実録!父さん伝説

ゲイビデオ出演告白で有名なトミムラ家のお父様

実録!父さん伝説
名無し
1年以上前

以前Twitterをざわつかせた「父が昔ゲイビデオに出演していた」告白、そして現在は週刊ヤングマガジンでギャルと恐竜を連載中のトミムラコタさん。 この本は父の衝撃の告白を世間に公表したことをきっかけに、トミムラ家の常識の枠にとらわれない生き様が書籍化されたものです。 タイトルに「ゲイビデオ」と入れたほうが、インパクトあるのになァと思ったのですが、実際読んでみるとゲイビデオ出演どころじゃない伝説だらけのお父様でした。 まず職歴からしてすごい。 船乗り→刑事→イラストレーター→タクシー運転手 以上でわかるように只者ではない。 貧しいながらも明るい家族でいられたのはいつだって家族を一番に考え行動してくれたお父さんの存在があるからこそだというのがわかります。 数ある伝説的エピソードのなかでも、家族にツッコまれないまま3年間も猫耳を付け続けたエピソードがヤバいなと思いました。

くらし

今年の読むべき読切作品 #読切応援

くらし
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
1年以上前

ヤングマガジン1月期月間賞佳作&TOP賞 https://comic-days.com/episode/10834108156759295989 『ホラー漫画家は激しく嗚咽する』といい、ヤングマガジン月間賞のレベルがエグいくらいに高くないですか? https://comic-days.com/episode/10834108156738607471 彼は、何が悪くて、どうしようもない毎日をどうにもできず心を擦り減らし何処へも行けずただ傷ついていかなければならないのか。 救われなさすぎて辛すぎるけど、最後まで夢中になって読んでしまった。 『四丁目の夕日』と比較したくなるけど、似たようで違うものにも感じる。 とにかく素晴らしい読切!

EX-ARM Another Code エクスアーム アナザーコード

小説版のコミカライズ

EX-ARM Another Code エクスアーム アナザーコード
名無し
1年以上前

『EX-ARM』には『EX-ARM THE NOVEL』というスピンオフの小説版があって、それのコミカライズということらしい。小説は読んでないのですが、オムニバスで対策課のメンバーの日常を補完する内容のようです。 そんな原作なのでファンサービスの要素が強いみたいで本編より気持ちセクシーショット多めです。本編や『EXA』がハードめの展開だったので、古味先生の絵を何も考えずに楽しめるという点ではかなり最高。カワイイ女の子だけでなくアクションやメカも全力なのが嬉しいですね。 TVアニメに合わせての企画だと思いますが、EX-ARMファンなら読んで損なしかと。

うしおととら

『うしおととら』は面白いから絶対読んでおけと先輩に言われた

うしおととら
名無し
1年以上前

以前から先輩に『うしおととら』は面白いから絶対読んでおけといわれていたのだが最近の無料公開キャンペーンのおかげではじめて読むきっかけができた。1話目からヤバくて槍強いし妖怪怖いしホラー?かと思ったら主人公は明るいし根性あるし、女の子かわいいしおもしれーわこれ。

カメレオン

ハッタリと強運

カメレオン
ウマタロ
ウマタロ
1年以上前

喧嘩が弱く、いじめられっ子だった主人公・矢沢栄作がヤンキーとして高校デビューを果たし、ハッタリと強運だけで成り上がっていくサクセスストーリー。 次から次へと怖ろしく強いヤンキーに絡まれては、ハッタリを利かせた口上で相手をビビらせ、戦闘となれば狡賢く逃げまわり、最後には神風のような運を味方につけて勝利してしまう。 読者視点で見ると信じられない奇跡ばかり起きて笑ってしまうのだけど、ヤンキー目線では、矢沢が次第に大物に見えてくるから不思議。。 ピンチになっても世の中ハッタリでなんとかなるのでは?と当時は本気で思わせてくれたし、こんな強運を手に入れたいと思った。 いま考えるととんでもないストーリーだったけど、青春時代にちょっとした憧れを見せてくれた漫画だった。

