お、1巻だ。新しい漫画だ。と軽い気持ちで読んでみたらなにこれ…!? こんな漫画待っていた…けどあっていいのか…?と複雑な気持ちを抱いたりもしたけど、めちゃくちゃ面白い。なんだこれ。 よくある異世界転生とかトリップものかな?いやそんな範疇じゃない。そうきたか…これ絶対初見衝撃受けるでしょ。 色んな意味でとんでもない話、だけど絵がしっかりそれに追いついている。話も絵もうますぎる。 1巻ラストも気になる感じで終わってるし!!早く続きが読みたい。 何も言わずとりあえず読んでみてほしい作品。
舞台は犯罪組織や殺し屋たちがはびこるクロスリバー・シティ。 そんな町の中でも「死神」と呼ばれ恐れられている伝説の男・殺し屋Xは、仲間を作らぬ一匹狼で、気に入らなければ依頼者にすら従わない暴虐非道な男だが、そんな彼を唯一従わせることのできる存在があった。 それが彼が肌身離さず身に付けている“スマートウォッチ”。 彼はスマートウォッチが設定する運動目標を達成することにご執心で、殺しの依頼を実行するために大暴れしながらも、それすらも”目標達成のための運動”と考え、依頼者や時にはターゲットすらも振り回しながらスマートウォッチが告げる目標を達成しようとします この作品はそんな殺し屋Xの様子を描くドタバタコメディです。 1巻まで読了
ややこしいなほんと!!こんなに「ややこしい」という言葉がしっくりくる漫画、そうないですよ。表紙の美麗さからは想像もできないややこしさです。 連載開始時から読んでましたがあまりにややこしいので単行本でしっかり読むために途中で読むのやめてたんですが、単行本でもやっぱりややこしかった! 女2男1の三角関係?なのですが、どちらかというと男・白柳くんに感情移入してしまって、ストレスで肌が荒れてしまう様子には心が痛みます…。でもみんなそれぞれちょっとずつ変だから、特定の誰かが悪いとかそういうのじゃないので、まあだからこそのややこしさなんですが…。ややこしくても「もう読みたくない!」にならないところが雁須磨子先生の成せる技なんだと思って読んでおります。ファーヤン購読してるので続きは連載でしっかり追いたいと思います。
朝起きたら頭に角が生えてた女子高生ルリの話。 こういう突然変異って「うわー!なんだこれ!?」「私人間じゃないの!?」って焦ったりパニックになる気がするけど、この作品は全然焦らない。お母さんがめちゃくちゃ普通に「あんた半分人間じゃないしな」ってカミングアウトしてくる。そんなローテンションなことある?? ルリはルリで普通に学校行くし、友達やクラスメイトに突っ込まれはするも嫌な感じで絡まれることはない。それがなんかちょっとシュールで笑える。けど、優しい世界だとも思う。 神代ちゃんがめちゃくちゃ可愛くて好き。
とてもポジティブさに溢れる作品で、吹き出し笑いしながら明るい気持ちになれました。 主人公は隣の幼女の〈憧れのお姉さん〉になりたい!という動機から、周囲のステキなお姉様達を観察し始める……というか、割と直接聞いている! 明るさ、素直さ、真っ直ぐさと強いフェチズムで貪欲に学び、果敢に挑戦して失敗し、グイグイ攻める様子はちょっとアホっぽいけど、周囲のお姉様達も、私も次第に絆されてしまいます。 この人、基本的に妹気質だと思うんですよね。ほっとけないというか、可愛がりたくなるというか。特に真面目で厳しい主任は意外とダメな子好きで、主人公へのデレ具合が良い! お姉さんぶったり妹のように慕ったりを繰り返す流れのどこを切り取っても笑いとトキメキしかない、最高の社会人百合コメディ誕生! (恋愛は今のところなさそう)
