クライマックスがいい
魔界とか四天王とかいってるけど
高校生か大学生の部活のような雰囲気。 「ククク、アイツは四天王のなかでも最弱…」と言えるほどまで、まだお互いを知っていないらしい。 就任して一ヶ月なので。一ヶ月かよ! でもそのキャラクターのノリと勢いでどんどん読めてしまう。 四人とも出落ちのようなキャラクター設定なのに、話が膨らんでいっておもしろい。 実家暮らしと一言でいってもキャラクターによって、暮らしている理由はいろいろ。 実家が職場に近いなら、実家暮らしでもいいと思うんだけど、どこか気恥ずかしいらしい。 幹部になった若者たちは、実家暮らし死守しつつ、高給高待遇を甘受しつつ、今日も勤務する。 前任が全員辞めた理由もおいおいわかるようなので、そちらも楽しみ。
番外編だけどピュアなままw
進展あるかと思ったけど、仲良くラブラブですが清くピュアなまま😂
可愛くてピュア!
鴇ちゃんが27とは思えないほどピュアで可愛い。 家族の為に働いてきたけど母親の再婚がキッカケで高校生をやり直すことに。 兄弟みんながブラコンになるほど鴇ちゃんは大切にされているけど、自分しか父親をマトモに知らないという変な罪悪感みたいなものを兄弟を甘やかすことで誤魔化していた。 それがいざ自由になったら気持ちの持っていきようがなくなってしまった。 尭良は毒親の母親から全て管理されて好きな芝居も諦め気味。 鴇ちゃんと出会って前向きになって初恋も知った。 2人ともピュアピュアで可愛かった。
親友BL
これぞ王道の学生ピュアBLって感じ。 親友柚稀のことがずっと好きで高校卒業の時に玉砕覚悟で告白した琥珀はその後も親友を継続。 でもその告白で見えない何かに囚われたまま。 柚稀は女の子といても琥珀が傷つくかもと気になり琥珀が他の人と仲良ければ友達以上に気になる。 琥珀は柚稀にもし彼女ができたら告白する前のようには割り切れなくなった。 親友は親友、と拘りがあった柚稀だけど親友と恋人になっても友情が消えるわけでは無いと理解したら自分の気持ちが見えてきた。 要は琥珀を失いたくなかったってこと。 モダモダしてる2人は可愛かった😻
「あっかんべェ一休」読んでみた
長年「あっかんべェ一休」は紙版も手に入りにくく電子書籍化もされていない作品でしたが、このたびKADOKAWAから復刊されたことによってその問題がクリアされたことは大変喜ばしいことです。大判なので1冊約2000円とお高いですが、坂口尚の圧倒的な画業をこのサイズで見れるならばむしろ安いと言っていいでしょう。調べたら電子版も同じ価格だったので「おらぁミニマリストだ!」という人以外は紙で買った方がいいと思います。
推しに感謝 #読切応援
「推し活」「配信」というワードで惹かれて読みましたが、イメージとは全く違う感じのお話でした!(推し活が重点的に描写されているかつそれがプラスかマイナスに振り切れてる勝手なイメージがある…)今作に関しては推し活というのは、日常に少しだけ寄り添ってくれる添えもののような感じで描写されていて、推しとかよくわからないな~って人でも読みやすい話だと思いました。そう!まさに一本木課長のような人でも!! 若木さんの「行くと決めたのは私です」といった課長とのやりとりにも、細かいけどお互いの性格というかキャラが出ていて好きです。 推しや趣味によって毎日がいい方向に変わるのって本当素敵だな~と思います。改めて推しありがとう~~!!って気持ちになれました。
高校生は三億円を稼げる?
