り上げて勝ちをさらっていく。 面白いから読んで欲しい
1挺の拳銃が巻き起こす戦いのオムニバス
さすらいのガンマンならぬ、さすらいのガン漫画。一挺の拳銃が犬とか鳥とかに運ばれて色々なところに運ばれるんだけど、運ばれた先々で銃撃戦が勃発する。そして戦いが終わるとまたどこかに銃が消えていくっていう銃の漫画。 1巻はセリフがほとんどない、2巻になってちょっとずつ増えてくる。登場人物も微妙に繋がっているようだけど基本的に1戦完結型の漫画だと思う。 激しい銃撃戦の漫画を読みたいっていうピンポイントの願望を持っていたらぴったりだと思う。 1話試し読みもある。 http://sundaygx.com/sakuhin/sakkaInfo/ito_able.html
過酷さと向き合いつつ少年漫画らしい熱さもあるアニメーターマンガ
アニメ監督になりたくて津軽の田舎から単身上京するところから始まるんだが、上京する1話目がまず泣けるし親父が渋いことを言う。 主人公の純はアニメーターとして雇ってもらいたくて制作会社に入社したけど、技量が足らず制作進行に移らされたり結構主人公が報われない。でも、仕事として描くなと言われても、上手いやつの絵を見て技を盗みながらいつか自分もアニメ制作をするための技術を磨いていくという努力が熱い。 大きいストーリーとしては純がアニメの監督を目指す原点になった作品を巡って尊敬する上司や敵対していたやつなど巻き込んだ話になっていく。 道半ばというところで連載が終わってしまったが、ただ物語としては綺麗な形で完結している。面白かったのでこの漫画も読んで欲しいし、次の作品も読みたい。
女の子たちのアイドルとしての顔と素顔の揺れ動きを描く
同じ学校に通いながら、共同生活をして、Five Starsっていうアイドルグループで活躍している女の子5人の話。女子高生らしい楽しく生活している様子もありながら、心の揺れ動きがとても丁寧に描かれていて、アイドルっていう華やかなステージにいるけど、アイドルでい続ける覚悟や葛藤や不安が伝わってくる。 今日マチ子さんのコマとコマの間のモノローグのようなものが今回の作品では特に力強いというか切迫感のある言葉だったなと思って、淡いタッチの絵と言葉の力でとても思い入れのある作品になりました。
労働基準監督官の漫画。社会人は一回読むと良いかも
若手労働基準監督官の段田凛とベテランの土手山のコンビが労基の問題を解決していく漫画。 ブラック企業が〜って叫ばれるようになったけど、具体的に労基は労働者の何を守ってくれるのかっていうのは難しいっていうか調べるのが手間だったりするが、割とわかりやすく話の流れとして理解できてよかった。(全部わかるというわけではないが) ただやっぱりこんだけ働いてくれる労働基準監督官がいれば良いなぁって読み終わって思いました
必ず感動できる漫画!