「僕は何人殺しましたか?」これは12人もの女性を強姦の上殺害した死刑囚・里中航平が 面会に来た記者たちに最初に訊ねる質問でした。 その質問に対し、ある記者は報道の通り12人と答え、またある記者は事件に巻き込まれて亡くなった警官を含めた13人と答えたのですが、いずれの場合も里中はそれ以上何も語ることはありませんでした。 しかし、死刑を間近に控えたある日、面会に訪れたフリーのジャーナリスト・遠坂正樹は 里中のその質問に対して“彼が望んだ答え”を返してしまいます。 その結果、遠坂は里中から、彼が起こした「もう1つの事件」について明かされることになります。 果たしてその「もう1つの事件」とは何なのか、そして里中は獄中から遠坂に何をさせようとして、それに対して遠坂はどのような行動を起こすのか、全く先の読めない緊迫のサスペンスが展開していく作品です。 1巻まで読了
この作品は酒どころ・新潟を舞台に笹倉栞・咲花柚月というお酒好きの女性2人が、 “洒落にならない話”をツマミに新潟のお酒やグルメを満喫するという作品です。 “洒落にならない話”とは、例えば仕事中にちょっとアブナイお客さんと遭遇したり、友達と久しぶりに会ったときに突然宗教の勧誘を受けたりといった、実際に体験すると怖いけれど話だけ聞くとどこか笑えるようなエピソードのこと。 お酒が入るとなぜかそんなエピソードが山ほど出てくる2人が、エピソードをネタにしながらお酒を飲む様子が描かれる、コメディとしてもグルメマンガとしても楽しい作品です また、作中に登場するお店は新潟に実在するお店ばかりなので、読むと実際に新潟に足を運んでみたくなる、そんな作品です。 1巻まで読了
Twitterの百合クラスタの一部でこの作品が話題になり(ちなみに百合ナビには非掲載)早速購入しました。 1200歳の猫又・金子さんは吊り目のスレンダー美人、でも色気無し。拾ってくれた地味な小説家・真田尾(またび)さんを毎日翻弄。押し付けがましい可愛いさアピールと尊大さが一周回ってカワイイ! 百合的ポイントは、金子さんの嫉妬心。とても猫っぽい「我を一番愛せよ!」という心をストレートに真田尾さんにぶつけるのが、笑える上にトキメキ!jpgに嫉妬すな(笑) そんな金子さんに振り回され、困惑しながら絆される真田尾さん。百合的ポテンシャルは秘めているから2巻も買い! もちろん猫あるあるも猫又あるある(喋れるからな……)も面白いコメディになっていて、猫好きもマストバイ! (私の百合判定はとても広いのでこういう書き方をしましたが、これは百合じゃないと思う人もいるでしょう。それはそれで全然いいよ。面白いよ!)
理系と文系の男女のコンフリクトというのは、高世えり子先生のエッセイマンガの理系クンシリーズも挙げられるのですが、今作でも楽しく読ませてもらいました(あちらのシリーズは恋愛から結婚、子育てや料理と様々ありましたが) 文系男子という今作は登場しないカテゴリーの存在である自分は、この種の衝突とは恐らく無縁ではあると思いますが、ただまあ他人事として「面白い」と感じることは出来ます(リケジョとの付き合い…想像できんな)。 自分の言語が通じないことでの疲労感はあると思います。ただ、決してディスコミニュケーションとはならない。それは異文化との交流のようなものであり、他者を理解するためには必要なことだと思います。同じ言語を話していても話が通じないということはありますし、それは老若男女問わないでしょう。 トラブルから始まる同居コメディ、楽しい作品でした。永田先生の次回作にも期待しています。
猿って怖くないですか? 猿好きな方には申し訳ないのですが、 自分、小さい頃から猿ってあんまカワイイと思ったことないんですよ。 リスザルやメガネザルは多少愛嬌があるとか言う人もいたけど、全然理解できなかったす。 たぶん、微妙に顔が人間似ているところとか、愛嬌どころか打算的というか小賢しい感じが好きくない理由なんだと捉えてます。 日光さる軍団の猿回しとか正気の沙汰じゃないっすよ。(なんでだよ) そして、まさに自分の気持を投影し、逆撫でしてくるような作品がでました。 それが、この作品です。 猿が人間のマネをして、人間の道具や武器を使いこなし襲ってくる話。 その習得の仕方なんですが、目をギョロギョロして道具を眺めるんですけど、それが見ていて心底腹立つんです。 なんだ、その目は!と昔の体育教師ばりに顔面平手打ちしたい。 