あらすじ奴隷から天賦の才で成り上がり、一代で帝国を築き上げた、偉大なる皇帝・ティムール。二代目に相応しい息子・ミランも育ったが、120人もいる孫たちは平和ボケしてしまったのか不甲斐ない者ばかりだ。このままでは三代目で国が滅び、民が路頭に迷うことになると案じていた矢先、自らの孫に生まれ変わる方法を発見して――!? 今度は皇帝の孫として、再び皇帝を目指す! 成り上がり皇族転生。無双ストーリー開幕!!
よくある転生モノなのだけど。 国の未来の危機で、どうにもならんからと言って、自分の孫に転生なんて、そんなことできるはずはな――できた。 死んだ。 生まれ変わった。 と、テンポよし。 余計なことは考えてないけない。 他人ばかりはどうにも変えられないからと、自分の力でなんとかしようとしてばかりの主人公。 三歳児になって、そこそこ喋れて動けるようになって、あれやこれやしていく。 記憶など引き継いでいるので、強くてニューゲーム転生。 死ぬ前はしなかった、学ぶこともきちんとしているので、さらに強くてニューゲーム状態。 もともとが規格外の武力なので、さらにさらに強くてニューゲーム。 規格外が規格外になっていくようすが楽しめる。 それから、転生するために薬をあおって突然死んだせいか、もとの主人公(皇帝)が神のように扱われているような。 これからいろいろなおかしなところを、幼さを武器に、あれやこれやしていくのが見どころになるんだろうか。 しかし、落ち着いた時代でどう生きて、三代目を勝ち取るんだろう。 大量の孫たちと武力戦だろうか。 今後の展開に乞うご期待。