牛丼屋で母親に捨てられた姉弟3人が「これからどうしよう…」と途方に暮れながら自宅に戻ると家出していた父親が帰ってきていた…。設定だけ見ると悲壮感たっぷりで、ぶっちゃけると何も解決しないまま終わるんですが、嫌な気持ちになることないです。父親がどうしようもないダメ人間なんだけどキャラに愛嬌があるんだよな。なんとなくこの後みんなで普通にピザ食べそうな気がした。酸いも甘いも噛みしめてこそ家族ってことかな。牛丼屋のカウンターで並んで食べてるシーンがかっこよかったです。やっぱ演出力がいいな〜。

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ちばてつや賞の合評だったかな?で読んだんですけど。二宮志郎/二宮正明って、暗い作品しか描けなくて、担当編集者が、ムリヤリでもいいからギャグっぽいラブコメ描いてみな、って出来た作品が「リボルテック谷口」だったらしいんですよね。
…え?えっ?って、謎過ぎますが、「ガンニバル」がドラマでヒットした今では、「ドメスティックハピネス」の方向で良かったんじゃないかな、と言う感じです。

ドメスティックハピネス」は今に通じる作風ですよね!!私はまだ「リボルテック谷口」が未読なので、無理やり描かされた(?)作品と知ると尚更読みたくなりました!短編集は出ないのかな…

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鳥葬のバベル

鳥葬のバベル

壮絶な過去を抱えながら、懸命に今を生きるリサイクルショップ店員・加瀬宗助(かせ・そうすけ)。彼がようやく手に入れた、小さな幸せは、突如出現した、巨鳥・サンダーバードによって奪われた。恩師・駿河(するが)を鳥に殺されながら、どうにか生き残った加瀬は、駿河の愛娘・マリを守りながら巨鳥と戦うことを決意する。
家族ってドメスティックハピネスなものですねにコメントする