4ページだけで「いい文野紋マンガを読めたな〜」と満足できた。オタクとギャルのカップルっていいですよね。
※ネタバレを含むクチコミです。
今年2月に掲載された読切「お前は誰だ!」の続編かと思いましたが、読み返したらホクロの位置などが違うので別人の話ではあるみたいです。性の独白がテーマのシリーズものってことなのかな。今回は幼少期に性加害を受けたことがきっかけで性欲を自覚してしまい長年苦しんできた女性の話でしたが、ラストでは高齢になった主人公女性が穏やかな表情をしていた事に救われました。抽象的な表現は少し突飛に感じましたが、性の明と暗をどちらも描いていて読み応えがあります。また同じシリーズで読んでみたいです。
原作とはあんまり関係ないみたいだけど、 見ようと思います。 原作改変部分としては、主人公の同僚刑事・五味役が 黒木メイサで女性化。 小日向文世の灰川十三は悪くないと思います。
不動産屋に巨乳の女の子(保証人等なし)がやってきて賃貸を探すんだけど条件がまぁまぁ厳しくて厄介払いされそうになったところ、「お前のうちに住まわせろ」と言ってきて…という感じで共同生活が始まった エロ漫画を描いていたようで、エロいシチュエーションの描き方がうまい。これからどんな話になるのかはまだ未知数
みんな大好き?? サタノファ二 WEBに移ってから メチャメチャ 盛り上がってます! 本誌から外れるという不安を吹き 飛ばし、WEBで見事に返り咲き‼ これは マンガ史に残る偉業と言え るのではないか。 ”大アッパレ!”です。 WEB移行からの超絶ぶりを伝えて いきたいです。 移行 以降 行こう GO!GO!GOー‼
『テヅコミ』にも『メトロポリス』の二次創作を寄稿していたマチュー・バブレ氏が2016年に出版したディストピアSFです。先月に邦訳版が発売され、その電子版もこの度配信され始めました。 太陽が超新星爆発を観測しようとする青年からスタートするプロローグ。そこから100万年後のお話としてストーリーが始まるスケールの壮大さにまず惹かれます。 広大無辺の宇宙空間における、ちっぽけな人間にとってはあまりにも巨大すぎる現象も含めて、美しいヴィジュアルで物語られていきます。 バンドデシネらしい緻密な画風で、ほとんどのコマが背景までみっちり描き込まれているので物語への没入感を強く高めてくれます。コロニーの中の小さなユニットでの生活が見てとれるような描写など、好きです。 「音楽は? 文学 芸術…学問は? それは無から心の奥底から立ち現れる恩寵の輝き 人間は消費のみの存在ではない」 といったセリフに見て取れる言葉選びも好きです。 とある衝撃的なシーンと、そこで爆発する感情には大きく心を動かされました。どんな遥かな未来となりテクノロジーが進歩しようとも、人の人たる所以ら変わらないのはSFらしいテーゼを感じられるところです。 反物質、ホモ・ステラリス、アニマロイドなどさまざまなSF的単語が飛び交いながら、ドラスティックに進んでいくドラマに、気付くと夢中になってページを捲っていました。 ハードで骨太なSFを楽しみたい方にお薦めです。
小骨トモさんの2冊目となる短編集です。 それぞれ発表時に話題になった「リカ先輩の夢をみる」、「それでも天使のままで」、「あの嫌いなバンドはネットのおもちゃ」の短編3作に加え、今回の単行本で先行収録となる「先生のクモのイト」の4篇が収められています。 「先生のクモのイト」は、「あの嫌いなバンドはネットのおもちゃ」に連なる作品となっています。 全体的な読み味としては、1作目の『神様お願い』と同様です。表紙絵のようにベースの絵柄は丸っこくてかわいらしいのに対して、剥き出しの″人間″が顕にされる中身の鋭利さたるや。 最初の「リカ先輩の夢を見る」からして、精神的に余裕があるときでないと食らいすぎるので読む時分とコンディションは選びたい作品です。果てしなく深い共感と、そこに隣接する絶望的な感情。読みながら魂が汗をかき血涙を零します。 1篇だけでも抉られるのに、1冊を通読したときの痛痒感といったら。 心の瘡蓋をガシガシと剥ぎ取られ、傷口をグリグリと穿られるような、そしてそれが痛みだけではなく何か他の感情をも催してくるような。 同じ経験をした訳ではないのに、どこか記憶の奥底にある罪悪感を喚起され撫ぜられるような部分もあります。 鋭敏なセンスが昏い輝きをもって溢れている短編集で、ダウナーな気分に浸りたい方やそうした作品が好きな方にお薦めです。
本作はブッキー先生こと小児科医と、園児ふたりをかかえる、妻を亡くした夫が登場する。 幼児と乳児がいる波乱の毎日が、その生活に慣れていないかつ生真面目なお父さん視線で綴られる。 オバケメイクのブッキー先生は、土曜日に小さな医院で診察をしてくれている。 大きな病院でバリバリ働く(メイクはなし)先生だから腕は確かなのに、オバケメイクだからか医院はガラガラ。 小児科の先生って、親身になってくれるけど、忙しそうだし、小児科はいつも混んでるから気軽に行きづらい。 そんな親側の気持ちをオバケメイクで結果的に解決している。 オバケメイクを怖がる子供もいそうだけど、そこはどうなのだろう… それから、読んでいて、口コミって大切だよなとブッキー先生のもとへ通う人たちをみて思った。 土曜日で空いていて、腕は確かな小児科って穴場すぎる!
地下芸人が悪魔に取り憑かれるんですが、悪魔的な力を得てお笑い界で天下を取るわけでもなく売れずにくすぶったままで、チンピラみたいな悪魔にもてあそばれ続ける話です。正直に言うと1巻はそんなに面白くなくて2巻で打ち切りになってしまったのも納得ですが、作者が3巻まで描き加えてkindleで公開しているのを最後まで読むとちょっといいものを読んだなという気分になった。相方にも逃げられてどん底にいる主人公がふとしたきっかけで悪魔のしがらみから抜け出すんですが、ちょっとしたことに気づいて道が開けていくって人生のあらゆる場面であるよな〜って思いました。
佐橋くんが過ごす毎日はちょっぴり不思議で、でもほのぼのしていて、何だか心がホッコリするな。…アレ?おかしいな。だいぶイカレた出来事が次々起きているはずなんだけどな(笑)。懐かしさを感じる素朴な絵柄や、間の取り方や展開の早さも独特でクセになるわ!
スペリオール初登場。感情と欲望が混じり合う、4P短篇!!(ビッグコミックスペリオール2024年2号)
4ページだけで「いい文野紋マンガを読めたな〜」と満足できた。オタクとギャルのカップルっていいですよね。