すぐにマネできるくらい知性はあるんですけど、基本理性がないので、本能で行動している感じも余計に腹立つ。 対策として、マネされないよう武器を使う姿を見せてはいけないようなので、何もしない、我慢するだけなのですが、それも歯がゆい。 とまぁ、腹がたってばっかですが、実際内容は結構ホラーで全然笑えないです。 マネできたこと(投石や棒で殴るなど)で襲ってくる猿の容赦ない行動に村人はどんどん犠牲になっていきます。 また、舞台が江戸時代なので、火縄銃みたいな猟銃くらいしかなく、近代的な武器がないのも恐怖ポイント。 ライフルがあれば、ぶっ放したい。 主人公は温厚で優しすぎるきらいがあるようですが腕はたつよう。 まだ1巻では戦っておらず、彼が今後猿とどう戦っていくのか?気になります。 息子とか奥さん、主人公の家族が危機的な状況なのも不安です。 もし家族がこの猿たちに殺されてしまい、その怒りで、山にこもり、音を置き去りにしながら祈る時間が増えた状態まで仕上げてきて、 「この腕力までは真似できまい」 と、この世から猿達を駆逐する復讐鬼と化したら最高だと夢想します
※ネタバレを含むクチコミです。
カフェが舞台で、店長・日暮夕弥とそのバイト熊野蜜の日常コメディ。 店長は背格好が小さく女性と間違えられるほどの男性、一方、バイトの熊野は女子高生とは思えないほど大人っぽい女性。 そして、この熊野が何かと無自覚で、好意のような何か裏があるようなセリフを言うが、実際はただ何も考えていないだけというやりとりがメインのパターン。 あざといと言えばあざといし、魔性と言えば魔性。 男なら勘違いしてしまうようなことも、サラッと言ってします。 というか、もうそれ、アレですやんっと思いながら、マンマとじれったい気持ちになる。 もう、わたくし、術中にハマっております。 天然と言えば天然なのかもですが、それよりはもう少し計算高く意識的にやっていそうな感じが、なんとも新しい。 この新感覚な無自覚女子、ハヤってほしい~
3人のマダムがシェアハウスをする話。 この3人の元の関係があって、入り込みすぎない距離感もあってこそ成り立っているシェアハウスでの生活。読んでて心地良かったです。 年齢重ねても、オシャレしたり、オープンカー借りてみたり(この回が特に印象残ってた)とっても素敵。 自分の老後(ひと段落ついた頃)どうなるのかな。何て考える。 こんな風に歳重ねて、友人達と良い関係でいられたら良いなって思える作品でした。
すみれ先生は料理したくないがめちゃくちゃ好きだったので、同じ作者の新作だ!と気になっていたんですが、昨日以下の衝撃的なツイートを目にしてしまい… https://twitter.com/okubohiromi/status/1572504539110215681?s=20&t=oXp-Rd6AWM35NQIBu0NrYg こういうことって今はさほど珍しくもないんだろうなと思いつつ、たとえ中途半端に終ってしまうとしても読んでおきたいと思ったので早速読みました。(自己配信の可能性にも言及しているし…) 内容としては、地味で勤勉な主人公が異動先の部署で上手くいかず、そのうえ信じていた婚約者の浮気現場に遭遇し、挙句の果てになぜか江戸時代へタイムスリップしてしまうという始まり方です。現代の知識を持っているがゆえに、わかり易くいうと「女子力の神」みたいな存在の艶姫神様と勘違いされ、江戸女子たちの様々なお悩みを解決すべくサポートするという展開。 自分が面白いと思ったのは、出版社勤務の編集者という設定なので主人公が「女性による女性のための本を作ろう」と思うようになるところ。当時は明らかな男性優位社会。女性はサブ的扱い。そんな自分の夢や希望が叶わないことが当たり前の時代に、少しでも彼女らの日常が彩り輝くコンテンツを作ろうという方向に向かうのが良いですね。 冒頭に書いたとおり悲しい現実がありますが、少なくとも1巻ではものすごく続きが気になる終わり方をしています(そりゃそうだ)。ひとまず2巻を楽しみに待つことにします。応援しています!
