あらすじ

岩寿司の親方が昔食べたという幻の白身とは!?将太朗(しょうたろう)は、サハルとともに幻の魚を追い求める!!一方、パリの将太(しょうた)はモナミ鮨に腰を落ち着け、西堀(にしぼり)の紹介で在仏日本人の知り合いも増えてきた。順風満帆かと思われたパリでの生活だったが、将太は就労ビザの存在を忘れていた。そのままで働くと不法就労で国外退去になってしまうのだが――。
将太の寿司2 World Stage 1巻

「日本の寿司を殲滅しにきた」と豪語するフランス人寿司職人、ダビッド・デュカスが鳳寿司に現れた。旧態依然でガラパゴスと化した日本の寿司に比べ、世界ではSUSHIが急速に進化、発展、拡大しているという。佐治の息子、佐治将太は、ダビッドの作る寿司を見て、世界へ出ることを決意。金もコネも何もなくパリへと飛んだ将太は、美食の都で未来を握ることができるのか!?

将太の寿司2 World Stage(2)

パリで将太(しょうた)が戦っている頃、東京でダビッド・デュカスの旗艦店「GENESIS」が開店した。日本人とは全く異なる発想で作られた、寿司のエンターテインメント空間は日本中の寿司屋に衝撃を与える。衝撃も冷めやらぬGENESISの店先、将太は初老の寿司職人がトラブルを起こしているのに出くわす。男は佐治(さじ)の旧知の岩寿司の親方。跡取り息子がGENESISに取られたと、主張するのだが……。

将太の寿司2 World Stage(3)

岩寿司の親方が昔食べたという幻の白身とは!?将太朗(しょうたろう)は、サハルとともに幻の魚を追い求める!!一方、パリの将太(しょうた)はモナミ鮨に腰を落ち着け、西堀(にしぼり)の紹介で在仏日本人の知り合いも増えてきた。順風満帆かと思われたパリでの生活だったが、将太は就労ビザの存在を忘れていた。そのままで働くと不法就労で国外退去になってしまうのだが――。

将太の寿司2 World Stage(4)

伝統的な寿司文化衰退を恐れた寿司協会は、政府と手を組みジャパンクールの旗艦寿司店『瑞穂』設立を決定。未来を担う若手寿司職人からメンバーを選抜することになった。しかしマグロ哲の息子・清水健一郎や紺屋碧悟の息子・紺屋翠など参加者は曲者ぞろい。次世代の寿司職人たちの信念と覚悟が詰まった『瑞穂』選抜試験で将太たちは何を得るのか。そして寿司の未来は――。巨匠が描く青春群像寿司活劇、ついに大団円!!