この物語はガチガチの鎧を身に纏った女騎士【オリビア】とその女騎士の弟子にして獣人の【ノア】の二人が共に成長し絆を深めていく旅路を描いた物語となっておりますがその1つ1つの描写や書き込みの情報量に加え独特なファンタジー世界の設定がTwitterやpixiv等で話題となり書籍化まで果たした話題の作品なんですよね そんな作品の特徴としまして普通のファンタジーや百合作品とは一味も二味も違った点が多く ・鎧や甲冑の重装備のガチガチの騎士や中世要素 ・獣人×年のさ×主従等の百合要素の塊 ・禍々しい魔物や独特な生き物達がいる広大な世界観 ・二人の心暖まる日常回や営みの数々 ・2刀流の構えが岸田◯ル先生のあの構え etc… と言った数々の要素が混ざりありながらもどれもが洗練されたシーンと呼べる程の高水準となっております そんな神作品を私は書籍化になる前の頃からSNS上で齧り付くようにイラストを拝見していましたが改めて1話1話を手に取って読むと鍛練や日々の営みと言った日常回は尊くも百合に彩られ、禍々しい魔物と戦う様や剣術の動きやアクションや独特なファンタジーの世界観に至るまで何もかもが素晴らしい完成度を誇っていると再認識した作品となっておりますので皆さんも一度手に取って読まれてはいかがでしょうか?
屈辱の中で少女は、溢れる怒りを抑えて笑う。その時彼女は歴史物語の主人公として、闇の魅力を放つ。 虐げられた者の歴史を、強烈に印象付ける。イランで学者家系の家に奴隷として連れてこられた少女は、そこを失いモンゴルに送られ、王子の妻に仕える。いつも大切な基盤を奪われながら、移動先で厚遇されてしまう彼女の尊厳は、複雑に引き裂かれている。 悲しみ、強い怒り、嫉妬。そんな彼女の暗さを押し込めたしたたかな笑顔に、心臓を掴まれる。 彼女を支えるのは学問。それは人生の指針でもあり、出世の道具でもあり、知らない世界への好奇心。数学や科学をモンゴルに持ち込む彼女が何を起こすのか……揺れるモンゴル帝国で彼女の心も、かなり大きく揺れ動きそうな予感がある。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ タイトルの通り。いいマンガに出会えてよかったな〜という気持ち ・特に好きなところは? 悪くもないけど、特段仲が良かったわけでもない高校3年間を経て、たいして会うわけでもなく、ひとりの結婚式をきっかけに再集結した元バスケ部の5人。当時、それぞれがどういう思いでお互いのことを考え部活生活を送っていたかが徐々に見えてくるストーリーの進め方が素晴らしい。さくらのターンが特によかった。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 表紙買いして正解でした!全1巻の作品として完璧だと思います。
この作品の舞台は国王が亡くなったにも拘わらず、王妃が権力を維持するために、王子が国王に就任しないまま数年が経ったノルン王国。 国会議員であるルーシュを兄に持つ城の書庫番の少女・ルート・カッセルは、実は様々な国の言語を操ることができるマルチリンガルでした。 そんな彼女はある日、ノルン王国の王子・エミルの従者からエミルの語学の先生になってほしいと頼まれるのですが、ルートはそれをある理由から拒否してしまいます。 ルートが依頼を拒否した理由や兄・ルーシュとの関係性、そして、エミルが王子であるにもかかわらず本職の先生ではなくルートに先生を頼もうとした理由など、登場人物の様々な事情が絡み合い、やがて物語はノルン王国全体を巻き込む問題へと波及していきます。 この作品はそんな壮大な物語が美しい絵柄で繊細に描かれていく作品です。 1巻まで読了
