『ハルはきにけり』も収録
少し重たい空気感があるバンド漫画
高校生を主人公に置いたバンドの漫画って結構爽やかな空気が多いように思うけど、空電ノイズの姫君はどことなく空気感が重たいというか独特の雰囲気がある。 ギター少女の磨音は友達がいないし、綺麗な声を持っていてそのうちバンドのボーカルになりそうな夜祈子は美人すぎてクラスメートかやっかまれて転校してきたばっかりなのにすぐにいじめられている、けど、二人はそれを苦にしているわけじゃなくてどうでもいいと思っているそういうふたりの空気が作品全体に広がっているような感じがする。 まだ演奏シーンも今のところあんまりないし、バンドの結成もまだだけど、色々なものが噛み合ったらかなり爆発力のある展開が待っていそう。
『カロリーファイターあいちゃん!』谷口菜津子 月刊コミックビーム 2017年6月号
食べるのが大好きな女の子が、怪獣から街を守るためヒーローに変身(巨大化)! ヒーローとして人命救助をこなしつつも、ダイエットやDV彼氏のことで悩むアンバランスさが面白かった。 怪獣にネイルを剥がされれてメッチャ怒るところなどは、等身大の女子すぎる。。 ちなみに谷口菜津子作品といえば、トーチで連載していた「人生山あり谷口」や『わたしは全然不幸じゃありませんからね!』『さよなら、レバ刺し〜禁止までの438日間〜』の単行本もおすすめだ。 http://www.to-ti.in/product/?id=5
『絵江の変人解放運動』鈴木優太 週刊少年チャンピオン 2017年21/22・23合併/24号
全3話の読切掲載。 なぜか変人を引き寄せてしまう体質の「絵江」の、世にも奇妙でサイコホラーな物語。 想像を絶する変人たちが魅力的だった。
『○休SF大会』 コミックビーム2017年6月号
久正人パロディの「イッキュウガン」 永井豪パロディの「トンチーイッキュー」 三部けいパロディの「一休だけがいない街」 石ノ森章太郎パロディ「イッキュウの道」 一休さんでここまでパロディするか?ってくらい盛りだくさんで面白かった
翔と菜穂の幸せを願うスレ
※ネタバレを含むクチコミです。
実写化映画のキャストを予想、本当に当てたら何ができるってわけじゃないけど、とりあえずすごい褒めることは誓う
桐山零は神木隆之介さんで決定! 納得のキャスティング・・・という感じが私はしますが まだまだ未発表のキャストは、誰になるか予想しましょう
幼馴染のためにヘタレが立派な侍に成長していく話
剣術道場でボコボコにされては泣いて帰って来るのに、母親に「剣の天才だ」って嘘をついていたような小太郎が、男子が生まれなかった高高条家存続のため後継者として連れ去られてしまった幼馴染おしんのために、上司の侍から怒られたり、家老からイビられるのにもめげずに、立派な侍に成長していく話。 誰がどう見てもヘタレなんだけど、最後の最後にこいつはすごい立派な侍だって言わせるシーンがあってあそこがすごくよかった。 江戸初期の舞台設定も結構しっかりしていて、時期としては徳川幕府ができたばかりの頃だけど、当時の情勢がごたついているところが物語に結構食い込んで来て、そこらへんも面白かった。
『Myosotis』南Q太 モーニング2017年24号
モーニング35周年記念の連続読み切りCARNAVALの第6弾 タイトルは、「ワスレナグサ」の意。 南の島に嫁と旅行に来ていた男が、不思議な少女と出会う。 色々とこんがらがってしまった自分の気持ちと向き合う、シンプルながら良い読切作品だった。 ちなみに、ひらけ駒の連載も近々再開するようだ。
ドラえもん映画はどれが好き?
ドラえもんのび太と鉄人兵団がすごい印象に残ってる。 ドラえもんの映画っていつも感動するんだよなぁ!
