沈黙の艦隊

日本が国家としてあるべき姿に気付かせてくれる作品

沈黙の艦隊
名無し
1年以上前

高校時代に友人から紹介され、壮大なストーリー展開や手に汗握る戦闘シーン、人間ドラマに夢中になってしまいました。 90年代当時は忌避されがちであった、核兵器の意味や国家とは何か?といったテーマが堂々と語られています。 戦後70年の間に日本人が失ってしまった国家の一員としての役割や誇りを思い起こさせると共に、混迷を極める現在、私たちが目指すべき場所を明確に指し示してくれる作品だと思います。

無声アイドル ウタマロちゃん

人間の興味関心は結局…

無声アイドル ウタマロちゃん
名無し
1年以上前

「何百万人のファンがいても救われない俺と そんな俺の笑顔ひとつで救われる女の子」 アイドルという仕事を端的に表したセリフかもなぁと思いました。 生死にも関わりかねない問題だらけの社会で、時間稼ぎのように芸能ニュースを垂れ流すワイドショーに嫌気がさす一方、人間の興味関心というのはいつでも他人のプライバシーに向くのだなと思い知らされる。 ウタマロちゃんの性別なんてどっちだって良い、という正解がわかっているのに、自分は最後までウタマロちゃんの性別を知りたがってしまった。人間はきっと、死ぬまでずっとこうなんだろうな…。 でも最後の最後で、そんなふうに諦めたら終わりだなと思い直せるような希望も描かれています。

将国のアルタイル

絵が綺麗

将国のアルタイル
名無し
1年以上前

とにかく背景、キャラの絵がめちゃくちゃ描き込まれていて綺麗です。絵が好きだからという理由で買い続けてる部分もありますが、もちろん物語も壮大で素晴らしい。砂漠の国で若くして将軍になったマフムートと、相棒の鷹イスカンダルが、さまざまな陰謀や策略に立ち向かうというファンタスティックなストーリーなので、男女を問わず好まれる作品だと思います。

トモダチゲーム

人間の汚い部分を描くのが上手い。。。

トモダチゲーム
名無し
1年以上前

人間の中に眠る汚い部分が これでもかと言うほど描かれていて、 段々誰を信じればいいのかわからなくなっていくのが面白いです。 最初は仲間だと思っていたやつも もしかしたら後で裏切るのではないか、 今は協力してくれているけれど、このキャラも何か裏の考えがあるのではないか、など 味方すら信じられなくなります。 お金をかけたゲームの攻略法も 自分では全く思いつかないような方法でクリアしていくので 読んでいて驚きっぱなしだった。

風光る

新撰組好きな女性以外にもオススメ!

風光る
名無し
1年以上前

女性向け新撰組漫画。新撰組の歴史にあまり興味が無いという方でも、清純な少女漫画が好きな方であればオススメです。女性らしい柔らかく清純な世界観に癒されます。風光るというタイトル通り、春の爽やかな風を感じる作品です。 それと男性キャラのカッコよさ、表情の描写もとても魅力的なので良い男に会いたい!という方にも読んで欲しいです!

コータローまかりとおる!

週刊少年マガジンの「顔」の実力を見よ!

コータローまかりとおる!
名無し
1年以上前

映画化もされ、パチンコ化もされたほど根強い人気をもつ作品ではあるが、真のエンディングは迎えないまま20年が過ぎてしまったのが「コータローまかりとおる!」の現状である。とはいえ、それは続編の話であり、本作品はきっちりと完結をしている。12年で60巻近くを出した筆の速さからくるテンポの良いギャグとアクションの連発は爽快感さえ感じることができるだろう。連載中にJAC(ジャパンアクションクラブ)全面バックアップのもと映画にもなっており、ジャスピオンの黒崎輝、ギャバンの大場健二、ビジンダーの志保美悦子、そして今をときめく大スターの真田広之がメインキャストを務めており、こちらも機会があれば視聴するのをオススメする。 週刊少年マガジンの看板作品だった頃の実力を堪能できるだろう。

親なるもの 断崖

知っておかなければいけない

親なるもの 断崖
名無し
1年以上前

貧しい時代、東北の娘達は家族のために自分の意思と関係なく身を売られた。実際に起こっていた話です。 全ての日本人、特に女性は読んで欲しいと思います。 読んでいてとにかく痛く苦しい。 ごく普通にご飯を食べられて、自分の意思で人生を生きられることがどれほど恵まれていて幸せなのか。 無意識に贅沢に生きていたことを確認出来る、そしてそのことに感謝出来る。それだけでも価値のある作品です。 そして、それぞれ色々なことを考えるでしょう。正解は無く、それぞれが正解だと思います。 精神的に強いときに読んでください。弱っているときは厳禁です!

