思ったことをすぐ口に出してしまう、少し空気が読めない傾向がある心理学者の主人公・天音は人とつるまない、いわゆる孤独な生活を自分なりに気に入っていた。そんな彼女が、自殺した高校時代の友人から「遺書」が届き、遺された息子と娘を引き取るように依頼される。その友人は昔から両親から虐待を受けており、葬儀での振る舞いも最悪だったために天音は子どもを守るために引き取る決意をし、たったひとりだった生活に子どもが2人も増える急展開。
1話目からけっこう心がえぐられました。心理学者の主人公は、心に傷を負った子どもたちとこれからどんな生活をしていくのか。
相手の心の中はわからない。#1巻応援
まだ1巻だけど、悠斗のこの先が心配で。 母親が自殺してしまって、友人で心理学者の清子が彼女の子供を引き取って育てていくわけだけど、そりゃとても大変なことだろう。むしろ大変なんて言葉で言ってはいけない気がする。 話が進むごとに悠斗の表情が明らかに暗くなっていってしまって、読んでいて何だか辛かったな。 心理学者と言えど一人の人間。 距離が近いと客観的に見ることができなくて、本人が大丈夫と言えば大丈夫と思ってしまうだろうし、、色々と考えさせられる作品になるのではないかなと思いました。