忍者VS極道
タイトル通り忍者軍団と極道軍団が現代で激突! 細かい説明なんて要らない。とにかく勢いが凄い。謎のセンスで駆け抜けるぜ!あと首がキングスマンくらい飛ぶから苦手な人は気をつけろ!
トラウマから笑えない少年・忍者<しのは>、表向きはエリート会社員ながら裏では組を牛耳る極道<きわみ>。そんな2人が出会った時、300年にわたる忍者<ニンジャ>と極道<ゴクドウ>の殺し合いの炎が熱く燃え盛る!孤独を抱えた漢達による、情熱と哀切に彩られた命のやり取り。決めようか…忍者と極道、どちらが生きるかくたばるか!
なんでだろう。
どっちが正義でどっちが悪か、わからなくなる。
忍び側が正義かと思いきや。極道を潰すための人材の出し方が、よくある悪役的。
そして極道を半端なく殺ってる。生首だらけだある。
極道側は語られた歴史からみても、どうみても悪役なのに、信頼した上の人たちを忍者に殺された恨みを持つうえに、上に対する信頼が半端なく、仁義貫いて死ねるなら本望!という人たちがズラズラ。
なんだろう、どういうことだろう、何だこの展開はと読み続けて今4巻目。
感想はこれから変わるんだろうか。
それから、あらすじの殺伐感と、本編の緩急のギャップがまた良い。
情に流されたら負けるという、なかなかわかりやすい布石も相まって、戸惑いつつもこれからの展開にワクワクしてしまう。
ちなみに感想を書こうとして、マンバランキングのプリキュア漫画1位に笑ってしまった。
要所要所で、プリキュアてきな「プリンセス」シリーズが出てくるので、間違えてはいない気がする。
それに、プリキュアも戦うし、この漫画も戦っている。