それでも世界は美しい

少女の果敢さが気持ちいい素敵な作品

それでも世界は美しい
名無し
1年以上前

国のために突然大国の王のもとに嫁ぐことになった少女の話・・・なんて、王道そのものなのかと思っていましたが、このお話は違いました。勝気で勇ましい、けれど類まれな能力を持つ飾らない少女と。境遇故の苛烈さを持ちつつも、それも含めて愛に飢えた少年・・・というよりもまだまだ子どもでしかい王の、ラブコメでした。難しい問題を前に真剣さはあれど、なんだかんだと仲良くやっている幼いカップルの姿にホッコリします。主人公の二人がとっても可愛いくて、彼らの成長が楽しみ。

君に届け リマスター版

爽子のまっすぐな心を応援したくなる!

君に届け リマスター版
名無し
1年以上前

「貞子」なんて呼ばれて誤解されてる主人公の爽子が、とにかく純粋で心がきれい。だから、辛い目にあってるシーンを読むと苦しくなるし、泣けてきます。でも、その分、風早くんの格好良さと誠実さに救われます。 読んでいて、爽子がんばれ!ってまっすぐ応援できるし、成長してる爽子に感動することもたびたび。自分は爽子みたいに行動できただろうか?って思ったり、いろいろ感じることがあります。 誰でも、多かれ少なかれ、学生時代は恋愛や友人関係で、思うようにいかないことがあるはず。だから、いま中高生の人はもちろん、大人にもおすすめ。よくある学園恋愛モノと敬遠せず、幅広い人に読んでほしいです。

あぶさん

大酒のみの代打屋の人生劇場

あぶさん
名無し
1年以上前

1970年代から2014年まで連載が続いた水島新司さんの長寿野球マンガ。 主人公の代打屋「あぶさん」こと景浦安武の人生を描いた漫画です。 あぶさんは大酒飲みのため、いつクビにされるかわからない状況下で野球選手を続けるというような状態で、飲まなければやっていられないお人であります。 南海ホークスというパリーグの実在する球団(1989年に福岡ダイエーホークスに名称変更)に入り、プロ野球選手として活躍します。 南海ホークスに所属していた実在の選手も作品中に登場するので、1970年代から80年代のプロ野球パリーグが好きだった方であれば、より楽しめるのではないかと。 単行本が全107巻と、歴史が長く大変なボリュームでありますが、長い時間読んでいても飽きない面白さがあるのは間違いないです。

きらめきのライオンボーイ

きらめきのライオンボーイ

きらめきのライオンボーイ
名無し
1年以上前

槙ようこさんの作品が大好きで、愛してるぜベイベ、あたしはバンビを読んでいた時代が懐かしいです。相変わらず絵がすごく細かくて丁寧で上手です。みわちゃんが可愛いですし、桐敦君にその友達もカッコいい。こんな青春時代送りたかったなと思いつつ、キュンキュンしながら読んでいます。なんだかほっこりする作品でした。

山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記

山賊ダイアリーを読んで

山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記
名無し
1年以上前

この作者さん、あまり絵がお上手ではない。 だが、獲ってきたものをジビエ料理にしたり、それを食べているときの描写を見ていると本当においしそうで、読んでいてお腹が空いてくる。 ちなみに、銃で行う狩猟では鳥がメインで、罠猟を始めるまではカモやキジバト、ヒヨドリやカラスなどを捕ってた。

最後のレストラン

料理+禅問答漫画

最後のレストラン
野愛
野愛
1年以上前

死ぬ前に何が食べたい?を具現化してくれるレストラン。 歴史上の偉人たちが死の間際にタイムスリップして、彼らの最期の望みを叶えてくれる。 偉人たちのキャラクターが画一的でないところがまた魅力的。ヒトラーはこう、ジャンヌダルクはこう、土方はこう…という見方を覆すというほどではないけど(カエサル≒江頭2:50、ガンジー≒波平には覆されたけど)人間らしい解釈で描かれているのが面白い! 普段は超絶ネガティブで割と駄目人間な園場さんがわがままなオーダーに素晴らしい料理で答えていく様は、もはや禅問答。生とは?死とは?という根源的な問いにあくまでも軽やかに答えていく。 料理漫画なのに壮大だなと思ったけど、食事は生命活動の根本であり喜び。美味しいものを美味しいと食べられることに、生きていることに感謝したくなる漫画です。 ホタルイカのブランダードめちゃくちゃ美味しそう ホタルイカの干物ってライターで炙って食べる以外にもこんなすてきな食べ方があるんだね