この高校生、情緒不安定過ぎやしないかと思ったものの、境遇を考えたら今までよくもったなという…。 理由はわからないが2年前から両親はいない。 治療に保険が効かないという妹の病気(複数)。 周りはろくでもない人たちだらけ。 お金を持っている人はお金を稼ぐチャンスが累々と集まるというけれど、お金を持っていなくて妹のためにお金が欲しい若者に対して、ひどすぎる。 さらに、妹のためなら犯罪にも手を出すという、第一話のフラグが危うすぎる。 写真記憶で、記憶力はやたらよい主人公は妹を入院させる費用を捻出することができるのか。 第二話まででも感じる、突拍子もないストーリー。今後の展開がとても木になる。
覚醒剤で人生をやりなおせ
3人の自殺志願者が集まった廃寺。 そこに、突然現れた男・レイジは祖父の遺言でその廃寺の地下にあるものをみつける。 それは、旧日本軍が隠していたという大量の覚醒剤。 しかも、かなり高品質なもの。 人生に絶望し失うものは何もない3人は、これを売って人生に再起をかけるという展開。 クスリで成り上がる系の話、最近増えてますよね。 「銭麻」とか「東京カンナビス特区 大麻王と呼ばれた男」とか。 この手の裏社会系ジャンル好きなので本作も、ドンズバでした。 この手の話はとにかく反社的な人間と駆け引きしたり、追われたりする展開がメインなのですが、本作は際立ってスリリングかつ展開が速いのが特徴だと思う。 読んでてたえずヒヤヒヤするし、やばい奴がでれば次の瞬間出会って抗争に発展するし。 あまり休む間もなく、どんどん繰り出してくるので、読んでて飽きない&緊張感がよいです。 暴力表現とか、結構、クズな親とか目を覆いたくなる描写も多いので、その点は注意が必要ですが、ハマればハマルと思います。
剣と魔法の時代、でなく「銃」と魔法の時代。
なんかすごい話題になっている漫画なので、読んでみたらおもしろい! 人類の歴史を大きく変えたものの一つ、銃。 「銃・病原菌・鉄」を読んだ衝撃を思い出す、一字違い。 そして、その変化を表すかのように、オークがめちゃくちゃ文明化されているように見える。 ダークエルフの族長視点でも、戦った120年の印象と大きく異なるらしい。 120年(エルフからしたらほんの僅かな時間かもしれない)で、大きく変わったようだ。 それから、ダークエルフはエルフより下に扱われているとあるが、闇落ちしたとか、魔族よりの〜とかいう前提はないようだ。 きっかけは、あちら側が実行してきたジェノサイド。 小説家になろう原作の、あらすじには「異世界近代歴史絵巻」とあるので、展開がとても楽しみだ。 副題が、主人公側の視点から書かれていない点も、とても歴史っぽい。「オークの国は如何にしてエルフの国を焼き払うに至ったか」でよいのに。政治を感じる。 ちなみに、こちらの世界のWW2だは山砲はバラバラにしたものを数人で担いで、大変な思いをしながら運んだそうなのだけど、このオークたちならヒョイヒョイと運んでしまいそうだなと思った。 食べる量もすごいが、パワーもあるなら、やり方を変えたらそのものが恐ろしい平気となりそう。
男女間の悩みを生物学的に説明してくれる
男女間の悩みといえば恋愛で、それにまつわる課題、例えば容姿だったり、ライバルの存在だったりを人間ではなく他の生物ならどうしているか?をわかりやすく説明してくれる。 これが純粋に面白い。 本能に近い行動だと、人間に照らしたとしても妙な納得感がある。 その生物学の説明をしてくれる、生物学部部長の女子・阿加埜(あかの)さんもキャラがたってて良い。 小さい頃の出来事がきっかけで、主人公の久慈先生に惚れているようだが、得意の生物学を活かすかと思えば、土壇場に弱くかなりの奥手だったり。 文化部なのに、後輩にやたら厳しい姿勢とか。 全体的に学園ラブコメ路線なんだけど、上記の生物学が良いフックになって、大人でも楽しめる作品だと思います。
天使と悪魔と近所の子供
羽と尻尾をもがれた悪魔が生きていて良かったと思ってくれるようにお世話をしながら一緒に暮らす天使。 事情がある近所の子供、りんと過ごすことで2人ともが人間の感情を知り惹かれあっていく。 子供を引き取るのかと思ったけど、そこはちゃんと線引きしてて良い設定なのでは?