麻雀戦争

盲目の雀鬼 獄中の嶺上開花

麻雀戦争
野愛
野愛
1年以上前

服役中に麻雀を覚えた男が無一文になりながらも雀ゴロとしてヒリヒリする勝負の世界を生き抜く姿を描きつつ、めちゃめちゃ唐突なセックスシーンが挟まりまくるこの作品 なんやかんやこういうの好きです。好きでしょ?好きなひと多いでしょ? 賭け麻雀してカモにされて全財産と妻を奪われて「あいつ!許せない」ってそもそもお前が悪いじゃん、って思うけどそんな細かいことはいいんです。 金は賭けるもんだし、女は奪われ取り戻すものだみたいな世界観。現実世界にはあり得ない話だけどそれでいいんだ!! あと扉絵が死ぬほどかっこいいです。 「盲目の雀鬼 獄中の嶺上開花」が1番かっこいい。絵もかっこいいし現時点で1番かっこいい日本語。 麻雀を全然知らずにこの作品を麻雀との出会いとするひとがもしいるならば言っておきたい。麻雀はとっても健全で楽しい楽しい頭脳スポーツです。Mリーグとか見てね。高宮さんとかゆーみんとか可愛いしかっこいいんだよ。あとお金賭けないし賭けちゃだめだからね。

中野ブギウギ

中野に行ったら会える気がする不思議な三人組 #1巻応援

中野ブギウギ
nyae
nyae
1年以上前

みれい、豊田、オメメのトリオが予想以上にいい。この3人のわちゃわちゃをずっと見ていたいという気持ちになります。 美大を2浪中のみれいも、基本は能天気で浮かれた女の子だけど、上手くいかない現実への不安と葛藤がちゃんと1巻後半に描かれていて、変な言い方だけどそれでこの漫画への信頼度のようなものが一気に上がった。 気になった方はTwitterにあがっている1話を読んでほしいのですが、2話以降、回を重ねるごとにどんどん面白くなっていきます。 https://twitter.com/nakano_bgwg/status/1145624117296545793 早くも2巻が待ち遠しい。 あ〜あ、ゆう君みたいな弟がほしいなーーー!!!

九龍ジェネリックロマンス

好きすぎた

九龍ジェネリックロマンス
mampuku
mampuku
1年以上前

漫喫で読んだ。その足で本屋で買って帰った。好きすぎた。 まずSFチックな世界で九龍城というだけで、ゲットバッカーズを読んで育った私のようなオタクに致命傷を与えるには十分だった。ディストピア感があって、謎めいた眼鏡美女(三十路)がいて、工藤もまたいかにもこういう世界観のアニメで主役やってそうなおっさんで最高。 今回のメインの男女とも「雨上がり」とはまた全然違った魅力が素晴らしい。普段の無邪気さと時折みせる陰とのギャップがいい感じの工藤はもちろん、鯨井の大人の色気とフェティシズムにはいい意味で驚かされた。 1巻のラストは衝撃的すぎてとにかく続きが気になる……

ラスト・さんぽ

ちょっぴり切ない、最後の?お散歩

ラスト・さんぽ
名無し
1年以上前

大学進学を機に一人暮らしをする女の子と、その愛犬とのお散歩のはなし。 その女の子がとにかく勉強ができないアホの子で、散歩中ずっと犬に話しかけてるんだけど喋らない犬に対してひとりでずっと話しかけ続けるのもなんかアホっぽい。 永遠の別れじゃないけど、今までずっと一緒にいたものがそうでなくなるというのはちょっと切ない。犬もいつも心で鋭いツッコミを入れながら、夏休みで帰省したきた女の子に気づいた時は嬉しそうに見えた、気もしないでもない。 この作家さんの漫画は初めて読んだけどスクール×ツクールの原作担当なんですね。吾輩の部屋であるとか気になってたので読んでみようかな。

おろち

ホラー漫画の傑作!

おろち
名無し
1年以上前

ホラー漫画界の巨匠楳図かずお先生による70年代の作品。深い人間ドラマが描かれていて、人間の心の闇を扱っています。読んでいて古さを感じさせない面白さ。絵が独特で書き込み量が半端ないので一コマ一コマが暗く恐ろしい雰囲気が醸し出されていて凄いです。恐怖を演出する手法が至るところにちりばめられていてしっかりと怖いです。ストーリーもよく練られていて、人間ドラマとしても一流だと思いました。

男子高校生を養いたいお姉さんの話

うらやましい!!!

男子高校生を養いたいお姉さんの話
名無し
1年以上前

多額の借金が原因で両親が突然蒸発してしまい一人取り残された男子高校生の実(みのる)君。 高校生にしてナゾの美人お姉さんに養われるようになるなんてうらやましい限りです。 ※ちなみにお姉さんは名前すら明かされないレベルで何も情報がありませんw 何の見返りも求めず、実君の為だけに生きていると言っても過言でないほど尽くして尽くしてつくしまくるお姉さんが女神。