この男は人生最大の過ちです【描き下ろしおまけ付き特装版】

過ちでなく正解になることを願う。

この男は人生最大の過ちです【描き下ろしおまけ付き特装版】
Pom
Pom
1年以上前

面白い。会社社長とそこで働く部下の女の子のラブストーリー。 私は社長のMキャラ好きです。たまにSっ気、男気を見せるのが、また良い。色気もある。 自分の見た目と中身と上手く使って押し引き上手にも見えます。もしかしたら、手のひらで転がしてるのは社長なのか!? そして唯のS気質は、女性としてかっこ良い。 社長に好意を持たれてて、将来玉の輿と分かっているのに中々なびかない、ブレない軸の強さ。だからこそ、社長に惹かれてる自分に気づいたら、すごく好きで逆にハマってしまいそう。 色々と妄想や想像が膨らみます。笑  二人とも、ありのままで結ばれてほしい。

透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記

自分が目にすることのない世界を、垣間見せてくれる

透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記
名無し
1年以上前

看護助手の視点からみた産婦人科を訪れる人々の色んな事情。ふだん絶対に自分が直接目にすることのない世界を垣間見せてくれます。妊婦さんの幸せな姿だけじゃない事情を抱えた妊婦、中絶後の胎児を“処理”するなどシビアな世界で、読んでいて気が重くなることもしばしば。でも、この作者さんの絵がもつ飄々とした雰囲気がそれを和らげてくれます。作者さんご自身が発達障害の苦労もあって、いろんな人の気持ちに寄り添い、入り込み過ぎず、大げさすぎず、程よい優しさをもって描くことができるのかな、と感じました。

切札勝舞はマジック:ザ・ギャザリングを使いつづける

デュエマやらんかった世界線の切札勝舞 #1巻応援

切札勝舞はマジック:ザ・ギャザリングを使いつづける
放浪者
1年以上前

「マジックは子どもにはムズすぎる!デュエマ作ろ!」という当時のウィザーズの判断はまぁ正しいと思いますが、タイアップマンガのキャラが突然別のゲームを始めるのは相当なパワープレイだったと今でも思います。 とはいえ読んでいた頃は「まぁそんなこともあるかな」と思っていつの間にやら受け入れていました。実際周りみんなデュエマ始めたし。子どもって順応性が高いんだな。 しかし大人になって思い返すとあれって結構寂しいイベントだった気がしてきます。友だちと同じゲームで遊べなくなるのってかなりドラスティックなできごとなので…。本作の中でも各キャラそれぞれ笑いを取りながらもその切迫感を訴えてくるので、色んなカードゲームを渡り歩いてきた身としてはちょっと胸にキました。 そう考えると意外と真面目な作品なのかもしれません。しらんけど。 ともあれカードゲーム好きなら間違いなく楽しめるはず。ノリはフザケてますがデュエルはそこそこ真剣に展開されるのもずるい。大体こんな感じっていう画像も貼っときますのでこれで笑った人には読んでほしいですね。

バキ

ルール無用の残虐ファイト

バキ
名無し
1年以上前

前作グラップラー刃牙では異種格闘技が主題でしたが、格闘技はルールがあるからこそスポーツ、或いは競技として成立している訳で、ならばそう言ったルールを取っ払ったならば、格闘技者はルール無用の犯罪者に勝てるのか?と言う、ストリートファイトのような戦いが主題になっています。 当然、主人公達も使える物は何でも使うのですが、彼らはあくまで格闘技者なので、最終的には素手に頼みを置くと言う哲学のような物があります。 そんな彼らが不意打ち、武器、毒、催眠術、人質等と様々な要素にあらがう様は、格闘技者達の限界はどこにあるのかと言う事を詳細に描いた傑作であると思います。