主人公は川に落ちた少女を助けようとして亡くなり、異世界に転生したユーリという男。 前世では両親の愛情を知らずに育った彼は、転生した異世界では牧場を営む優しい両親に恵まれ、前世から引き継いだ知識も駆使して優秀な子供に育っていきます。 そんなある日、自分の生まれた国が隣国からの侵略を受けていることを知ったユーリは、 実は武人階級であった父親の家系の事情も絡み、その戦火に巻き込まれていくことになります。 物語の序盤からとても穏やかな雰囲気で物語が進み、戦争の話が見え始めた後もユーリの振舞いは常に冷静かつ聡明で、落ち着いた雰囲気のまま展開していきます。 しかし、物語が進むにつれて徐々に戦争の影がユーリに迫ってくるのが感じられ、単行本帯の“やがて少年は─「魔王」となる”という一文も相まって、今後どのような展開が待っているのかとても気になる作品です。 1巻まで読了
鈴宮、相澤、今野、長谷川、風間という高校生5人組は、2年生の1学期の終わりに遊びに行ったとき「みんなで旅行に行きたい」という話題になり、どこに旅行に行くかで盛り上がる中、鈴宮のある一言から、卒業旅行としてアイスランドに行こうという話になります。 この作品はそんな5人の高校生活を描いていく作品です。 高校2年生という青春の真っただ中にありつつ卒業後の進路という現実も見え始めている登場人物たちの日常は、アイスランド旅行という目標を立てたことで5人それぞれの抱える悩みや問題が見え隠れし始めます。 そして登場人物が5人いることによって、問題に対して真剣に向き合っていたり、ゆるく考えていたりと、それぞれの考え方がキャラクターとしてよりはっきりと見えるようになっています。 この作品はそんな登場人物の考え方のグラデーションさえも青春の瑞々しさに溶け込んで色鮮やかに見える作品です。 1巻まで読了
この作品は、徳島から東京に一緒に引っ越してきた、ユウとサチというカップルの上京生活を描く作品です。 ずっと徳島で暮らしていた2人は初めての東京に戸惑いも見せるのですが、その戸惑いすらも面白がりながら、少しずつ東京での生活に馴染んでいきます。 基本的には仲良しだけど考え方はちょっと違うところも見える、でもそれも全部ひっくるめて楽しんでいる、そんな2人の日常はとにかく心地良くて、この2人の生活をずっと眺めていたくなる、そんな作品です! 1巻まで読了
両親を早くに亡くし、薫と舞子という双子の弟妹の面倒を見ながら、父親が作った借金をバイト代で返すという生活を送る高校生の藤本凛太郎。 彼はある日、家の前のゴミ捨て場にメイド服姿の男が倒れているのを見かけます。 その男・百合川誠のことを不審者だと思い避けようとした凛太郎でしたが、何故か誠に気に入られてしまい、双子の弟妹も誠に懐いてしまったために、凛太郎は誠をメイドとして家に住まわせることになってしまいます。 そんな彼らが繰り広げるドタバタコメディが展開されるのかと思いきや、物語が進むにつれて、誠の過去や藤本家の家庭の事情など、シリアスな展開が所々に差し込まれていきます この作品は最初の楽しい雰囲気でテンポよく読み進んでいくと、気付いたら登場人物の背景にあるストーリーに惹き込まれている、そんな不思議な魅力のある作品です。 1巻まで読了
漫画の中の雰囲気が落ち着いていて、綺麗だなと思った漫画。 一生懸命生きてきて年齢重ねて旦那さんも亡くなって立ち止まり、第二の自分の人生を歩いていくはな代さん。 立ち止まった時に鏡を見て自分は何を思うのだろうと考えた。 お化粧専門店で出会ったはな代と芳子、二人の関係は、どうなるんだろう。 お化粧して新たな自分に気づくって漫画は何個か読んだけれど、また少し違う気持ちになった作品でした。 誰かに出会って新しい自分に気付くって何歳になっても素晴らしいものですね。 #1巻応援
舞台は求人情報誌の制作部……いけない、同じような仕事をしているので胃が痛く……しかしそんな場所で、女性二人がお互いをほぐし、癒し合う。気持ちを速攻でオフィスの壁モードに切り替えて二人を見守ります。 先輩はオフィスでストレッチに余念がない人。疲れ切った後輩にも上手なマッサージを施して、癒してあげる。その代わりに持ちかけるのが、冷え性を改善するためのハグ。 長時間のブラック残業に加え身体接触で仲を深める二人。そこに営業さんやWEB担当さんが加わった恋?の駆け引きには、こちらの体温も上がる感覚があります。先輩の気遣いも素敵だけど、後輩の包容力がまた良い! 先輩後輩がお互い(のハグ/マッサージ)を求めるやり取りは、読むだけで心の新陳代謝が活性化されるなぁ……。
