名無し

「何百万人のファンがいても救われない俺と そんな俺の笑顔ひとつで救われる女の子」
アイドルという仕事を端的に表したセリフかもなぁと思いました。
生死にも関わりかねない問題だらけの社会で、時間稼ぎのように芸能ニュースを垂れ流すワイドショーに嫌気がさす一方、人間の興味関心というのはいつでも他人のプライバシーに向くのだなと思い知らされる。

ウタマロちゃんの性別なんてどっちだって良い、という正解がわかっているのに、自分は最後までウタマロちゃんの性別を知りたがってしまった。人間はきっと、死ぬまでずっとこうなんだろうな…。
でも最後の最後で、そんなふうに諦めたら終わりだなと思い直せるような希望も描かれています。

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むせいあいどるうたまろちゃん
無声アイドル ウタマロちゃん
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まじかるカリナ

まじかるカリナ

何気ない日に、小さい時からずっと一緒にいた 野方カリナのおばあちゃんが亡くなった。でも、何も変わらなかった。自分も、何もかも変わらない――そう思う矢先に、彼女の前に恐ろしい怪物と、不思議なことばかり言う青年が現れる…。

人間の興味関心は結局…にコメントする
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