テセウスの船

粗も多いが…

テセウスの船
名無し
1年以上前

ドラマが放送されるや、たちまち人気となった「テセウスの船」。遅ればせながらこの機会に全巻を一気読みしました。家族愛とサイコキラーの対比が見事で、特に終盤にかけての展開はドキドキしながら楽しめました。ドラマから入ったので、アクションシーンが多いのかと思ってましたが、漫画版にはない演出で、わりと静かに淡々と進む感じ。集中して読んだので、いろいろと粗も気になりますし、どこかで見たり読んだ作品と被る点もありますが、それでもこの手の作品が好きなら、絶対に読んで損はありません。最後は無理やり終わらせた感もあり、どうせならもう少し引き延ばした方が良かったのでは、と思いましたが、潔く10巻というキリ良く終わらせる方を取ったのでしょう。ドラマと漫画では、微妙に中身が違うので、その辺りも見比べながら楽しめました。

黄昏の買い食い部

二人の東京「食の」心象風景 #1巻応援

黄昏の買い食い部
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

私はこの作品を電子書籍※1で読んでいますが、驚くのが唐突に現れるカラーページ※2です。 東京の街を二人の女子高生が買い食いして回るお話ですが、食べた物や食べた場所、時間や気候といった思い出が1ページの風景イラストに印象的に表現されていて、それが美しい! 使われている技法が多彩で、内容に合わせた技法や色調が目が楽しい。これはカラーページだけ絵葉書にして欲しくなる! 12ヶ月の時候に沿って、女子高生凸凹コンビが季節の物、ご当地物などを食べ歩きますが、単純に「女子高生物」ではないのも大きな特徴。名前も知らなかった二人の間に『買い食い部』という絆が生まれる、過程と未来を交互に見られるようになっていて、読み進めるほど嬉しくなってきます。 女子高生と東京散歩と美味い物が切り離せないのは『ちづかマップ』や『ぐるぐるてくてく』が証明済み。これらの作品の「美味しい物回」を凝縮したようなお話に、美麗なカラーイラストも付いたおトクな作品。どうぞご賞味あれ! ※1 単行本は『東京黄昏買い食い部』というタイトルです。電子書籍サイトでは『黄昏の買い食い部』で統一のようですので購入に問題はないと思いますが、表紙のタイトルが違っているので紙版が欲しい方のために付記します(2024.4.9追記) ※2 巻中のカラーページは、電子書籍のみのようです。カラーページをご覧になりたい方は電子書籍をお求めください。

奴隷遊戯

濃い絵柄に斬新なセンス

奴隷遊戯
名無し
1年以上前

この漫画、当時流行っていたポ〇モンGOの露骨なパロディで、奴隷(スレイブ)GOと言うアプリを主人公が手に入れてからの物語なので、一発ネタに見えるのですが、なかなかどうして面白いストーリーが展開されます。 奴隷というと卑猥な想像をしてしまうかもしれませんが、その実内容は奴隷を使った殺し合いやら何やらが始まるので、別の意味で刺激的です。 そして、ワードや擬音のチョイス、キャラの濃さなども突出しているので、ツッコミながら見れる漫画としても優秀で驚きます。 特に「ムオオオオ」と言う擬音や、セレブの癖にスーパーのハチミツを愛用する叶姉妹のようなキャラは、読者の語り草になっているようで、自分もそこで笑いました。 最初のヤマ場である戦いが「ZEX」と言う略称で、何が起きるのかと読者達を混乱の渦中に陥れたこの漫画、濃い絵柄に騙されず読んでみると色々な面白さが発見できると思います。

パパと親父のウチ呑み

「ウチご飯」ふたりの“呑みたい!”を描く

パパと親父のウチ呑み
名無し
1年以上前

1巻感想。少ない材料のお手軽料理から、時間と手間をかけたこだわり料理まで幅広く、今はこれが食べたいから作る!そして食う!呑む!ウマい!という「欲を満たす」ための最高の流れ。ストーリーの背景とも相まって、読んでてお腹が空いてくる。 とくに好きな回は、子どもたちが日中居ないときを見計らって冷蔵庫にビールとおつまみをセット。「これが終わったら飲むんだ」という思いを胸に大掛かりな掃除を一気に片付ける。汗をビッショビショにかいてからの…!!!最高ですね。性格は正反対だけど食の好みが同じなので、ふたりの結束力がここぞとばかりに高まるのが面白い。

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