人類を脅かす「グリム」という怪物が存在し、「ハンター」と呼ばれる人々の活躍により平和が保たれている世界。 ハンターに憧れる15歳の少女ルビー・ローズは、ある事件に巻き込まれたことをきっかけに、 ハンターを養成する学校・ビーコンアカデミーに飛び級で進学することとなります。 この作品はそんな彼女がアカデミーで出会った仲間たちと共に活躍する様子を描く作品です。 この作品は2013年にアメリカで制作された3DCGアニメ『RWBY』が原作で、そのストーリーは『天元突破グレンラガン』などの影響を受けているとのこと。 そんなアメリカ発の作品を日本で2Dアニメとしてリメイクした作品が現在放送中で、そのアニメをコミカライズしたのがこの作品です。 原作アニメの魅力である派手なアクションや外連味のあるやり取りなどが、マンガという表現を最大限に生かして描かれていて、原作を知らない人でも楽しめる作品です。 また、逆に原作ファンだという方にとっては、この作品オリジナルの展開が示唆されている場面があり、原作とはまた違ったストーリーが楽しめる作品になっています。 1巻まで読了
物語の始まりは巨大ショッピングモール“パンゲア”の開店前夜。 地元の女子高生 飛野 火乃子・奈々鉢 弓・春畑 未々美の3人はそれぞれ全然違う理由で 開店前のパンゲアに忍び込みます。 すると突然、パンゲアは建物ごと地面を離れ、そのまま宇宙空間へと飛び出してしまったのです。 この作品は思わぬ形で宇宙を旅することになった3人を描くSFドタバタコメディです。 パンゲアで出会うまで全くの見ず知らずだった3人なので、宇宙へと飛び立った直後は置かれた状況の特殊さも重なって衝突ばかりだったのですが、徐々に環境にも慣れてきて、また、宇宙を旅する中で新たな出会いもあり、3人は少しずつ打ち解けていきます。 今後物語が進むにつれて、3人の行く先にどんな冒険が待っているのか、どのように友情を育んでいくのか、そしてそもそも地球に戻ることができるのか、いろいろなことが楽しみな作品です! 1巻まで読了
この作品は透明人間や狼男、メデューサやフランケンシュタインなどさまざまなモンスターが人間と同じように生活している世界を舞台に、少年少女の日常を描いていくオムニバス作品です 一口にモンスターと言ってもその特徴は本当に千差万別で、登場人物たちは自分とは違う種族と過ごす日常の中で、他人との違いから生まれる悩みに直面しながらも、相手のこと、そして自分のことを理解し成長していく、そんな姿が描かれていきます。 この作品の中には普通の人間は全然登場しないんですが、どこか現実と地続きのような、とても身近な世界のことのように感じられる作品です。 1巻まで読了
元ヤンの蜂須賀すずめは高校入学を機に足抜けを図ったものの同級生の源元蛍に軽率に過去バレしてしまいます。このふたりが友好を深めていくのが尊すぎ。 蜂須賀ちゃんが元ヤンバレを防ぐための努力はけなげでポンコツでかわいいです(でもヤンキースタイルも素敵!)
表紙が爽やかで可愛らしいなぁと思って買って見たのですが、予想外に素敵な物語で読んでよかった〜と幸せな気持ちになりました! 一言で言うと「お料理大好きヤンキー×食べるの大好き女子」なのですが、2人はただ美味しくご飯を食べるだけではなく、世間からレッテルを貼られたり、体型のことで悪質ないじめを受けたり残酷な現実とも戦っているのが物語として読み応えがあり面白です。 脇役の先生は実は病気で胃を切除していて、そして主人公への酷いいじめを主導するいじめっ子にも過去にもある意味で食が関わっていそうな過去がある。 徹底して「食」がテーマに置かれているのが印象的でした。 お料理知識豊富なアシュラくんと美味しそうに食べるシズカちゃんの2人が可愛くて可愛くて……! 2人とも一見わかりやすいキャラ付けがされているように見えて、テンプレートから外れた個性が光っているのが素敵です。 この漫画がもうノーベル賞ものだなぁと思います。続きが本当に楽しみ!