私にとって一番感動できる漫画がこれです。エロいシーンはとても多いですが、描かれているテーマは純愛です。様々な試練がありますが、2人が純愛を貫く姿には涙すら覚えます。あのワンピースの尾田先生の師匠なだけあって、感動度合いはワンピースを超えます!この漫画を理解できる女の人と付き合いたいですね。。。
大友克洋のかなり初期の頃の作品を集めた作品集
大友克洋作品集の中でもかなり初期の頃の作品が集まっている。絵も荒削りで中期頃くらいからの完成された絵の感じとは結構違う。大友克洋はあとがきとかで自分で言っているけど画面が白いのも特徴の一つだが、この作品集の作品は割と暗いものが多い。 内容も闇社会とか心中とか気が触れたような男の話だとか暗くて重たくて、社会のそういった面をかなり写実的に描いているようにも見えて最後の最後で放り投げる軽さのようなものがあって、「気分はもう戦争」とか重いテーマながらとどこか軽さのある作品作りを可能にするバランス感覚の芽は初期からあったんだなと思わされた。 色々な意味で一筋縄ではいかない漫画だけど、童夢やAKIRAに見られる破壊衝動の原点が見られるような気もする。 絶版で手に入りづらく、そして値段も高く、暗くて重たいが大友克洋ファンならぜひ。
タイムスリップしてきた30歳の自分に「お前はまだ独身だ」と言われる話
タイムスリップしてきた30歳の自分に「まだ独身どころか処女だ」と言われるんだけど、その後もちょいちょい口を出してくる30歳独身処女の自分が痛くて面白い。 ストーリーも適度にしょうもなくて笑えるんだけど時々ドキッとするシーンもあって絶妙だなーと思った。
布団でもんどりうつ系少女漫画
こんなんあるわけねー!(怒)と思いつつもヒロインがかわいくてつい読んでしまう。 ほんとにかわいい(大事なことなのでry
女ってこえーってなる
マンネリ同棲彼氏と超好みなぴちぴち高校生。 自分がいい歳で結婚したいんだったらどう考えても彼氏と続けるのがいいんだろうけど、アタックしてくる高校生のまっすぐさにあてられてしまう気持ちもわかる。 自分がこういうシチュエーションにあったら浮気してしまうのかなあなんて怖くなった。 まあならないだろうけどw
『マル!』武川展子 アフタヌーン 2017年7月号
『マル!』武川展子、四季賞受賞作。 捨てられていた介護女性ロボットを拾った青年の話。 ロボットへの向けていた感情が、少しずつ変化していっているのがよく伝わってくる。そして… 審査員である鶴田謙二先生が「ここで終わるのが良い!!」とコメントしていて、「ああ、確かに笑」と思った。
『アリスと太陽』 凸ノ高秀 週刊少年ジャンプ 2017年 No.26
今週のジャンプに掲載されている読み切り漫画。 一人パソコンで楽曲制作をするだけの生活を送っている友達0男子の太陽と、帰国子女でかなり可愛いんだけど独特の空気感で人を寄せ付けない女の子アリスの音楽的な出会いを描いた漫画。 ヒロインのアリスが強引で開けっぴろげで口が若干悪くてとてもかわいいんだけどジャンプヒロインとしてはちょっと異色な感じを受けた。ただその異色な強引さがときにギャグっぽい展開を生んだり感動的な展開を作ったりしてとても良い。 面白かった
大きく時の流れが変わる時、一番純粋な者から犠牲になっていくのかもしれない
舞台は明治10年の北海道日高地方で、牧場開拓とエゾオオカミの絶滅を描いた物語である。 主人公は、未来少年コナンでもアイヌ人でもなく、北海道に入植してきた本州の子供だ。 薩摩郷士の息子なので、クマに立ち向かえるくらい肝が据わっており、エゾオオカミの一家と少しずつ交流を深めていく。 オオカミ同士がヒトの言葉でしゃべるのはご愛嬌。 もう一人の登場人物として、アメリカから呼び寄せたエドウィン・ダンという牧場技術者がいるが、この人は北海道の畜産業の発展に大きく貢献した歴史上の人物である。 アメリカから日本へ綿羊を輸送する際に、羊と寝食を共にして大事に世話し、一匹も亡くさずに運び込んだ(それどころか途中で生まれた子羊の数で増えた)というエピソードは、エドウィン・ダンが心から動物を大切に愛している人物である証拠だ。 そんな人がなぜ冷酷にもエゾオオカミを絶滅させるまでに至るのか。 そこが物語のテーマとなっている。 現代人から見るとオオカミやシカを次々と絶滅させた歴史は非常に野蛮だと思えてしまうが、この作品では人間=悪という単純な捉え方をしていないところが素晴らしい。 近代化の歴史を前に、誇り高く生きようとしても、絶滅を避けられない無力さがあったのだと思う。 良い漫画だった。
少年に読んでほしい漫画
ストリートファイトを題材にした漫画ですが、主人公が弱いところから努力で強くなっていく過程がリアルですごく好き。優しい心の主人公が、力をつけたことで内面にも変化が起きるあたりも印象的でした。 暴力というものを考える時に、中高生に読んでほしい作品です。
※ネタバレを含むクチコミです。