小説家志望の主人公が変わり者の元同級生と衝撃の再会を果たす
おもしろすぎる1話だった。清掃業の傍ら「自分には他と違うなにかがある」と信じ小説家を志すも、賞にはかすりもせずすり減る毎日を送る主人公の黒川。ある日、仕事のために赴いた個人宅は憧れの作家の家だった。しかしその作家の正体は、高校時代変わり者で凄惨ないじめの標的にされていたクラスメイトの天野だった、という衝撃の展開。 高校卒業から10年。あまりにも違うふたりの状況、そして黒川が天野宅に呼ばれた理由がまたとんでもない。びっくりしすぎて笑ってしまった。屈辱とはこのことだなと。これからこのふたり、どうなるんだろう!?
東京のどこかに隠された徳川埋蔵金のヒントはご先祖様が書き残した古文書にあると教えてくれたお父さんはヤクザに追われて焼死した…までは面白かったけど、オチが物足りなかったな。やっぱりそういう終わり方になるのはしょうがないんだろうか。フィクションだしもっと夢がある感じでもよかった気がするけどな。
尋常じゃない記憶力をもつ主人公のチズちゃんと料理上手で泉谷しげる似のおじいちゃんの関係が好きでした。