映画のリバイバル上映だそうな
見逃していたし見に行きたい気持ち。 チケット取れるかな……。 http://natalie.mu/comic/news/232034
池田エライザ×吉沢亮で6月からドラマ配信
ドラマ版『ぼくは麻理のなか』が、6月5日からフジテレビオンデマンドで配信されらしい。 全然知らなかったからマジかって驚いてる。 そして麻理が池田エライザだったらそりゃコンビニで見かけるだけで幸せになれるわって納得感がありました。 http://www.cinra.net/news/20170511-bokuhamarinonaka
浅田真央引退に寄せたマンガ
ビッグコミック2017年vol.10の赤兵衛は浅田真央引退に寄せた漫画だった。 タンポポの花と綿毛が徐々にアイススケーターの形になっていってだんだん浅田真央になって行って浅田真央の思い出に浸る感じの漫画。面白いというかすごくよかった。
『度胸星』/『へうげもの』の山田芳裕のデビュー作
大正時代の文化と芥川龍之介にかぶれた主人公 平 徹の学生生活の漫画 主人公と周りのズレが面白いが同じ下宿にいる佐山の部屋は主人公の部屋よりもおかしいとは思ってる 下宿の大家の娘は、最高のヒロインだと主張する人がいるのはわかるな 今は文庫版も出て手に入りやすい
巻頭カラー記念 細野不二彦×庵野秀明空想科学対談&『庵野カントク会見記』
ビッグコミック2017年vol.10にバディドッグの巻頭カラー記念で細野不二彦×庵野秀明空想科学対談が掲載されている。最初のカラーページの対談だけじゃなくて、バディドッグの後ろに対談の続きと細野不二彦の1pマンガ『庵野カントク会見記』があってかなり豪華。 対談もマンガも面白かった
1巻、濃密な序章だった
※ネタバレを含むクチコミです。
現代的な賞金稼ぎの漫画
主人公が懸賞や美術展、競馬、カラオケ大会、仮装とかの大会で賞金を稼ぐ漫画 ギャンブルっぽい感じで、運の要素が強そうに見えるけどそんなことはなく、全て賞金を稼ぐために努力や計算、大会や審査委員が何をもとめているかを考えて賞金を稼ぐ 普通に働いた方が楽そうに見えるぐらい大変な職業
羽咲の顔がゲスくなってからが本番
最初の方はかわいい女の子の楽しそうな姿の方が目につく漫画だったんだけど、羽咲の顔がゲスくなってからバドミントンの試合が激しくなってきて面白い。絵もうまくて試合シーンは迫力あっていい。
『妖精症の娘』コンドウ十画 月刊ヤングマガジン 2017年5月号
受験が迫っている男子高校生と、体が手のひらサイズしかなくて羽が生えている妖精みたいな体(=妖精症)の女の子大山さんとの話。 高校三年生の受験シーズンで早々に推薦入学決めた主人公が自分の進路をちゃんと決めるところとか、大山さんとのやりとりを通じて少し世界が広がるところとかがすごくよかった。 いい読み切りの漫画だった。月間賞準大賞を受賞した作品らしいがこれが初の投稿作でもあるようで、連載が楽しみだな
『盃〜誌上最強の火曜日戦線〜』吉沢緑時 漫画アクション2017年vol.10
漫画アクションとヤングチャンピオンが2誌共同で『あしたのジロー』を連載することになった経緯というか誕生秘話を吉沢緑時が漫画にしている。 誕生秘話といっても、ヤクザとして描かれた編集長二人がタマ取ってこいって副編って命令してあわや抗争に発展するのでは?的なギャグ漫画 わかるのは、両編集長のいがみ合いはなさそうだなってことかな笑
漫画が好きなお嬢様がフリーダムに生きるお話
漫画を読むのが大好きなお嬢様、梅小路さん。 趣味の漫画を通じて、自分の世界から飛び出し、少しずつ周りの人達と関わり合いながら世界が広がってゆくお話。 梅小路さんの溢れ出る漫画愛による七転八倒ぶりに、ついつい笑っちゃう。 周りの人達が、少しだけ手を差し伸べたり、やさしく見守る様子を見ていると温かい気持ちになる作品です。 愛犬ジョンや、敬愛する作家先生(なぜかインコ)など可愛らしい動物たちが登場するのも見どころ。
水木しげる作品のおすすめ教えて!
水木しげる先生追悼…といっても鬼太郎のアニメを子供の頃みていたくらいしかよく知らないんだよね。 水木しげる作品で何かおすすめある?
好きなひみつどうぐ!
好きなひみつどうぐ、なんですか?
球界の問題児マスコットがギャグ漫画に
これは良いコラボ。スワローズのマスコットキャラつば九郎と、まがりひろあき先生の作風が完全にマッチしている。これ仕掛けた人、素晴らしい采配だ。
「ハルはめぐりて」を先に読んでいたので、祈りと署名に収録されている「ハルはきにけり」を見つけた時は驚きました。 「ハルはめぐりて」でいろんな国を旅していたハルの物語で、これまたとてもいいです。 アルゼンチンの反対のナイゼンチンを探すために図書館で地図帳を広げながら、行ったこともないナイゼンチンに思いを馳せて空想が広がっていく、森泉岳士らしいファンタジックな漫画でとても面白いです。 普通はもう読んでいるのかもしれませんが、「ハルはめぐりて」を読んだなら、こちらも読んでほしいですし、どちらも読んでいないなら、「ハルはきにけり」から読んでほしいです。