あらすじ奴隷から天賦の才で成り上がり、一代で帝国を築き上げた偉大なる皇帝・ティムールは、無能な孫たちにより国が滅びることを案じて自らの孫(三代目)に生まれ変わった! 今度は“皇帝の孫”として、帝国を発展させることを誓うティムールは12歳に成長。許嫁のジーナや同じ孫たちと共に過ごす穏やかな日々も束の間、帝国の反乱分子の殲滅を仰せつかる。ティムールはどう立ち向かうのか――!? 前世の“俺”とはひと味違う! 成り上がり皇族転生・無双ストーリー!!
よくある転生モノなのだけど。 国の未来の危機で、どうにもならんからと言って、自分の孫に転生なんて、そんなことできるはずはな――できた。 死んだ。 生まれ変わった。 と、テンポよし。 余計なことは考えてないけない。 他人ばかりはどうにも変えられないからと、自分の力でなんとかしようとしてばかりの主人公。 三歳児になって、そこそこ喋れて動けるようになって、あれやこれやしていく。 記憶など引き継いでいるので、強くてニューゲーム転生。 死ぬ前はしなかった、学ぶこともきちんとしているので、さらに強くてニューゲーム状態。 もともとが規格外の武力なので、さらにさらに強くてニューゲーム。 規格外が規格外になっていくようすが楽しめる。 それから、転生するために薬をあおって突然死んだせいか、もとの主人公(皇帝)が神のように扱われているような。 これからいろいろなおかしなところを、幼さを武器に、あれやこれやしていくのが見どころになるんだろうか。 しかし、落ち着いた時代でどう生きて、三代目を勝ち取るんだろう。 大量の孫たちと武力戦だろうか。 今後の展開に乞うご期待。