「マンガ × 短歌」の絶妙なハーモニー。
<ログライン> マンガ家であり、イラストレーターであり、短歌が好きな大白小蟹先生の短編集。 <ここがオススメ!> 雪のように静か。冬の朝のように新鮮。自分の気持ちに触れることができるのは、こんな時かもしれないと思わされる珠玉の7作品。 あったまろうとした心冷え性のひとりか君かうみべのストーブ そんな一首を読みたくなるステキなマンガ。心が解きほぐされて、体がほんわかと暖かくなるような、そんなお話たち。 <この作品が好きなら……> ・日食ステレオサウンド https://manba.co.jp/boards/184832 ・レミドラシソ 鶴谷香央理短編集 2007-2015 https://manba.co.jp/boards/128188 ・家が好きな人 https://manba.co.jp/boards/178516
100人の奴隷の命を背負った少年
※ネタバレを含むクチコミです。
短期集中連載!!ミステリーホラー「天井裏には誰かがいる」
主人公の楽太郎はちょっと霊感がある警察官。少し前からSNSでトラブルが起きていると相談されていた山本さんというお婆さんが失踪してしまった。しかも失踪中もSNSは更新されているが、何故か発信元が確認できないという。心霊課の刑事達と一緒に山本さんの自宅に向かい、SNSにコメントすると「お世話になったけん ごアイサツしときたいけど、わたしのこと見えるんやろか?」と返信があり、何もないのに押し入れの襖が開くが、スマホのカメラ越しには人影が見えて…。 第1話のラストでゾワっとしました。山本さんの姿が肉眼で見えないということは、すでこの世の人ではないということでしょうか…?
新天地インドで生きたいように生きていく #1巻応援
宮川千賀 現在、世界で最も人口の多い国はどこでしょうか? 中国。 と言えたのは去年までの話で、2024年現在はインドが中国を抜いて1位となっています。数学に強い国民性もあり、今後インドから超巨大IT企業も続々と誕生していくのではないかと期待されています。私自身もインドの将来性に期待して少しばかり投資をしていたりもします。 本作は、そんなインドに恋人の都合で連れてこられた漫画家志望だけど、28歳フリーターのなつめの物語。 なつめの彼氏は、なまじ稼ぎが良い出世頭なだけに、なかなか芽の出ないなつめに対して家事を無意識的に強要してしまう前時代的な価値観の持ち主。 もやもやとした感情が蓄積していたところにアニメやマンガが好きで日本語を覚え、タクシードライバーとして働いているルビーとの出逢いが彼女の人生に大きな転機をもたらしていきます。 「女だから」という理由で未来を閉ざされてしまい、自分が本当にやりたいことをやれない悩みや辛さは万国共通。日本にいると自由奔放に見える国であっても、蓋を開けて見ると思いもよらないきつい縛りがあったりします。まだまだ古い価値観の残るインドでは、女性の権利や立場は今後の変化に期待するところも大きいです。 中盤で登場するアニメ制作会社のCEOビジャヤや、インド在住25年目のさつきらもまた社会において女性であることから抑圧を受けてきた者たち。そうした逆境に立ち向かって戦ってきた彼女たちの姿に勇気づけられる人も多いことでしょう。女性はもちろんですが、さまざまな理不尽を押し付けられてきた人は共感できるのではないでしょうか。 インドマンガとしても楽しめる部分がたくさんあります。 先日、『地元最高!』の作者の方がガンジス川に入って倒れたというニュースがありますが、作中にまさにこれではないかという描写が登場します(お大事にして続きを描いていただきたいです)。 またチャパティを使った家庭料理を作るシーンや、盛大に行う結婚式での写真など文化を感じられれるところもあれば、世界遺産のタージマハルにまつわるエピソードも印象的でした。クトゥブ・ミナールやアグラセン・キ・バオリなどの名所、インドのアニメ・マンガイベントの「デリーコミコン」なども行ってみたくなりました。 前を向きモチベーションをもらえる本筋と、濃厚なインドの香が立ち上るような描写が上手く融合している作品です。
インドで人生見つめ直す。