コウノドリの新型コロナ編。 1巻完結ですが、読めて良かった。 まだコロナワクチンも治療薬もない頃、緊急事態宣言が出されていた頃の妊娠・出産について、描かれている。 普通の日常がなくなってしまったあの頃。。 言い方伝え方など、沢山沢山考えられたんだろう。そして著者は新型コロナ編を書きたかったんだろうと想像する。 ありきたりですが、少しでも多くの人にこの漫画が届いたらいいなと思う。 #1巻応援
主人公はブラック企業の社畜中年・佐々木。 日々の癒やしは仕事帰りに立ち寄るスーパーの女性店員山田さん。 ある日、いつもの通りスーパーにいくも山田さんはおらず意気消沈。 タバコを吸おうにも喫煙所がない。 そんな中、「ここなら吸える」と従業員専用の喫煙所を案内する、少しイカツイ謎の女性・田山。 そんな感じで、佐々木と田山のタバコを吸いながらの交流がはじまるという展開。 察しの良い人はわかると思うが、佐々木の癒やしである山田さんとこの田山は同一人物。 ただ、佐々木だけはそれに気づいていない。 まぁ、ツッコミどころはさておき、この二人の関係がなんかいいなぁと思いました。 喫煙所というゆるい関係のゆるいやり取りもさることながら、正体は佐々木の想い人という仕掛けが良い感じでストーリーにメリハリをつくって、普通の日常系にはない面白さがありました。 いつもニコニコの山田さんの本性が、ちょっとヤンキー入っている田山なのもいいです。 こういうタバコミュニケーションが、減ってきましたよね。 喫煙所も、どんどんなくっていくし。 時代と逆行しているかもですが、こういう関係も改めていいなと思いました。
おばあさんがカワイイ。なんてこった、マンガでこんな体験初めてだ! ほうれい線やまぶたのたるみなどは最低限描きながら、シャンとして涼やかな描写は、ちょっとあり得ないと思われるかもしれない。でも、これは見ていて楽しい! 思えば若い女性の漫画表現だって、現実はあんなに目は大きくないし巨乳じゃないし腰は細くない。「カワイイ」は作者=読者の欲望の果てに作られた、実はあり得ない描写だと思えば、この「カワイイ高齢女性」表現もまた、作者=読者の欲望なのかもしれない。 ではその欲望とは……「年老いても輝いていたい」だろうか。 凛とした化粧品店の女性と、彼女に憧れる夫を亡くした主人公、二人の高齢女性に恋が生まれるかもしれない物語。それはオシャレと吉屋信子『花物語』を挟んで進んでゆく。 時々主人公の心に生じる、楽しく生きることを阻む夫の声。幸せだと思わされてきた自分に、本当は抑圧があったのだと気付かせてくれる女性同士の交流に、胸熱くなる。 そしてどんどん美しく、しなやかになってゆく恋する主人公。老いてからだって変わってゆける、というメッセージは、男性の私の心も明るくしてくれた。
今日の新刊で見つけて可愛かったので買ったやつ。これはNHKで夕方にアニメやるしかないレベル…!真面目で硬派な清流くんと天真爛漫な魔法使い転校生・ふぅのドタバタ小学校ライフがとにかくいい!そんで絵がかわいい〜! 途中でガチのジバニャンが出てきて驚いてしまったのですがあとがきによるとコラボ企画だったとのこと。この作品の出版社がレベル5だと知り納得しました。 児童向け作品といえば、ふぅみたいな「元気いっぱい」「ちょっぴりおバカ」キャラが主人公で、清流くんみたいなクールキャラがライバルの場合が多いですがそれが逆転してるのがいい。 清流くんみたいに落ち着いた子が主人公ということで、しっかり自分の気持ちと向き合う、内面が描かれたモノローグパートに重みがあるなぁと感じました。 ふぅのあの感じだと80ポイント貯まるのに相当時間がかかりそうですが、果たして小学校卒業までにネコミミ治せるんでしょうか?続きが楽しみです!
