Threads を6ヶ月位やって分かったこと。

■ ブロックについて

あるカウントをブロックすると、ブロックされた方は、新しくThreadsアカウント作り直しても、ブロックされたままである。 公式発表はないけど、TLに出てきた複数ポストから、そうであろうと。
Threadsは複数アカウント作れるけど、結局元のInstagramアカウントは一つなのでそれも可能なのだろうな、と。

■ ポスト内リンクについて

一つのポストにリンクを複数貼ると、投稿に失敗する。 これは自分でも確認できた。 スパム防止と、外部サイトへの流出を嫌ってるんだろうね。 複数貼りたかったら、自己レスで、一つ一つポストしていくしかないんだろうなぁ、と。
まぁ、一つでも特定サイトへのリンク貼ったら、投稿できなかったり、シャドウバンされてしまうTwitter(現X)よりも随分マシだけど。

■ 10代青少年の閲覧について

Instagramは超初期に、いじめ画像拡散で10代の子が自殺する、という事件があって、この手のいじめやメンタルヘルスに関しては、かなり厳格な態度で接している。
でも、風化したのか、それを知らない層が入ってきたのか、まだ対応が足りないのか、裁判を起こされた。 Threadsも近々そうなるだろうなぁ、と。

Metaは、InstagramとFacebookでの十代の若者保護を強化すると発表した。自傷行為などの有害コンテンツを検索できなくなり、フォローしている相手の投稿でも有害コンテンツは表示されなくなる。

■ ActivityPub対応について

Adam Mosseri氏(Instagram/Threadsの統括責任者)が今一番注力している機能。
ActivityPubと言う分散SNSプロトコルをサポートすれば、同じ機能を持つMastodon、Misskey、WordpPress(プラグイン対応)と、フォローしたりフォローされたり、リポストしたり、いいねつけたりリプつけたりできる。

…正直要るか?とは思うんだけど、Adam Mosseri氏が、「時事ニュースや政治的な話題は積極的に扱わない(サポートコストが割に合わないからね)」「もっと友達と楽しいことを共有して欲しい」みたいなことを言っていて、まぁ、ちょっと前の「インフルエンサー!キラキラ!」のInstagramの思想の延長っすね。
個人的な考えだけど、そういうニュースや政治の話題は、他のSNSにアウトソーシングして(実際、BBCはニュース発信専用のMastodonインスタンスを持っている)、Threads単体ではそういうのは扱わない、と言う判断なのかな、と。

ちなみに、日本で大手のインスタンス、mstdn.jp、pawooは、大半の外国のインスタンスから連携を拒否されている。特にpawooのような絵描きが多いインスタンスは、世界基準だとチャイルドポルノ、セクシズム肯定と見られているのだろうね。Threadsも連携を拒否する可能性が高いね。

■ 「おすすめタブ」について

とにかく酷くて、不快な投稿が剥き出しなのである(あった)。
「能登半島の地震はHAARP!」「中国人の窃盗団が火事場泥棒を!」「大盛り頼んで残す客を晒します!」「失礼なDM送ってきた飲食店アカウントを晒します!」「撮影をドタキャンしたモデルを(略)」「美術館で馴れ馴れしそうに話しかけてくるじじいを(略)」
…日本のSNSのモラルだと、やはりこの程度か、と思っていたけど、「おすすめタブ」がぜんぜんおすすめじゃなくて不快なものばかり、と言うのはThreads全世界的な問題らしくて、Adam Mosseri氏も謝罪しとったわ。
2週間前位から、少し改善されたけど。

ThreadsがInstagramの延長であることに原因があって、Instagramだと写真撮って、加工して、ハッシュタグ考えて、キャプションの文章を考えて、…ってやってると、脊髄反射的な怒りも消えてしまうのでしょう。
後、Instagram民は、場の空気を守りたい意識が高いのか、ガンガン通報するしね。
画像の検出、タグの検出、通報の検出にはノウハウがあるのかもしれないけど、オープンな場での文字コミュニケーションに関してはそれが無いのかも。

インスタグラム責任者のアダム・モセリ氏、くだらないスレッドのおすすめを申し訳ないと語る

In a video on Friday responding to questions from an Ask Me Anything post, Adam Mosseri said Threads is aware of issues with "low-quality recommend...

英語だけど、Google翻訳で十分読める文章

もしTwitterが無くなった時の新しい場所になりそうなものは?にコメントする

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革命を目指す若者達の青春群像劇。この物語の登場人物達は決して特別ではない――。物語の舞台は1969年から1972年にかけての日本。ごく普通の若者達が、矛盾に満ちた国家体制を打破するため、革命運動に身を投じていく。それは、正しいことのはずだった……。激動の学生運動の行き着く先とはどこなのか!?全ての世代に捧げる、若き革命家達の青春群像劇。雑誌収録時から全ページにわたり、加筆修正した完全版!!

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人気のコメント

名無し
8ヶ月前
Threads を8ヶ月位やって分かったこと。 ■機能追加 「保存(ブックマーク)」「下書き」は、ほぼ全ユーザーに行き届いた。 いま、一部ユーザーにだけ展開されている機能は、「画像やニュースのフェイク自動判定」かな。 拾い物の画像をアップしたり、それをリポストする時に警告が出る。 後、開発者はInstagram相当の投稿/情報取得APIを作っているらしい。 まぁ、Threadsは基本全部出来てから、一部ユーザーに展開する時に「これを作ってるけど?」と観測気球っぽく出す、が常套手段だけど。 ActivityPub対応も既に出来ていて、アダム・モッセーリのThreads投稿とか、フツーにMastodonで読めるけど…。 ■アダム・モッセーリとマーク・ザッカーバーグが来日してた 楽しそうで良かった。 ■政治的なトピックについて アダム・モッセーリとマーク・ザッカーバーグは、Threadsで政治的なトピックを扱わない、おすすめに出さない、政治家や政府機関を優先しない、を公言している。 Instagram/Facebook は下手に出して、裁判を何度も起こされているしね…。 自分の街の市議会議員がアカウント作ったけど、反応少な過ぎて投稿を止めてしまった。 ■(観測範囲内での)漫画家のトピック 「TikTok参入する?」 「公式ブロガーはつらい」 「更年期障害がつらい」 「家を買う?買った」 「確定申告まじつらい」 「税理士どう選ぶ?」 「Twitter(現X)で拡散してもらえなくてつらい」 後、やっぱり「セクシー田中さん」と原作者、芦原妃名子、編集、出版社、テレビ局の話は断続的に出てくるね。