同棲中の彼がインドに転勤になり、漫画家としてあまり上手くいっていない、なつめは彼との結婚を前提にインドに行くことに。 海外に行って、こんな良い出会いあるのか?!ってくらい、良い出会いをして、人生見つめ直せたなつめちゃん。絶妙〜に彼氏さんの一言一言がチクチクチクチク刺さってなつめちゃんの心に積もってくるんだよなぁ。 それに自分の人生見つめ直せるなんて、良い時間だな〜。 異文化に触れて、分かること、知ることもある。 旅って良いな、素敵だな。 #1巻応援
また読みたい
※ネタバレを含むクチコミです。
面白いんだけど、続きが…
政治漫画というジャンル自体数が少なくそれを目的で追っかけようと思うと結構大変なのですが、この漫画は貴重な政治漫画で現代的な描写で面白いと文句なしの作品でした 過去形なのは2巻発売は2020年夏!と告知が出てから2巻が出ないまま4年が経過してしまったからです 2巻が出てまた連載が再開するのをいつまでも待ってます
可愛さと面白さの一石二鳥
※ネタバレを含むクチコミです。
ゆるくて面白い
※ネタバレを含むクチコミです。
10年以上経ったが、今でも性教育漫画の金字塔
※ネタバレを含むクチコミです。
男子の性被害の話
※ネタバレを含むクチコミです。
ノストラダムス、ビーダマン、ミニ四駆、エスパークス…… #1巻応援
1990年代に子供時代を過ごした30代にダイレクトクリティカルヒットする、筆者のカメントツさんが幼いころの思い出を描いた作品です。 ノストラダムスの大予言、恐怖の大王、流行りましたよね。『MMR』などによって極限まで終末の恐怖を煽られていた私も多分に漏れず、世界の終末がどのように訪れるのか戦々恐々としていました。今考えると、人間がいかに踊らされやすい生き物か解る事例であると思います。 ビーダマンも流行っていましたね。カメントツさんによる「なぜビーダマンが流行ったのか? それは『飛ぶ』『光る』『かわいい』という人間の根源的欲求をすべて満たしているから」という説には思わずなるほどと首肯してしまいました。キラカードや宝石を集めたり、ラピュタやピレネーの城に無性に惹かれたりするのもそういった類の理由なのかもしれません。付け加えるなら、投擲や射撃に類する行為というのは狩猟時代の本能的な名残りもあるのかもしれません。ともあれ、小島さんの改造ビーダマンなどには「やるやる!」と頷くことしきりでした。 バトル鉛筆はうちの学校でも禁止されてしまいました。バトル消しゴムまで使っていたドラクエ神推し小学生としては切なさ乱れ打ちでしたが、しかし私たちのバトエン熱はそんなことではかき消すことはできませんでした。通常の鉛筆に1〜6の数字を振って、ノートに数字に対応する効果を記すことで「脱法バトル鉛筆」を嗜んでいました。そうすると自然とオリジナル能力を考え出すことにも繋がり、ゲームとして更に進化していったのですがそうした部分でもカメントツさんのエピソードと通ずるところがあって深い共感をしました。 エスパークスに関しては、しっかり公式の許可を得ているようで綿密なストーリー解説がなされており、当時は断片的にしか知らなかった物語やキャラクターを今改めて知ることができて感謝しています。 2巻で出てくる、カードダスやそこから派生するオリジナルゲーム作りのエピソードも大好きです。冨樫義博さんなどもそうですが、ああいう時に異様に高いクリエイティビティを発揮していた人は何かしらの人物になれている気がします。遊びって大事だなぁと。 読んでいる間だけ、あのころ小学生だった自分に戻れる作品です。直撃世代の方にはもちろんですが、世代から外れている方にも「ああ、こういうものがあったんだなぁ」と楽しく読める歴史的な知識を学ぶ資料として面白く描かれているのではないでしょうか。
小学3年生の茂雄は別居していた父親と一緒に暮らすことになった。父親の花男は30歳を過ぎてもプロ野球選手になることを目指していて、茂雄は自分の父親のことを変わり者だと思っていた。1、2巻は都会育ちでクールな茂雄が花男との暮らしによって子供らしさを取り戻していく話ですが、3巻からはクライマックスに向かって展開が変わっていきます。あれよあれよという間にそうなっていくので魔法にかけられた気分になります。あのカタルシスをぜひ味わってみて欲しいです。