この作品は、クラウドサービスの技術営業担当として働く菅田 たいと(「たいと」は雲が3つに龍が3つの漢字)と、菅田に憧れて彼のいる会社に転職した宍戸礼美を中心に描かれる会社員コメディです。 会社員コメディといっても、菅田は産業スパイとの戦闘中に空間を歪ませるほどの闘気を放っていたり、宍戸のほうも元いた会社では「彼女1人が24時間働けば3人分になる」という考えの元に働かされていたりと、2人とも常人の域を遥かに超えた仕事ぶりを見せています。 そんな2人が、業務の中で発生する文字通り“予想外のトラブル”の数々をこれまた異次元の活躍で華麗に解決様を描いていく、すさまじい勢いで突き進むコメディ作品です。 1巻まで読了
大奥女中として働くお福は、仕事で失敗ばかりしていたために、将軍の正室・篤姫の食事の毒見役をさせられることになります。 場合によっては命に係わるかもしれない仕事のためストレスで辞めてしまう人ばかりだった毒見役ですが、人一倍食いしん坊だったお福は、普通なら食べることのできないほど豪華で、しかも出来立ての料理が食べられるということで毒見役を全力でエンジョイし始めます。 この作品はそんなお福と周囲の人たちの様子を描いていく、コメディもグルメも満載の4コママンガです。 1巻まで読了
※ネタバレを含むクチコミです。
物語の世界から現実世界に来てしまった「悪役」を倒すために登場人物を召喚できるマシロちゃんと、彼女の力を借りて行方不明になってしまった妹を探そうとする歩くんが主人公です。藤近先生が描く男の子と女の子はやっぱりいいですね。巻末のおまけマンガもすごくかわいいのでオススメ。
豪速球を投げるヒョロ長い女子投手が、身体を流線形にしならせる。 野球のために、人の形を捨てて気流のように最適化されてゆく身体。現代アートのような斬新でスタイリッリュな、そして野球人の夢のような投球フォームに魅了される。 そんな彼女を見つめる主人公は、やはり女子で、ぽっちゃり目のスラッガー。冷笑系の彼女は複雑な思いで「女子が野球をやること」に揺れている。 二人は女子野球部のある高校で出会い、迷いの中で切磋琢磨し、ライバルで仲間という関係を築く。野球に恋焦がれ、高みを目指す二人の熱量に引き摺り込まれる。 女子高校野球の全国大会は、実際の会場がそのまま描かれる。女子が野球をやる事の「やりにくい空気」は複雑だが現実的……とてもリアルな描写の一方で、女子たちの野球への想いは夢のように美しいが、それ故に切なくもある。 女子野球のひりつくリアルと、焦がれる夢。そんなものでできているこの作品は、とても強い。
あれほどスマホを嫌がっていた父が、二ヶ月もすれば自分で適当に操作してニュースや天気予報を見ているくらいに、人は慣れるものである。 『神さまがまちガえる』では、異常な例外事象が"常に"発生する日々が描かれるが、そこにはやはり「慣れ」がある。 起こる例外事象は様々だが、新たな事情が起こっても「またか……」とスレた人々は脱力系で、楽しんでさえいる。楽しみ方を含め、総じて緩い。 そんな中で、どうしても気になるのは、主人公の中学生男子が暮らすシェアハウスの大家。 彼女は皆が体験している不思議事象を体験できない=みんなから取り残されている。その立ち位置は、『やがて君になる』で「皆がしている」恋ができない、燈子や侑と似ている。 悲壮さや辛さの描写は無く、大家さんは平然としているが、燈子だって最初は平然としていたわけで……先行き不透明で捻くれまくった世界に、大家さんが取り残されないカギは……やっぱり主人公?