表紙のあったかい雰囲気に惹かれて読んでみたのですが、期待通りの優しいほっとする人情酒場物語でした! おかみさんとりえちゃん。常連さんたち。流れのサイボーグ板前、旧文明からのお客さん。傭兵夫婦の賢者の贈り物。 戦後15年という、まだ混乱の残る時代にたくましく生きてる人々が美味しいご飯とお酒のもとに集まる温かいひととき……素敵すぎます。 大人になってからこれほど「ここに行けたらいいのに……!」と思った漫画もないです。 同作者の別のSF居酒屋シリーズもあるのですが、読みたいようなでも今はこの「春來荘(ハライソ)」のお店の雰囲気だけを噛み締めていたいような複雑な気持ちです。
表紙が洋ドラみたいでかっこいい&中川海二先生の新作ということで買ったのですが、期待どおりの面白さでした!刑事ドラマとして最高すぎる。 とりあえずあらすじ読んで!あらすじ >警察署に置かれたバケツには12リットルの血液と1本の腕が入っていた。ベテラン刑事と美人上司のバディが片腕のない男を追い詰める。男は警察にケンカを売りつけるように挑発を繰り返す。捜査を進めるほどに謎は深まり、過去に起きた事件が関連を見せ始める。 ベテラン刑事と美人上司。 この2人がどっちもかっこいいんですよ…!どっちも有能でたまらない。 ギャーギャー熱血とかじゃなくてどっしり静かに構えてて、そんな2人の前でじわじわと淡々と事件が進行していく感じが超かっこいい実写ドラマみたいな趣がある。 あまり書くことがないですね……本当にただ1巻読んで欲しい。 https://comic-days.com/episode/3269754496707955443
書店で思わず表紙買いしたけど買ってよかった。かなり面白い。 なるほどウル○ラマンが死んだ後の科学特捜隊員の話なのね。 主人公の野崎が親友の中山に義理堅く生きてる感じがかなり人間臭くて良い。 絵がうまくて効果音とかがオシャレで迫力あるし、個人的にスーパー超人より能力が足りてない脇役が頑張る話が好みだから突き刺さった。
≪朝、学校に行く前にお客さんの家に行き、お客さんを優しく起こす。そして希望があれば朝ご飯を作って一緒に食べる≫ この作品はそんなちょっと変わった”仕事”をしている高校生・比継理生と、お客さんたちとの交流を描く作品です。 料理上手で気も使える理生がいることで、朝が苦手なお客さんや忙しくて朝食まで手が回らないお客さんも心地良い朝の時間を過ごすことができる。 そんな様子を描いていく、読むと自然と温かい気持ちになれる作品です。 また、仕事の様子だけではなく、理生の学校での様子も描かれるのですが、理生の学校での人間関係と朝の仕事との間に意外な接点が生まれて、彼自身の生きる世界の広がりも感じられる作品になっています。 1巻まで読了
人々はAIに全てを監視され、生活を任せ、提示された選択を受け入れる、安心で快適な人生を選んだ。しかしそんな人生を拒む個体が現れる…… とここまで書くと、なんだか『ハーモニー』みたいですね。 平凡を好む兎の遺伝子を掛け合わせた従順な「兎人(うじん)」。月で暮らす兎人の集団から逃げ出した女の子?兎子(うこ)は、地球でもう一人の兎人女子・跳(はね)に助けられ、一緒に暮らすことに。 好きなだけ肉を喰ったり、自分で好きな物を選ぶ楽しさの反面、生活はAIがやってくれなくてメンドクサイ。でも全てが新鮮な兎子は表情が晴れやか。一方、意外と寂しがりの跳が、マーキングの習性で兎子にアゴすりすりするのはとっても百合。百合ですわ……。 新鮮な異世界を楽しむ感じは『メイドさんは食べるだけ』に近い感覚も。兎型AI(劣化版)のおもちも含め、たくさんの「カワイイ」に満ちていて、最初「ハーモニーみたい」と思ったのは何だったんだ……というくらい明るく楽しいお話でした。 しかし、どこまでも付き纏うのは「兎人であることが、バレてはいけない」こと。この設定、シリアスに振れるのか、それともコメディになるのか……。
お、1巻だ。新しい漫画だ。と軽い気持ちで読んでみたらなにこれ…!? こんな漫画待っていた…けどあっていいのか…?と複雑な気持ちを抱いたりもしたけど、めちゃくちゃ面白い。なんだこれ。 よくある異世界転生とかトリップものかな?いやそんな範疇じゃない。そうきたか…これ絶対初見衝撃受けるでしょ。 色んな意味でとんでもない話、だけど絵がしっかりそれに追いついている。話も絵もうますぎる。 1巻ラストも気になる感じで終わってるし!!早く続きが読みたい。 何も言わずとりあえず読んでみてほしい作品。