ガイコツ書店員 本田さん

本屋さんとガイコツを応援したくなる

ガイコツ書店員 本田さん
名無し
1年以上前

本屋の店員さんによる本屋さんの本音や裏話、 お客様や店員仲間、出版社や取次ぎの方々とのエピソード。 それらをなぜかガイコツ姿の主人公(作者)が 主に翻ろうされる側として描いています。 なぜか主人公はガイコツ姿。 他のキャラも殆どがヘルメットや剣道の面など 被り物を装着しているのでそうなのですが、 細かい表情は見えません。 それでも普通に素の表情で叫ばれたり汗をかいている絵よりも むしろ感情の機微が伝わってくる感じがします。 そして愚痴やつぶやきや自虐的なセリフが多いのですが、 ガイコツ姿なのにというかガイコツ姿のせいでというか(笑) 深刻な暗さを感じずにすみます。 リアリティを損なわず過度に感じることもなく、 愛嬌が加わって感じられるという感じ。 本屋さんの色々な仕事の流れも解説してくれますが、 コネタをちょいちょい入れて面白く紹介してくれます。 仕事の大変さがよく伝わってきます。 同時に、作者も他の店員さんたちも、 「仕事は大変だけれども、本と本好きが集まる本屋が  好きだからやっているんだろうなあ」 ということも伝わってきます。 頑張れ本屋さん、 これからは自分が本屋に行った時は変な問い合わせを しないように心がけます(笑)。

私の町の千葉くんは。

千葉がカッコイイに尽きる!

私の町の千葉くんは。
名無し
1年以上前

主人公は、学校の先生の割に軽い気もするけど、女を強調してないから親しみが持てます。 そして千葉兄弟がかっこいい…! モテる男たちを、変に大げさな言動にせず、ナチュラルに描いてるのがよいです。かっこいい男って確かにこういう感じだよね、と思わされます。 千葉弟は、教師を翻弄する小悪魔的なキャラクターなのかと思ったら、どうやら過去にそうじゃない理由があるらしく、話の先が知りたくなります。千葉兄も、圧倒的な学校カースト上位のモテ男ならではのオーラがあって、しかも独身となれば展開が楽しみです。

約束のネバーランド

頭が良い子どもたちだな〜

約束のネバーランド
くまぞう
くまぞう
1年以上前

「ネバーランド」と聞くとついマイケル・ジャクソンを思い浮かべてしまう世代です。まわりの評判が良いので読んでみましたが、しょっぱなから続きが気になる展開が目白押しで非常に面白い。話の広げ方は、海外ドラマに似てる感じしますね。とにかく、主役の子ども達がみんな能力が高く頭が良いものだから、なんだか子どもに手を引いてもらいながら、物語の深みにハマってく感覚になりました。

咲宮センパイの弓日

テンポが気持ちいい!!

咲宮センパイの弓日
干し芋
干し芋
1年以上前

咲宮センパイは、キュートで抱きしめたくなるキャラクター♡ 謎のバイトが、殺し屋。 それも、凄腕とは・・・。 斬新!! いつもの食いしん坊で方向音痴で、マイペースなセンパイが 『お命ちょうだいいたしました。』の決り文句を言うときには、グッときます。 弓道部の後輩をバイト先まで連れて行くって面白すぎる!

のだめカンタービレ

名作

のだめカンタービレ
名無し
1年以上前

のだめも、千秋先輩も仲間や先生も、みんなキャラが立ちすぎるほど立ってるけど、それが不協和音にならずに楽しめるのは、ほんと作者の力量だと思います。振り切ったギャグめいたシーンが面白いのはもちろん、彼らの悩みや夢に感情移入して、じーんときます。漫画だと当然、音は聴こえないのに、逆に聴こえないからこそ、想像の余地があって、どんなに素晴らしい演奏なんだろうと思える良さがあります。 アニメ化もドラマ化もされて大人気でしたが、やっぱりなによりも原作の漫画の魅力があればこそ!だと思いますね。

はたらく細胞フレンド

コミュ症なキラーT細胞

はたらく細胞フレンド
名無し
1年以上前

『はたらく細胞』も気が付くと色々と増殖して、なんと少女マンガ枠にまで! 本編でも大活躍していたキラーT細胞がメインということで、少女マンガなことと『フレンド』の文字に訝りつつ読みはじめました。 白血球に負けず劣らず格好良いイメージだったキラーT細胞のイメージが大分変りました。コミュ症ゆえの外面とのギャップが面白いです。

素材採取家の異世界旅行記

なろう系の潮流とは違う異世界転生ファンタジー

素材採取家の異世界旅行記
名無し
1年以上前

厳密にはなろう系ではないのだが、昨今乱立気味の異世界転生ファンタジーものの1つにカウントしていい作品です。但し本作が他作品と決定的に違うのは「俺様つえー」、「ハーレム」要素を排除してあくまでも旅行記を主体に置いているところでしょう。このあたりの意識づけ、作風が絶妙なのが素晴らしいところです。決してそれらの要素を排除したわけではなくバランスの良さがコミカライズ版では特に目立ちます。また作画担当にもかなり恵まれたといえるでしょう。ラノベのコミカライズで重要なポイントの1つでもある作画家にも恵まれ、しっかりと場面描写が書き込まれていますが、極めてテンポよく場面が移っていき、セリフで解説させる手法が少ないためストレスを感じずに読み進んでいくことができるはずです。ラノベのコミカライズにあたっては大きくストーリーを変更させてくる作品も多い(例えば2019年アニメ化された盾の勇者の成り上がり)だけに今後どんな展開をコミカライズ版がしていくのかに注目です。

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