読みました…もんのすごく良かったです。女子高生が食べ歩くグルメ漫画としても、東京の面白いところを知れる街歩き漫画としても、そしてふたりの青春漫画としても、すべてにおいて満たされた1冊だと思いました。
発売された時は紙版で買うつもりでいたのですが、クチコミを読んで電子版を買ったところ、このカラーがないなら紙で買う意味とは…と思ってしまうほど感動。
各話にあわせたふたりのTwitterのやり取りも手が込んでいるな、と感心しました。
私はこの作品を電子書籍※1で読んでいますが、驚くのが唐突に現れるカラーページ※2です。
東京の街を二人の女子高生が買い食いして回るお話ですが、食べた物や食べた場所、時間や気候といった思い出が1ページの風景イラストに印象的に表現されていて、それが美しい!
使われている技法が多彩で、内容に合わせた技法や色調が目が楽しい。これはカラーページだけ絵葉書にして欲しくなる!
12ヶ月の時候に沿って、女子高生凸凹コンビが季節の物、ご当地物などを食べ歩きますが、単純に「女子高生物」ではないのも大きな特徴。名前も知らなかった二人の間に『買い食い部』という絆が生まれる、過程と未来を交互に見られるようになっていて、読み進めるほど嬉しくなってきます。
女子高生と東京散歩と美味い物が切り離せないのは『ちづかマップ』や『ぐるぐるてくてく』が証明済み。これらの作品の「美味しい物回」を凝縮したようなお話に、美麗なカラーイラストも付いたおトクな作品。どうぞご賞味あれ!
※1 単行本は『東京黄昏買い食い部』というタイトルです。電子書籍サイトでは『黄昏の買い食い部』で統一のようですので購入に問題はないと思いますが、表紙のタイトルが違っているので紙版が欲しい方のために付記します(2024.4.9追記)
※2 巻中のカラーページは、電子書籍のみのようです。カラーページをご覧になりたい方は電子書籍をお求めください。
読みました…もんのすごく良かったです。女子高生が食べ歩くグルメ漫画としても、東京の面白いところを知れる街歩き漫画としても、そしてふたりの青春漫画としても、すべてにおいて満たされた1冊だと思いました。
発売された時は紙版で買うつもりでいたのですが、クチコミを読んで電子版を買ったところ、このカラーがないなら紙で買う意味とは…と思ってしまうほど感動。
各話にあわせたふたりのTwitterのやり取りも手が込んでいるな、と感心しました。
おっしゃる通り、見所が多くて満足度が高いですよね!Twitterの使い方も、なんか本当にこういう人がいそうな、ちょっとリアルな感じがしました。
電書を推奨してしまうのは、紙派が多いので結構勇気がいるのですが、この作品のカラーは本当にいい表現なので(ホクサイと飯さえあれば』のカバー絵が好きな方には絶対カラーで見て欲しかったので)敢えて推奨してみました。良さが伝わってとても嬉しいです!
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