子供と接する人全員読んだほうがいい
マンバでお勧めされているのを見かけて読みました。 作品には、明確にADHDや自閉スペクトラム症の診断が出る子が登場していますが、診断出ないまでもそうした特性を大なり小なりもっていて、それが原因で学校に行けないいわるゆ不登校の子が増えていると聞きます。うちの子もそうです。 親の発する何気ない一言が、こどもを追い詰めている可能性を痛感させられ、胸が痛くなりました。親に限った話ではなく、学校の先生、習い事で関わる大人、親戚や近所の大人まで、こどもと接する人はみな、こどもの心情に寄り添う優しさを持ち合わせる必要があると感じました。 こどもの心という大いなる未知の領域があるということに理解が進むといいなと思います。その意味で、解説記事や文献もいいですが、知識としてだけでなく表情含めて具体的にイメージがもてるこうした作品は広く読まれるべきと思います。 ぜひ読んでもらいたいです。
発達障害=凸凹と表現もしており、様々な問題を突きつけられる。一番しんどかったのが養護施設に子どもを預けている親が面会の日に合っているふりして子どもを車の座席の下に毛布をかけて隠して、車内で過ごし子どもは車で泣いているシーン。そこに養護施設の女の子がの助け連れて帰るが子どもが車からいなくなると、親は騒ぎ子供にあなたがいい子にしていないからと罵声する。心が痛すぎる。そんなことあり得ないだろうと思うことや知らないこと、フィクションではあるがとても考えさせられる。