佐治安人の息子が主人公
佐治の息子の佐治将太で主人公で関口将太の息子が将太朗という一見難しい感じになってる。「将太の寿司2 World Stage」とあるだけに寿司とSUSHIや食文化などの差を描きながら進んでいく。懐かしのメンバーが登場するのは嬉しいが一番好きな「笹寿司」が最後まで登場しなかった...
「日本の寿司を殲滅しにきた」と豪語するフランス人寿司職人、ダビッド・デュカスが鳳寿司に現れた。旧態依然でガラパゴスと化した日本の寿司に比べ、世界ではSUSHIが急速に進化、発展、拡大しているという。佐治の息子、佐治将太は、ダビッドの作る寿司を見て、世界へ出ることを決意。金もコネも何もなくパリへと飛んだ将太は、美食の都で未来を握ることができるのか!?
読んでいた時に感じていたモヤモヤを見事に言語化してもらったようです。とてもおもしろく感じた一方で足りない、惜しいと感じた部分があったのも確かで。
気にはなるけど想像がしにくいからそれ以上がない、そんな感じでもあったような。
そういえば前作であれだけ嫌がらせの猛威を振るっていた笹寿司、影も形もなかったような気がするのですが…話のジャマになるから消されたんでしょうか。
想像ですが、前作の「笹寿司」の役割は、パリの「ハイ寿司」と銀座の「GENESIS」で分け合うつもりだったのかもしれません。すぐに分かり合って、憎々しさは皆無でしたねぇー。