自分の孫に転生しちゃう??
よくある転生モノなのだけど。 国の未来の危機で、どうにもならんからと言って、自分の孫に転生なんて、そんなことできるはずはな――できた。 死んだ。 生まれ変わった。 と、テンポよし。 余計なことは考えてないけない。 他人ばかりはどうにも変えられないからと、自分の力でなんとかしようとしてばかりの主人公。 三歳児になって、そこそこ喋れて動けるようになって、あれやこれやしていく。 記憶など引き継いでいるので、強くてニューゲーム転生。 死ぬ前はしなかった、学ぶこともきちんとしているので、さらに強くてニューゲーム状態。 もともとが規格外の武力なので、さらにさらに強くてニューゲーム。 規格外が規格外になっていくようすが楽しめる。 それから、転生するために薬をあおって突然死んだせいか、もとの主人公(皇帝)が神のように扱われているような。 これからいろいろなおかしなところを、幼さを武器に、あれやこれやしていくのが見どころになるんだろうか。 しかし、落ち着いた時代でどう生きて、三代目を勝ち取るんだろう。 大量の孫たちと武力戦だろうか。 今後の展開に乞うご期待。
初代皇帝が築いた国を傾かせた父を持つ三代目皇帝ティムール。本人は聡明かつ精強で子を多く儲けたものの、次の皇帝にと考えている息子の3人の息子たちは龍に怯える腰抜けばかり。未来を憂いていたところ、自分がこれから生まれてくる孫の一人になれば良いと思いつく。
世界観は中華風なのか西洋風なのか。
主人公にはイタチ兄さんみたいなゴルゴ線があって、ジジイなのか若いのか。
どれも今ひとつよくわかんないなかで、取りあえず話はテンポよく進んでいくのが、「細けえことはいいんだよ」という感じで脳死で読めて助かる。