この作品は女子高生のさつきと“火星人”の少女・メイの2人組が荒廃した日本を巡っていくという物語です。 1巻で2人が巡るのは歌舞伎町や渋谷の109、池袋の水族館など東京の中心となる場所ばかりですが、その場所も人が全くおらず、完全に廃墟と化しています。 それでも2人はかつてその場所がにぎわっていた様子に思いを巡らせ、全力で“観光”を楽しんでいます。 また、2人の髪や瞳、風景などの注目するポイントはカラーで描かれていて、その色使いからも明るい印象を受ける作品です。 日本が荒廃してしまった理由や“火星人”であるメイの秘密など謎はたくさんある作品ですが、2人のほのぼのとした旅路に未来への希望が感じられる。素敵な世界観の作品です。 1巻まで読了
保育士のチエ先生は、働いている幼稚園でカヤちゃんという女の子の見張りを頼まれます。 カヤちゃんは他の園児にイタズラしたり幼稚園の物を壊したりと問題行動ばかりしていたのですが、実はカヤちゃんは幼稚園にいる怪異が見えていて、問題行動に見えていたものは 他の人には見えていないその怪異を退治していたらしいのでした。 この作品はそんなカヤちゃんと彼女の能力に気付いたチエ先生が繰り広げる物語で、可愛らしい見た目のカヤちゃんが幼稚園児とは思えない強さで怪異たちを退治していく爽快感のある活躍劇が中心の作品なのかと思いきや、それと不釣り合いとも思えるほど全力のホラー演出が至るところに待ち構えている作品です。 1巻まで読了
この世界では平安時代から“真鬼(オニ)”という名の怪物が人々を脅かし、“巫女”と呼ばれる人物と“巫女”が力を分け与えた従者が“真鬼”との闘いを続けていました。 この作品は、現代で巫女の血を引く少女・嵐舞鳥(かぜよみ)みやと、彼女を慕う従者たちが“真鬼”との死闘を繰り広げる様子を描く作品です。 “真鬼”の存在や、従者に異能力を与える巫女の力の源など、謎の多い作品ですが、和装に身を包み前線を張って戦いに挑む嵐舞鳥みやの過去と決意、そして彼女に付き従う従者たちがスーツ姿で戦うそのアクションシーンなど、ストーリーと絵の描写、その両方で魅せてくれる和風ファンタジーです。 1巻まで読了
リンジー家の令嬢として皇太子の婚約者となるはずだったクラウディアは、その婚約を破棄された上に、娼館へと売られてしまいます。 なぜクラウディアは破滅の道をたどることになったのか、それは、彼女の父親と愛人との間にできた異母姉妹であるフェルミナがリンジー家に入り込み、クラウディアを陥れるために裏で策略を巡らせていたためでした。 こうしてフェルミナという“悪女”によって“悪役令嬢”に仕立て上げられてしまったクラウディアは、ほどなくして病により亡くなってしまうのですが、再び目を覚ますと彼女はフェルミナがリンジー家にやってくる1年前にタイムリープしていました。 この作品はそんなクラウディアが未来を変えるために、フェルミナを超える“完璧な悪女”になろうとする、人生逆転の物語です。 1巻まで読了
この物語はガチガチの鎧を身に纏った女騎士【オリビア】とその女騎士の弟子にして獣人の【ノア】の二人が共に成長し絆を深めていく旅路を描いた物語となっておりますがその1つ1つの描写や書き込みの情報量に加え独特なファンタジー世界の設定がTwitterやpixiv等で話題となり書籍化まで果たした話題の作品なんですよね そんな作品の特徴としまして普通のファンタジーや百合作品とは一味も二味も違った点が多く ・鎧や甲冑の重装備のガチガチの騎士や中世要素 ・獣人×年のさ×主従等の百合要素の塊 ・禍々しい魔物や独特な生き物達がいる広大な世界観 ・二人の心暖まる日常回や営みの数々 ・2刀流の構えが岸田◯ル先生のあの構え etc… と言った数々の要素が混ざりありながらもどれもが洗練されたシーンと呼べる程の高水準となっております そんな神作品を私は書籍化になる前の頃からSNS上で齧り付くようにイラストを拝見していましたが改めて1話1話を手に取って読むと鍛練や日々の営みと言った日常回は尊くも百合に彩られ、禍々しい魔物と戦う様や剣術の動きやアクションや独特なファンタジーの世界観に至るまで何もかもが素晴らしい完成度を誇っていると再認識した作品となっておりますので皆さんも一度手に取って読まれてはいかがでしょうか?