あらすじ心理学者の後輩・大宮と期間限定で家族契約を交わした清子。悠斗と凜音のためにも良かれと思っての決断だったが、思春期の悠斗の心は離れてしまう。周囲の混乱は4歳児・凜音の心をもかき乱し、事態は思わぬ方向へ――。清子は悩みながらも、状況を打開すべくあるお願いをするため亡き友の「毒親」に会いに行くが…!? 母親を喪った子供たちの、やり場のない感情が爆発!生と死、絶望と幸せの狭間で揺れるサイコロジカル・ファミリーストーリー、第3巻!
まだ1巻だけど、悠斗のこの先が心配で。 母親が自殺してしまって、友人で心理学者の清子が彼女の子供を引き取って育てていくわけだけど、そりゃとても大変なことだろう。むしろ大変なんて言葉で言ってはいけない気がする。 話が進むごとに悠斗の表情が明らかに暗くなっていってしまって、読んでいて何だか辛かったな。 心理学者と言えど一人の人間。 距離が近いと客観的に見ることができなくて、本人が大丈夫と言えば大丈夫と思ってしまうだろうし、、色々と考えさせられる作品になるのではないかなと思いました。